今年の冬至は、19年に1度の「朔旦冬至(さくたんとうじ)」!!

今朝、出社前にテレビを見ていたら・・・
今日は、19年に1度の「朔旦冬至(さくたんとうじ)」だと放送されていて、 朔旦冬至? って、何? と感じたので、今日は、その話でも記しておきたいと思います。


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今年の冬至は、普段の冬至とちょっと違うことを、みなさん良くご存知なので、びっくりっしました。 みなさんのfacebookやBLOGに、しっかり書かれていました。

●何が違うの・・・?
19年に1度しかない 「新月と冬至が重なる年」 ということです。
古来、冬至は極限まで弱まった太陽が復活する日、すなわち 「復活の日」 とされていました。 「新月」 ということなので、今年は、月も復活します。
今年は、 太陽と月の復活の日が重なる朔旦冬至ということで、ダブルパワーで、非常におめでたい日だとされ、古来朝廷では、祝して盛大な宴を催したようです。
通常の冬至は、中国や日本では、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の 一陽来復(いちようらいふく) といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです!


冬至は、北半球では太陽の南中高度が最も低く、一年の間で昼がもっとも短く、夜がもっとも長くなる日とされています。この日には、日の出・日の入りの方角は、最も南寄りになるそうです。
ただ地球も公転軌道のことなどから、冬至と一年の間で昼がもっとも短く、夜がもっとも長くなる日は、一致しないようです。日本では、日の出がもっとも遅い日は、冬至の半月後頃で、日の入りがもっとも早い日は、冬至の半月前頃だそうです。冬至の日には、北極圏全域では、極夜となり、南極圏全域では、白夜になります。
もっとも南寄りの軌道で太陽が通るので、太陽と地面の成す角度が小さくなるので、太陽からのエネルギーも受け取りにくくなり、気温も上がりにくい日になることを、古来の人も知っていたのは、すごいことだなぁ!! って思います。だから 「復活の日」 なのでしょうか?


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冬至といえば、「かぼちゃ」と「ゆず湯」ですね。
スーパーの店頭でも、売場を拡大して展開しています。
最後に冬至の行事について、簡単に記しておきます。

「ん」が入る食材を食べると、運がつくといわれています。
たとえば、かぼちゃも 「なんきん」 といわれるので、「ん」が入ります。その他、「にんじん」「だいこん」「れんこん」「ぎんなん」「きんかん」「いんげん」「うどん(うんどん)」 を食べると 「運盛り」という縁担ぎにつながります。特に、上記にあげた「ん」が二つ入る食材は、「ん」 が二つ入るので、半沢直樹ではありませんが、 「倍返し」になるかもしれません。
もちろん、「運盛り」は縁起かつぎだけでなく、栄養のある食べ物を食べて寒い冬を乗りきるための知恵でもあります。
冬至粥 (小豆粥)
昔から小豆の赤は邪気を祓うといわれており、冬至粥で邪気を祓い、翌日からの運気を呼び込もうという願いがこめられています。
冬至こんにゃく
こんにゃくは、「カラダの砂おろし」といわれ、こんにゃくを食べて、体内の砂を出して、大掃除しましょう!!
●冬至なまこ
なまこは消火器の疲れを取り、肝臓の解毒作用を助け、細胞を若返らせる働きがあるといわれることから、なまこの一番おししく元気な冬至の時期に食べるといいといわれています。
●柚子
柚子は、柚子=「融通」がきく、冬至=「湯治」という語呂から柚子湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼び込む前に厄払いの 禊 だったそうです。

ということで、日本古来からの行事を楽しむ日にしたいですね。

今日は、「リセット」して、運を上昇に転じるために、「復活する日」
今年は、「朔旦冬至」・・・ダブルパワーを天からありがたくいただきたいものです。

帰りにスーパーに立ち寄って、それぞれ購入して帰ろうっと・・・!!