琵琶湖疎水〜その2〜

〜京滋こんなとこ〜

明治時代につくられた琵琶湖疏水。

琵琶湖2
~その1~で触れましたが、今でもされている水道用水などの利用だけでなく琵琶湖と京都を結ぶ「水運」も行われていました。

お米や、炭といった生活用品を運ぶだけでなく人を乗せての交通機関としての役割も果たしていたそうです。

その水運の名残として、1977年(昭和52年)に復元された「蹴上インクライン」があります。

落差の大きかったこの地で、船を安全に運航させるために設置された施設です。鉄道に敷かれているレールを敷き、その上に船を乗せる台車を乗せ、ケーブルカーと同じような要領で、台車を上下させていたようです。

インクラインは、地下鉄東西線蹴上駅からすぐのところなので観光で訪れ、ゆっくり散策するのにピッタリの場所だと思います。

これからの時期は桜もきれいなところです。

また、この春、
●3/28~4/19の土・日曜日
●4/25・26・29 5/2~6
に疎水の水運が試験的に復活します。

「琵琶湖疏疎水通船 試行船体験ツアー」として大津~山科~蹴上の7.8km 約60分など他2コース。一般の方の乗船もできるようです。(要予約)

詳しくはJTB西日本京都支店HPでご覧ください。

今は、あくまで試験段階なので、近い将来、気軽に観光として乗船できることが楽しみです。