3秒間振り向かせるデザインを作ろう!!

今朝、出勤する時に、いつものように大阪市営地下鉄・御堂筋線の車両に乗車すると車両に入った途端!!

「誰か?いたずらして吊ビラ破っているじゃん!!」

って思わせるような、吊ビラを見つけました。
この吊ビラは、海遊館の「シャークワールド」のイベント告知の吊ビラだったのですが・・・!?

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車両に乗って、この吊ビラを見た時に、真っ先に目に入ってきたので、破れて「いたずらされて不細工だなぁ?」と思って、何気なく見ていたら、車内の他の吊ビラもよく見ていると、同じように破れている。

「あれ?」

これって、デザインなの?
サメの口元を見ると、紙の破れているところをくわえているではないですか? 裏側はどうなっているんだろう? と見てみると・・・IMG_7368

裏側は「シュモクザメ」? っていうのでしょうか?
表裏別版印刷で、シュモクザメも同じように、紙の切れっぱしをくわえている。車内の使用されている吊ビラも他の種類の吊ビラがつくことなく、この海遊館の吊ビラに絞られ、統一されて取り付けられているので、連続感の迫力もあるし、この「シャークワールド」を見に、海遊館に久々に行ってみようかな? って感じました。

途中で、別のラインの四つ橋線に乗り換えたのですが・・・

IMG_7373   大阪市営地下鉄・御堂筋線

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大阪市営地下鉄・四つ橋線

四ツ橋線では、御堂筋線のような横長の吊ビラは展開されておらず、普通のサイズの吊ビラでしたが、やはりデザインは同じでしたが、片面印刷なので、御堂筋線のようなイメージはありませんでした。

昨日もお話ししたのですが・・・
ベテランのデザイナーさんとお話しをしている時に、当社のようなお店の店頭で使用する販促ツールをデザインしているようなデザイナーは、

「3秒間、お客様の視線を立ち止まらせる」

ことを考えながら、デザイン制作を進めていかなければならないといわれていました。
なぜ3秒間かというと、私たちの業界でよくいわれることは、公共の場のデザインで 「お客様の目にとまる時間は、長くても3秒程度」 といわれています。ましてや日頃、店頭を見ていても、いろいろな種類のフォーマットから作られた販促物が、店頭の商品やサービスを利用していただくために展開されています。
そこにひとつのルールがあればいいのですが、売場の担当者が手書きで作ったものから、我々のような業者が依頼されて制作したもの、またメーカーからのツールと様々なフォーマットが異なり、形状も異なる多くの告知ツール、販促ツールがあります。

「立ち止まってみますか?」

おそらく多くのお客様が、そんなPOPって見ていないと答えられる方が多いのではないでしょうか? 必要で買いたいものの売場では立ち止まるでしょうが、POPなどに目線がいって、立ち止まることはありません。
私は、そのお店が売れているか? 売れていないか? POPなどの多さがひとつのバロメーターと思っています。POP、販促ツールは、商品が売れない、売上が悪い時ほど、比例して多くなるんです。
逆効果 なんです。
なぜ付けるか? というと売場の担当者が、付けることによって、「不安から解放されるからなのです。これだけ付けたから、売上が上がるだろう」という・・・
売場の担当者が、

逆に「これいいですよ!!」「これオススメ!!」

ということが、POP、販促ツールが見た方に伝わらない売場になっているのです。
物があふれている時代です。サービスを利用する人や店頭で商品を購入されるお客様からすれば、余程じゃないと、立ち止まって3秒間見ることはないと思います。
そこで、私はデザイナーじゃないので、デザイン面からは、「口デザイン」的な話はしますが、技術的なお話しできませんが、逆にお客様の立場で感じるPOPをまとめておきたいと思います。

1. 文字数少なく

よく店頭のPOP、販促ツールを見ると、文字がいっぱい記入されたツールがあります。それって、自分が店頭で見た時に、読むか? 考えてほしいのです。まず余程、興味がないと読まないと思います。
サイズによって、字数は異なると思うのですが、字数は少なく、簡単に伝わるように、キャッチコピーをしっかりしたいものです。

2. シズル感を伝えよう

たとえば食品なら、この食品を購入してもらえれば、こんなにおいしいとか? こんな料理に使えるとか? 伝えるようなツールがあればいいですね。 売場の担当のパートさんに経験上の思いをPOPに入れてもらうのもいいかも・・・?
非食品なら、この商品を買えば、生活がこんな風に変わるとか? この商品はこんなに便利なんですよなど、お客様が購入されてからの生活のイメージが出来るようなものがいいと思います。
この「シズル感」を伝えることによって、共感が生まれ、一度、買ってみようという気持ちにつながるものです。

3. モチーフ、画像はアイキャッチにつながりやすい

やはり商品POPなどは、モチーフ、画像があったほうがわかりやすいですし、アイキャッチ度も グッと上ります。ただ食品売場で、よくレシピなどをPOPを見ますが、画像をしっかりのせて、細かい文字を入れているのは、読めないと思います。
逆に、そのレシピに必要な食材のイラストでも入れたらいいのではないでしょうか?

という感じで、「3秒でお客様に伝わるPOP、販促ツールのデザインの作成を進めていきたい」 と思います。
日々努力ですね!!

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝


デザイナーって、個性とこだわりは持つべきだ!!

昨日も暑かったですが、今朝も湿気がかなり高く暑い朝です。
昨日は、会社のデザイナーの若いメンバーとデザイン経験歴の長い方の事務所にお伺いさせていただき、ざっくばらんにお話しを聞かせていただきました。そんなことを今日は、記しておこうと思います。

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起業以来、グラフィックデザインを中心にして、企画、ツールの制作を行ってきました。どうやって売場のイベント展開や商品にお客様の目をキャッチできるか? 業務を進めてきました。
デザイナーの目を高めるために、リサーチなどの業務も合わせて、進めてきたのですが、デザイン、有名な絵画も同様ですが、人によって、評価もわかれるものです。
ただ自分の作りたいデザインを業務で追われ、忙しい中、絶えず考えて制作してみるように伝えてきました。
そんな考えをずっと抱いていたのですが、昨日、お話しを聞いて、間違っていなかったかな? と感じました。
ただ、そうじゃないよという人もおられると思いますが、私の思うデザイナー像を記していきたいと思います。

デザイナーとか? プロデューサーとか? ディレクターとか? 横文字の役職の職業って、傍から見れば、名刺でも交換すれば、「お!! デザイナーか?かっこいいなぁ?」 って感じるものです。
でも私もずっと抱いていますが、売場のPOPをオペレートしながら作成するメンバーの姿を見て、ずっと「これでいいのか?」と思っていました。

お話しをさせていただいていて・・・
そのようなデザイナー方は、デザイナーではなく、「サラリーマンデザイナー」「やっつけデザイナー」「オペレーターデザイナー」 って言われて、決まった型に要素を放り込んで、作成していくので、デザイナーじゃないって、明確に言われました。

●それではデザイナーって・・・

1. デザイナーは、「こだわり」 を持て!!

人から批判されても、自分が思うデザインを作成する強いこころを持つべきだと。やはりデザインは、人によって、見方が違う、評価が分かれるものです。
ただ機械的にデザインを組んでいても、便利使いで、個性も何もない。
やはり相手が、感じる、感じないは別にして、たとえば3案デザインを制作しなければならないとしたら、自分の思う案を、1案組み込んでみるべきなんだなぁ? と起業当初、私が言っていたことと同じことをいわれていました。お話を聞いて、改めて自分のデザインを制作してチャレンジする大切さをメンバーも感じたのではないか?と思います。

2. デザイナーの「こだわり」は、価値につながる!

デザイナーは、こだわりを持って、制作を進めながら、個性や特徴を出していくことによって、「このデザインなら、あの人に頼もう」 と頼りにされるようになるようにしていかないと、デザイナーとは言わないとのことでした。 だからかっこいいんだとのこと!!
それが 「価値につながるんだ」 と・・・ なぜ大手の企業が、高い金を出してなぜ大手の広告代理店を利用するか? そこには、その大手広告代理店に 「ステータス」 があるということでした。
デザイナーも、そんな価値を評価されるように、こだわる部分は、こだわるべきだと言われていました。

3. デザイナーは、「遊びこころ」を持て!!

デザイナーは、たとえば「映画」を見たり、「美術館」に行ったりして目を養いながら、世の中を知らないといけない。また楽しんでいないと、デザインにちょっとした遊びこころが出てこないので、制作されたデザインをみてもおもしろくないとのこと。
たとえば、商店街や電車の吊ビラなどを見て、自分だったらこんなデザインして、思いを伝えるけどなぁ? という思いを膨らましながら、対応できるようにしていけば、それが 「イメージトレーニング」 と同じような状況につながるんだということで、なるほどなぁ? って感じました。
やはり楽しいみながら、そんな仕事が回ってきた時に、すぐに発想ができるということは、素晴らしいと思いました。

4. デザイナーは、「営業にいきなさい」!!

営業に行って、お客様の話しを聞いて、まず自分がこだわったデザインがお客様に気持ちが通じているか? 制作したデザインに対してのお客様の評価をダイレクトに聞くことにより、修正業務がスムーズにできるように対応していく。
おそらくこのお話しをお聞きした中に、第三者から見た目も養いなさいという思いも伝えたかったのではないか? と思います。

ほんとうにお話しを聞いていて、起業して私がいってきたことは、デザイナーを育てていく上で、間違っていなかったかな? と改めて感じました。

会社の業務で、商品、人、会社をメイクして、お客様の思いを実現できていくように導くことが、メインの柱として、今後、取り組んでいきたいことです。

特に、デザインは、それぞれの価値を、第三者に伝えて、お客様の抱いておられるイメージを実現させていく上で、当社でも重要な業務です。
今回、ベテランの第一線でバリバリにやられている方のお話しだったので、きっと当社のデザイナーも気持ちを引き締めて、業務を遂行して、いいデザインを立案・制作していくと思います。

今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝


幸せとは金持ちになったり、偉くなったりすることだと考えている人が多い (幸せのヒント2)

ここ数日、真夏を感じる日々が続いていますね。
でも真夏といっても、日本では、四季があるから、成り立っているビジネスもあるわけですし、また今日のテーマ 先日の見た映画の「しあわせはどこにある」 から「幸せとは金持ちになったり、偉くなったりすることだと考えている人が多い」 というヒント2を考えてみたいと思います。

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今日のテーマ

●金持ちになったから
「大好きな高級デザイナーズブランドの服が買える」
「おいしい高級ディナーをたくさん食べれちゃう」
「海外旅行にも行けちゃう」
「高級車が買えちゃう」

●偉くなったから

ということで幸せって、感じる人は、最近は少なくなったのではないか? と思います。

アメリカのプリストン大学教授の調査データなのですが・・・
「約7万5,000ドル(7/24 123円 約922万円)までは、年収が低いほど感情的な幸福度は低下し、ストレスが上昇する。だが、約7万5,000ドルを超えると、必ずしも収入が多いほど幸福度が増したり、ストレスが和らぐとは限らない」 というデータがあります。

年収が増えると生活への満足度は、今まで経験できなかった生活ができるので高まっていくでしょうが、幸福度は、一定収入を超えると逆に、頭打ちになるというデータが出ているのには驚きました。

● JB PRESS 「お金では買えない幸せを手に入れるための方法」
       http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43989
             ※興味のある方は、参照ください。

こんなデータが出ているので、現在、世界で生活している人の何%の人が、今日のテーマのことで 「幸せ」 を感じているか? は、この映画の本が出版されたのは、2003年のことで年数も経過しているので、一概に、多くの人が思っていると仮説を立てることは、できないと思います。

では、データの「約7万5,000ドル」で、なぜ幸福度が、頭打ちになるのか? 考えてみました。

1. 年収の高い人は忙しい。

・家族と過ごす時間がない。
・友達と遊ぶ時間がない。
自分の時間を持てず、ただ売上を上げて待遇を改善するため働いているので、生活の面白味がないということでしょうか?
お金は、少ないより多いほどいいでしょう。でもそれに費やされる時間を考えると、人生が楽しければ、程々でいいのではないでしょうか?

2. 年収が高い人にはストレスが多い。

年収が高い人は、やはりそれなりの責任を持って、仕事をされていることが多く、仕事からくるもの、人間関係からくるもの、様々なストレスを抱えていることが多く、精神的にいい状態ということはない。

3. 高級車を持っていても・・・

現在の社会は、若者の「くるま離れ」が進行していて、逆にシェアカーのようにレンタカーを利用される方が多い。やはり維持費であるとか? 乗って利用している時間より駐車場に置いていることが多いことを考えれば、高級車の話しだけではなく、「車」 自体、持っていなくてもいいという風潮に変化している。
・昔は、ステータスという部分もありました。

などなどお金を持っていても、会社で地位を得ても、ステータスにこだわる人はしょうがないと思いますが、外から見た時、幸せではないということだということです。

それでは、「幸せはどこにある?」 ってことです。

幸せは、「お金」「地位」ではないということです。

幸せは、バランスのとれた楽しい生活と言うことではないでしょうか?

たとえば「お金」「地位」に固執する人ならそれでいいかもしれません。
でも 「ワークライフバランス」 が取れていなかったりして、家族と会話する時間や自分の趣味などを楽しむ時間がなければ、私は楽しくないと思います。私たちは、人生を楽しむために生まれてきたのですから・・・!!
当社でも、起業時は、デザイン担当の人が、徹夜してデータ制作をしたりして、ちょっと売上のあるステータスのある仕事をしたりしていました。でも、確かに喉から手が出るほど売上は、会社ならどの経営者も欲しいと思います。
でもこんな状態が長く続いても、仕事をおもしろく感じることもないと感じたので、私の判断で、当社では、毎日、徹夜までしてするような仕事は、お断りさせていただきました。

「そんな仕事いらない」って・・・

それは、今思えば、ひとりひとりの生活を考えた上での苦渋の選択でした。そこまで頑張って、仕事をしてもらうのは、ありがたいことです。
でも当時、中には小さいこどもさんがいたり、ご主人のいる方もおられました・・・ でも、そんな状態で仕事をするのは、私の考えている会社の姿ではないと感じました。

そこには、会社のトップとして 振り返ってみればひとりひとりの 「しあわせ」 って何だ? ということを考えたのかもしれません。
おそらく、当時の判断を 「今しろ!!」 といわれても、判断は変わらないし、先日、「しあわせはどこにある」 の映画を見て、なおさら、最近、ひとりひとりのしあわせについて、考えたりするので・・・

「バランスある生活」

をして、人生を楽しんでいきたいと思います。

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございます。

パワスポ社長_感謝


人は相手を、自分の思うように変えられないんです!!

早いもので7月も終盤!!来週は、8月!!
来月は、会社の第四期の決算です。
決算の処理業務もしっかりしていかないといけないのですが、来期のビジョンをしっかり再確認していかないといけないと思い、日々、計画確認を進めています。

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準備を進めながら、ふと起業した頃のことを思い出しました。
今、振り返れば、起業した頃は、ほんとうに 人 で苦労したなぁ?と思います。企業は、「人」「モノ」「金」といわれるように、その中でも、人のウエートは大きなものだと思います。
会社は、いかに自分の考えている計画を、メンバーにお願いしながら具現化して、お客様から喜ばれ指示されるような成果を提供していくか? だと思います。

ただ、「具現化する」ということは、メンバーのその時の能力、今までの業務経験、生活習慣などにより、仕事の取り組み方が違うので、起業当初は、よく考えさせられました。

「このようにお願いしたのに、どうして?」
「これはこういうふうにしてほしかったのに?」

と、出来上がったデザインや資料を見ると感じたものです。
以前お話させていただいたお客様に喜んでいただく形というのは、私自身、いろいろなお客様とお話しをして、営業してきましたので、私なりに理解しているつもりでした。
だからなおさら 「こうあるべき・・・」 という方向に、制作物を修正しながら、仕事の状況を、変えよう、変えようとしました。

でもそれって、無駄なことだと、ひとりさんの本を読み進んでいくうちに理解しました。それは、仕事にからむことだけではなく、この世の中に、生まれてきて、今、生きていることは、それぞれの方が何かの役割を担って、この世に生まれてきているんです。当社に入社したからということで、持って生まれてきている役割ですから、変えることは出来ません。

「こうしたら・・・」 「こうしてほしい・・・」 ということを伝えても

「本人が内から変えていかない限り」 いくら言っても変わらないのはそんなことなんだ。 と思います。逆に内から変えようとしないのは、もしかしたら当社の仕事があっていないということを考えなければならないのかもしれません。
当然、指示した通りに、仕事を流してくれる人もいます。そんな人は、きっと当社の仕事が、「天職」 って、よく言われるような状況なのかもしれません。 そういう方って、まれですよね。 (^^)

でも、今、頑張ってくれているメンバーって、職人気質的な考えで業務を流される方、営業気質的な考えで業務を流される方、仕事の仕方や関係作りって、いろいろ異なるもので、それぞれの人を型にはめるのは、難しいものです。
起業当初は、一部、業務経験者でした。でも業務経験は、それほど深いものではなく、難しい部分もありました。 新しく入ってきた人も同様で、会社の業務の型にはめるのは、工場などの流れ作業で、一定のマニュアルがあるわけでもなく、ひとりひとりが考えながら、仕事を遂行していかなければならない環境でしたので、正直、我慢しながら、ストレスを抱えて、時に爆発して、難しかったです。

でも、起業して4期にもなると、それぞれのやり方が定着してきたので、それぞれの性格、仕事の仕方を考慮して、適材適所に配置して、業務を遂行して、成果を上げていく時にきているのではないか? と、5期を目前にして思っています。
適材適所と言うのは簡単ですが、人を適切な役割担当、ポジションに配置することは、とても難しいことです。
そこで適材適所を考えるにあたって、会社として考えなければいけないことを考えてみました。

1. 適材適所における必要なスキルを明確にすること。

会社内のそれぞれの役割を果たしていくために、この部署ならこんなスキルがないと難しい。逆に、人事評価で、この人ならこの部署でこんな役割でできるだろうという推測のような配置は、異動させられた人も困るでしょうし、○○部には、このスキルを持った人、○○部は、こんなスキルが必要だというような、配置に対する具体的明確な条件を設定をしておくべきである。

2. 人事評価制度を正しく運用する。

人材を見極めるために、人事評価を、多数の目でしっかり見て、評価することが重要です。

3. 適材適所を、部分的なものではなく、全体を見た時の配置で検討する。

会社の人員配置って、欠員が出てきたから、この人にやってもらおうとか? 今度、こんな新しい事をするから、玉突きで、こう動いて、うまく回していこうとか? 部分的な配置変更が多いのですが、やはり会社全体を見たうえでの配置が必要だと思います。
そのために人事評価制度を正しく運用していかなければならないと思います。

そんな形で、適材適所をしっかり考えながら、相手を変えようと思っても、私の経験上、クリエイティブな仕事では変わりません。

だって、人それぞれに、「価値観」があるのですから、価値観・役割・使命は、変えられないものです。

変わることがあるとしたら、それはその人が変わろうと思った時で・・・
そういう風に、相手がやる気が出るように、うまく心理誘導したらという話しもありますが、なかなか難しい話しです。

けっきょくは、人をしっかり判断して、その人にあった役割を遂行していただくのが、第5期に向けて、第一優先で考えていこうと考える事です。

今日も長々とお話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。

パワスポ社長_感謝

 


意外、山陰がインバウンド最下位県だなんて・・・?

新聞を読んでいて、訪日外国人客(インバウンド)が最も少ない県が、島根・鳥取県だと知って、少し意外な気持ちを抱きました。山陰といえば、古事記・日本書紀にさかのぼって歴史のある地域。また海も山も楽しむところがあって、自然環境も素敵な地区なのに、「どうして?」 って感じました。今日は、そんなことを記しておこうと思います。

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私は、両親が鳥取出身だったので、小中学生の頃は、夏休みといえば、鳥取の祖父の家に遊びに行かせていただいていました。
小学生の頃は、朝早く起きて、カブトムシやクワガタ虫を取りに行ったり、海に海水浴に行ったりで、自然を楽しんでいました。

高校生・大学生になってからは、島根県には、出雲大社を中心とした歴史的遺産を楽しんだりしました。
出雲大社といえば、2013年に60〜70年に一回の遷宮があったばかりで、かなり話題に上がっていたのにどうしてこんなにインバウンドの人気がないのかな? って考えてみたくなりました。
観光庁の2014年に日本を訪れた外国人のうち、鳥取県・島根県をたずねた訪問率は、0.2%で、島根県がワースト1、鳥取県がワースト2だった そうです。

京都にしても奈良にしても、インバウンド観光客の方は、歴史的遺産やその地域にしかない食、文化を同時に楽しんでおられる姿を見ます。
鳥取県、島根県とも、そんな条件は、クリアされています。
関西の奈良県ように、宿泊するには難しく、どうせ宿泊するなら京都や大阪がいいということで、奈良県にはあまり宿泊されないデータが、最近、上がっていたと思います。

ただ日本人でも、どういうわけか?
鳥取県・島根県の位置がわからない若い方が増えているようなニュースも見たりするのですが、国内の人の間でも、認識が薄れているのに、インバウンドで来られた方が訪れるわけないよな? って感じます。
そこから想定するなら・・・

国内外に関わらず 「アピール不足」 ではないか?

と思います。

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島根県・鳥取県両県にとも、神話が残されており、特に出雲大社は、画像の出雲大社内の「幸魂(さきみたま) 奇魂(くしみたま)」の像のように、古事記、日本書紀で述べられている出雲大社の御祭神大國主大神は、幸魂 奇魂の「おかげ」をいただいて神性を養われて「ムスビの大神」となられたそうです。生きとし生けるものすべてが幸福になる「縁」を結ぶ「えんむすびの神」として慕われています。
この大國主大神を御祭神にしている神社は、日本全国に数多くあります。 その始まりが、この地だと SNSやその他メディアを使って告知すれば、興味も持たれる のではないか?と思います。

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また鳥取県出身の地方創生大臣・石破さんが、まさに地方活性化が担当なのですから、自分の出身県の良さを告知して、現在、インバウンドという追い風が吹いているわけですから、地方再生のモデルケースとして取組 を鳥取県・島根県でされればいいと思います。
外国人は、東京-大阪間のゴールデンルートに集中しています。国は、他の地域もまわってもらおうと6月に7つの周遊ルートを発表しましたが、山陰は鳥取の一部が入っているくらいだったようです。

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出雲大社の近くには、おいしいワインや島根牛が楽しめる「島根ワイナリー」もあったりします。年に一回しか行きませんが、おいしいワインが安く購入出来て、現地でしか食べられない島根牛を食べれたりと、プレミア感もあるそんな楽しむ施設もあるのです。

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目を鳥取に移せば、富士山の山形に近くて伯耆富士と呼ばれる大山があります。大山には、大山寺があったり、夏の避暑地としてもピッタリです。そんな情報がメディアで流れているか? というと、やはり目にしません。両県とも人口が減少して、シニア化が進んでいる県だと思います。

●インバウンドのお客様を訪れてもらう方法を勝手に考えました。

1. まず国内の人に、鳥取県、島根県の位置を覚えてもらおう!!

訪日外国人客(インバウンド)の話しじゃないの?と思われる方が多いと思いますが、国内の人が、両県の良さを知らないと ソーシャルメディアなどで、たとえば島根の割子そばのおいしさなんて伝えていかないと伝わらないのです。地元の人が、投稿するから、これはおいしいんだって、共感も生まれます。まず地元の人が、ソーシャルメディアを活用して食、文化などの情報を流す。
私ごとですが、「羽根屋」さんの割子そばおいしかったです。

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2. 自治体は、それぞれのホームページに、ブログ形式で、鳥取県の良さ、島根県のアップしていくサイトを作る。

なぜブログ形式か? というと・・・
facebook、twitterなどのオープンメディアは、フロー型 で、いざ調べようとしても、情報がなかなか見つかりません。逆に、ブログ形式にして、ホームページにアップしていけば、蓄積型 なので、情報を見たい方が、検索して閲覧することが出来ます。

3. 告知していくのにシニア層の力を借りるシステム作り

シニア層といえば、県の良さの豊富な情報や知識を持っておられます。そんな方のお話しって、聞いていると、けっこう楽しめるものも多く、かつ読まれる方もおもしろいと思うのです。
ただソーシャルメディアを使われている方は、少ないかもしれませんので、自治体で、方法を考えていくべきでしょう。

4. リサーチをしっかりして、隣接県とのタイアップ企画の実施

たとえば、2015年7月28日から8月8日まで山口市きらら浜でボーイスカウトの世界大会である第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)が開催予定されています。海外から2万5000人以上の参加が見込まれていますが、山口県といえば、島根県は、隣接地区です。このような機会は、前もって決まっていることなので、情報は予めわかることですから、きちんとリサーチして企画を告知していけば、最下位ということもなく大きな上乗せ要因があると思います。

5. やはり情報発信して認知してもらって、共感を得ることが第一優先!!

ということで、まず国内の方が訪れれば、SNSなどを利用して告知される方が多いので、もっとメディアを使うべきであると思います。

今日も長々とお話ししましたが、お付き合いありがとうございました。

パワスポ社長_感謝


比較することは幸せを台なしにする (幸せのヒント1)

先日見た映画 「しあわせはどこにある」 は、ほんとうにまだ余韻が残り、考えさせられる映画でした。
ブログでお話ししたように、サイモン・ペッグが演じていたヘクター先生が、手帳に書き記していた 「幸せのヒント」 を、これから少しづつ考えていきたいと思います。

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●ヒント1
【比較することは幸せを台なしにする】

私もそうですが、人と比較することによって、自分が置かれている環境や地位に安心してしまうというのが、「人間の性」 ではないか? と思います。
たとえば、「貧富の差」、「個人成績の差」、「体格的な優劣」、「運動能力」など、自分と他人を比較することによって、、自分が、今、幸せなのか? 比較してしまいます。
ただ比較することによって、劣っていることが、どんどん思い当たってくるので、劣っていることに対して、やはり 「あの人に出来て、自分が出来ないのはなぜ?」 とフォーカスしてしまいます。
それがストレスにつながって 「今、自分は幸せではない」 となることを繰り返す毎日です。

●ほんとうは、「今」が 幸せなのです。
劣っているところを追いかけっこすると、一生、幸せを感じることはないと思います。

それは比較するたびに、基準が変わってしまうということなのです。
たとえば、比較する「人」、「環境」など、基準があいまいだから、「劣っている」感は、永遠になくならないのです。

「もう少し稼ぎがよければ・・・」
「あの人、あんないい家に住んでいていいな・・・」
「もっと頭がよかったら・・・」

比較すればするほど、ストレスも発生してきますし、ストレスを感じれば、先日、お話ししたように積み重なって、テンションがどんどん低下して、やる気もなくなってきます。
そうやって優劣をつけていくほど、「幸せ」 を感じなくなっていくのではないでしょうか? 終いには、私はなんて不幸せなんだろうって、思うようになります。

もし私が他人から比較されていれば、「逆も真なり」

「あの人、会社の社長で給料もいっぱいもらっていいなぁ?」
「あの人、facebookでおいしいものよくアップしているので食べられていいなぁ?」

って、人間社会って比較するから、私は、幸せでないと思っているのが、この世の中の大半なのではないかと思います。
ですから、比較すればするほど・・・

●幸せから遠ざかっているのです。

他人と比較することによって、劣等感というストレスを抱くわけですから、その瞬間、モチベーションも下がってしまいます。

「私は、しあわせでない。不幸せだ。」

となっちゃうんです。
私が勝手に思うのですが・・・ 「人間が感情の動物」 と言われるように、無意識に、私は 「あの人より悪い」 という気持ちを抱いてしまって、だから 「不幸せ」 ってなります。

● 他人と比較した瞬間、自分ができていないマイナス面にスポットを当てて、フォーカスしてしまうことが多いんです。 = 「向上欲」

少しでも今よりいい生き方をしたい、楽しみたいと思うから、比較を「他人」を対象にして、スポットを当ててしまう。

私は、自分にとって、今が幸せと思うので、他人と比較するより

「過去の自分と比較してみたらどうだろう?」

と思います。きっと過去よりいい生活をしているんだろうし、頑張っている自分を再認識すると思います。

「そんな自分に逆に感謝したくなりませんか?」
「また気分も楽しくなりませんか?」

一番、自分を知っているはずの自分が、今、しあわせなのに、高望みしては、「不幸せ」と思い込んでストレスを感じる。

今日の「しあわせはどこにある」
ヒント1 「比較することは幸せを台なしにする」

頑張っている自分に、「ありがとう!!」って言おう!!

まず他人と比較するより、毎日、生きられていること。
いろいろな人と出会えること。
いろんなおいしいものを食べれること。 に感謝しましょう。

ひとりさんの言葉ですが・・・

【もっと自分を愛します。そのままの自分をゆるします】

この言葉・・・大好きです。
精一杯、楽しく過ごせるよう「自分」は、自分に与えられた役割をこなしながら、毎日、頑張ってくれているのです。
そんな自分の出来ないところばかりスポットを当てては、高望みして欲ばかり膨らまして、自分を卑下していてもいけないのです。

もっと自分を愛して、そのままの自分でいいんだということに気付くべきだと思います。

今日も長々とお話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。

パワスポ社長_感謝

 

 


今年の土用の丑は、「う」のつく定食でも作ってみようかな?

昨日、気象庁より 「梅雨が明けたと思われる」 宣言がありました。
いよいよ本格的な夏がやってくると思ったら、今日は、土用の入り。
事務所で仕事をしていたのですが、稼働しているパソコンが少ないとクーラーもしっかり効くんだなぁ? って実感しました。
ところで・・・

●今年の土用の丑の日は、2回あるってご存知ですか?
実は、
7月24日(金) と 8月5日(水)なのです。

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うなぎといえば、今年は、すごくおいしいうなぎのコースを、4月に食しました。

場所は、芦屋ですが・・・
●割烹三佳(みよし) 芦屋市大桝町5-18
0797-22-3363

  阪神三宮駅から300mくらいでしょうか?

今年は、土用の丑の日が、二回あるので、夏バテする前に行きたいなぁ・・・? と思っています。

なぜ、土用の丑の日に、うなぎを食べる習慣ができたのか?
「夏の暑さを乗り切る知恵」として平賀源内が広めたとされる説がありますが、夏のうなぎは脂がのっていて、とてもおいしいです。
実際、うなぎがおいしくて栄養価が高いのは、冬の寒さの中で、身の絞まる時期のうなぎなのだそうです。

うなぎは、私は大好きなので、うなぎの話しになると、気持ちも浮ついてきますが、「土用」は、節分や彼岸と同じ雑節のひとつです。
立春、立夏、立秋、立冬の直前の17〜19日間が「土用」となり、今年の立秋は、8月8日で、夏の土用の入りは、昨日、7月20日でした。

ここからが会社の業務で進めている販促業務で、土用の丑で進めている企画なのですが・・・

●土用の丑の日には 「う」のつく食べ物を食べるといい という言い伝えがあります。

スーパーなどのお店の店頭では、「う」のつく食べ物を食べようとPOPをつけて告知して、クロスMDといって、同じ売場で関連販売を強化しています。

●「う」のつく食べ物といえば・・・

1. うなぎ  ビタミンが豊富で精がつく
2. うり    夏が旬で、スイカ、きゅうり、かぼちゃ、トウガンなど
                          奈良漬などは、うなぎ売場でいっしょに展開しています。 
3. うどん  のどごしがよくつるつる食べやすい
4. 梅干し  食欲を増進させる

などが、店頭では、強化して販売されているのですが・・・
たとえば、うなぎを料理して扱われるお店で・・・

土用の丑期間中のみ 「う」のつく定食 でも展開したらどうなのかな? って思いました。この「期間限定」の展開って、お客様がけっこう興味をもたれるんです。
おいしければなおさら話題になって、SNSや口コミで広がるのです。

また 「う」のつく定食で、いっしょに加えて欲しいのが、「土用しじみ」 スーパーなどの店頭で、うなぎの蒲焼などを販売している売場でいっしょに展開されています。
しじみは、5〜7月の産卵前に身が太り、栄養価にすぐれ、一番おいしい時期なので、しじみを食べて、夏を乗り切ろうと企画が功を奏したようですが、由来ははっきりしていないようです。
これをお味噌汁で、料理で出されるのは、当然、ありなのですが、お味噌汁以外の一品の料理で楽しんでもらうというのも、素人考えですが、粋なものではないでしょうか?

そしてデザートは、「土用餅」で、クロージング。
夏の土用丑期間限定コースで、告知を強化すれば、いけるような感じがするのですが・・・?

土用の丑の日は、雑節なので、春夏秋冬あるので、その期間限定定食なのか? コースなのか? わかりませんが・・・
うなぎは、高値傾向がつづいているかもしれませんが、楽しめると思います。

とりあえず、24日は、「う」のつく食べ物を、買って楽しんでみようっと・・・!!

ということを土用の入りに考えてみました。
メンバーは、海の日で休みなのですが、少し考えてみました。
とりとめのない話しにお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝

 


こころをよどませるストレスは気づきのサインかも?

先週は、いろいろなことが重なって、自分自身ストレスがたまり、こころの中がどんよりよどんでいました。 こころの奥の「よどみ」を掃除するために、「建仁寺禅居庵 摩利支尊天」「安井金毘羅宮」などの神社仏閣に立ち寄って、こころの中の掃除をしようと思いました。
思いたったら、即、動いちゃいました。
神社とか?お寺って・・・その場には、神様やお釈迦様がおられるわけではないのですが、気流の関係か? ほんとうにこころがすっきりするので、大好きなスポットです。
こころをすっきりさせてから、紹介していただいた 「しあわせはどこにある」 という映画を見ました。

私がブログやfacebookで、 「こころをニュートラルにさせる」 とか? お話ししているので、「どういうことですか?」 と聞かれたので、今日は、その辺を記しておこうと思います。

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毎日、過ごしていると大なり小なりストレスを感じていると思います。
私も会社を運営していると、「なぜ?」 「どうしてこうなるんだ?」と思いながら、自分の描いている方向と食い違って流れていくことが、ストレスにつながってしまいます。
ストレスが積み重なっていくと毎日の生活もテンションが下がってきて、ちょっとしたことで、イラッとして不快な気持ちを抱いて、そんな気持ちが積み重なって、さらにテンションが下がっていきます。
その結果、こころの中がどんよりくもってきて、今まで見えていたものが、不思議と見えなくなってきてしまいます。

「そんな人を見ていると、もっと肩の力を抜けばいいのに、かわいそうだなぁ?」 って思います。実際、そうなっている人は見れば、気づくのですが、自分自身となるとなかなか気がつかないことが多いです。
でも、自分自身が、イライラしていることは、わかるものです。

私も先週は、今後の公私に渡るいろいろなことについて悩みました。
悩み始めると、ひとつのストレスを消しても、また派生して違ったストレスが生まれてくる。これが 「煩悩」 なのです。
ひとつのストレスにとらわれてしまうと、いつまでもこころの中で、あれやこれや考えて、出発点がマイナスから発声しているので、どんどんよどんだこころになっていきます。
私自身、けっこう心配性の方なので、マイナス面にスポットを当てて、物事を考えるとどんどん気分的にも、沈んでいってしまいます。

だから先週は、自身のこころの落ち着く神社やお寺に足を運びました。そういうところに行って、まずこころを落ち着かせて、紐のように絡み合っているストレスを紐といて整理して、こころの中を掃除しました。

こころの中には、過去の記憶が残っています・・・

●「怒り」
●「うらみ」・「憎しみ」
●「許せない!!」

というマイナスの遺産のような記憶が、どんな人でも多かれ少なかれあると思います。
それが積み重なって、こころの奥でよどみのようになっている人がいます。私も放置していると、どんどん積み重なってよどみが、沼のようなぬかるみに広がっていっちゃいます。

本来、真っ白なこころがそのようなよどみでくもっていってしまうのです。また自分自身もこころの持ち方が変化していくので、判断業務がしっかり出来ない状況につながっていきます。
これって・・・楽しくない状態です。

先日、お話ししたようにストレスを感じていることに焦点をあてて、フォーカスすればするほど、自分のまわりにフォーカスしているようなことの芽が、また発生してくるのです。
宇宙は、善悪の判断は出来ませんので、その人が、フォーカスしていることを、その人にとって必要なコンテンツだと思って、届けてくれるのです。

だからこころをニュートラルな自然な状態にしなければならないのです。
ニュートラルにすれば、こころが軽くなって、素直に現状を受け入れることができます。だからストレスを含めて、こころの定期的な掃除しなければならないと私は思っています。そのような考えで・・・

●私がストレスに対して取り組んでいるのは・・・

1. ストレスを消そう消そう、何とかしようと思い込まない。

ストレスを感じるとそのストレスを消そう消そうとするとけっきょく、そのことばかり考えているので、フォーカスしているのと同じ現象がおきます。けっきょく手放してしまいたいのに、手放せない結果につながります。

2. ストレスは、水洗トイレのように流してしまえばいい。

流してしまえばいいと言っても、大切な重要なこともあるでしょう。
でも、いつまでも起こった現象に対して「怒る」「うらむ」「許せない」と思っていても、 前に進んでいないのです。
そんな時間・・・限られた人生で、もったいなくないですか?

「まぁいいか!!」

です。

3. 大きく深呼吸や瞑想しましょう!!

大きく深呼吸して息を吸うときに、新しく踏み出す新鮮な考えを、そして息を吐き出すときに、こころにたまったストレスを吐き出しちゃいましょう!! また朝に瞑想してみるのも、こころがすっきりしていいものです。

4. ストレスは、気づきのサインかも?

ストレスは、思えば思うほど、仏教で言われる煩悩のように、湧き出てきます。逆にストレスは、「それ以上、踏み込んじゃダメというサイン」 ともとらえれるし、「気づきなさい」 とも言われているようにも感じます。

というようなことを考えて、こころの中を一度、クリーニングされてみてはいかがでしょうか?

「楽しいことは楽しい」「悲しいことは悲しい」と真っ白なこころで感じながら、毎日楽しみたいものです。

たまには、今日の画像の京都の伏見稲荷の山を歩いて見るのもいいもんです。けっこう険しくて楽しいですよ。

●伏見稲荷大社ホームページ
 http://inari.jp/

今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
パワスポ社長_感謝


悪縁を切り、良縁を結ぶ安井金毘羅宮!!

台風11号・・・過ぎ去っていきましたが、あちらこちらで被害が出ているので、心配ですね。強風というより、雨の量が、半端なくすごかったですね。大阪では、市内をループして、便利なJR環状線が、午前中、止まっていたのには、驚きました。

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今週の週中に、京都に行ってきました。特に、最近、いろいろなことがあったので、こころをデトックス(浄化)することを目的としたスポットを中心にまわってきました。
まわったスポットのひとつが、パワースポットでも有名な 「安井金毘羅宮」 です。画像を見ていただいたら、わかるように、大きなコンクリートの鳥居に 「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」 という横断幕が、入口の鳥居に掲げられています。
鳥居をくぐれば、安井金毘羅宮の表参道で少し歩いていくと、境内に入っていきます。

この安井金毘羅宮は、元録8年(1695年)に太秦安井から安井門跡といわれた蓮華光院を移すとき、讃岐の金毘羅宮も 大物主神(おおものぬしのかみ) を守護神として勧請して、合わせて 崇徳天皇、 源頼政 も祀られた。その後、明治維新で蓮華光院は大覚寺に吸収され、宮社だけが残ったとされています。

境内に入っていくと、まったく知らない人は、「縁切り縁結びのくぐり碑(いし)」 が見えてくるので驚かれると思います。 このくぐり碑に、参拝された方の思いを記した神札がいっぱい貼ってあるのです。

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境内で様子をしばらく見ていると、くぐり碑の真ん中にある円形をくぐられている姿が目線に入ってきます。平日だったのですが、多くの方が、神札を書かれ、円形をくぐっては、石に貼り付けておられました。

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このくぐり碑は、主祭神の崇徳天皇自らが国家安泰を祈られ、もろもろ一切を断って祈願されたという故事に習い、江戸時代より断ちもの祈願のならわしが続けられ縁切り祈願が生まれてきたそうです。

旧きを脱皮し、常に新しい新鮮な自分を甦らせる縁切り、もろもろの祈願を成就にみちびく縁結び。

共に歓迎と説明されています。
これは神道本来の祓いに通じる道と書かれていました。
この悪縁を切る 「縁切り縁結びの碑」の神札に、上部からの亀裂をつたって神の力は中央の円形に注がれ、夫々願いを素直に記して、くぐり碑の円形に向かって、表から裏に(縁切り)、裏から表に(縁結び)のそれぞれこころに祈りを込めてくぐりぬけて、神札を石面に貼って下さいと説明されています。
神札は、すごい厚さで、貼ってあります。お参りされた方の思いが、これだけあるのも驚きです。
そういう私も、神札に書かせていただき、女性の参拝者ばかりなので、少々恥ずかしい思いをしましたが、円形をくぐらせていただきました。

夏は、石が焼けて暑いので、ご注意!!

何よりもありがたいのは、安井金毘羅宮では、毎朝拝時に、必ず、この碑にお祓いを行い、お清めをつづけていかれているので、悪縁を切って、良縁を結びたいというパワーが満ちているのかもしれません。

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まさに安井金毘羅宮は、私の今回の思いにぴったり!!
まずデトックス(浄化)して、新たな自分を構築したい。そんな思いを抱いて、訪れただけに、ありがたい思いをさせていただきました。

●安井金毘羅宮ホームページ
 http://www.yasui-konpiragu.or.jp/

今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。
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京都祇園・建仁寺は、禅宗の発祥地って、ご存知ですか?

外は、台風11号の影響で、雨がすごく降っています。
さっきから雨がかなり降っていると思ったら、急にスマホから急傾斜の場所に家が建っておられる方は、避難準備して下さいなる緊急メッセージが届きました。これにはさすがに驚きました。

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話しは、今日のテーマの 「建仁寺」 の話しに戻ります。
この建仁寺は、栄西禅師によって、鎌倉時代の建仁2年 (1202年)に開かれた臨済宗建仁寺の大本山です。この建仁寺の寺名のいわれは、いたって簡単で、「建仁」 という元号の時代に創建されたので、元号をそのまま寺の名前にされたのが始まり で、建仁寺以前では、比叡山の延暦寺が、元号を寺名にされたケースで、延暦7年 (788年)に創建されたそうです。
栄西禅師は、日本に初めて禅をもたらした人であり、中国から茶種を持ち帰って、お茶を飲む習慣を広めた茶祖でもあるようです。

創建当時は、天台宗・密教・禅宗の三宗から学べるお寺だったようdせうが、正元元年(1259年) 南宋から渡来した禅僧・蘭渓道隆が11代目の住職として住持してからは禅の作法や規則が強化され、「禅宗の道場」 となったようです。

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入口の本坊から入っていって、拝観料を支払うと・・・

「寺の中、写真撮影すべてOKですので、ご自由にお取りください」

と言われました。通常は、拝観料を支払ってから、「ここから先は、撮影禁止です」 というのが普通なのですが、驚きました。
画像の有名な 「風神雷神図屏風」 は、入ってすぐの部屋にありました。外人の方も喜んで、風神雷神図屏風を背景に、家族で写真を撮ったりされていました。 この屏風は、俵屋宗達の最高傑作といわれています。もちろん本物ではなく、高精細複製画なので、撮影もOKなのでしょう。
また 海北友松筆・山水図襖 もレプリカなので、写真が撮れます。これは、こうやって、ブログを書いたりするものからすれば、記念にもなるし、ブログにも挿入できるので、うれしいことです。

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この襖絵の部屋の前には、きれいな枯山水の庭が広がっていて、しばらく座って、じっと見ていると、こころが穏やかに和んできます。

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そして法堂に行きます。建仁寺の法堂は、「粘華堂」 とも呼ばれています。この粘華堂のいわれは、「粘華微笑(ねんげみしょう)」 という禅語からきています。
「粘華」は花を一枚ひねる という意味で、「微笑」はにこりと笑う という意味だそうです。お釈迦様が、大衆に説法をしている時に、一輪の花をひねって、にこりと微笑まれたそうです。
大衆はその意味を理解できなかったのですが、お釈迦様の十大弟子の一人・摩訶迦葉(まかかしょう)だけがその意味を理解して、にこりと微笑みを返したそうです。
これは 「以心伝心」 を意味することで、言葉を使わずお互いが理解し合う。 仏法は言葉だけでなく、感覚的なものでお互いのこころとこころが理解しあって、初めて理解でき、伝わるということです。

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法堂には、本尊である釈迦如来様と脇侍に、お釈迦様の十大弟子のうち2人、摩訶迦葉と阿難陀(あなんだ)が安置されています。
天井には、小泉順作氏が、2002年に建仁寺の創立800年を記念して描いた 「双龍図」 が広がっています。
普通は、一匹だけ描かれるのが多いのですが、この天井の龍は、「阿吽の龍」 になっていました。

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おそらく生で見られれば、迫力に驚かれるのではないか? と思います。ぜひおすすめです。
法堂から本坊に戻ってきて、中庭の 「潮音庭」 を見て座っているとのんびりできます。外の気温は高いのですが、部屋の中は、ひんやりした感じです。

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そして 「○△□乃庭」 もあります。庭の中に、「○」「△」「□」の形を見つけることができます。その意味は、この単純な三つの図形が宇宙の根源的形態を示すとか?

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密教の六大思想 (地水火風空識)を、「○」=水、「△」=火、「□」=地
で象徴したものと言われているそうです。

また建仁寺では、曹洞宗の開祖、道元も六年間修行を積んだ寺と言うこともあり、境内に道元の足跡も残されています。
建仁寺は、お茶屋、割烹、料亭が立ち並ぶ、祇園のそばにあり、一度、立ち寄られることをおすすめします。

●建仁寺ホームページ
http://www.kenninji.jp/

今日も長々とお話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。
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