会社でマーケティングを生かすには、どうすればいいのかな?

こんにちは~♪♪♪
昨日は、初売りで感じたマーケティングの大切さと会社メンバーの「マーケティング」の芽ばえについて記しました。
「芽ばえ」といえば、私の世代は、麻丘めぐみさんの歌を思い出すのではないでしょうか?
知らない方のために、youtubeのリンクを張っておきます。

●麻丘めぐみ 「芽ばえ」
https://www.youtube.com/watch?v=Udn9E48qSlo

youtubeは、すごいですね。最近は、本編が始まる前に、企業広告がついています。こんなところにも販促が掛かっているんですね。
それも同じ曲でも聞くごとに、広告が違うのには驚きました。

ちょっと横道に逸れてしまいましたが・・・ (^^)
昨日、最後にお話ししましたように、会社のメンバーが、お客様に喜んでもらえるような仕事の工夫に、目覚めてきたので、今日は、会社でマーケティングを生かすには、どうしたらいいのか?
私なりの考えを記していきたいと思います。

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年末にクライアント様と会社の若手がお話しをさせていただく時間をいただきました。
その中で・・・

●物事の裏を読む。
●「なぜ?」
●「コミュニケーション」

の大切さについて、その他のことも時間の許せる限り、お話しいただきました。
会社で、マーケティングを生かしていくには、今、思い出すと、まさに

「この3点は、必要!!」 と感じます。

昨日、BLOGに記しさせていただいた初売りの福袋の売場のように、会社によって、また店によって展開の仕方が大きく異なっていました。それがお客様満足につながっているとお話ししました。
私は、若い頃、小売業に勤務していたので、売場を作る苦労も知っていますし、他の会社と商品内容の比較もしていましたので、会社の壁も理解しています。

たとえば同じ会社でも、店によって、展開場所、スペースの広さ、商品の陳列の仕方がまったく異なる会社、逆に、同じ会社で、優先順位一番の展開で、展開場所、スペースの広さ、商品の陳列の仕方が、金太郎飴のようにまったく同じ会社があります。
その会社、店、担当者によって、初売りの福袋という商材をとっても、まったくやり方が異なるのです。
クライアント様は、まず 「その裏を読め!」 ということです。
何で、この会社は、こんな展開をしているのか?
5年間くらい、週別にずっと売場を見てきているのだから、その経験を生かして・・・

「ここ数年、こうだから・・・」
「今年は、こんな企画を組んであげればいいのではないか?」

「検証」→「仮説」
「物事の裏を読む」

でも、ここで一捻り!!
あの会社では、会社あげてこんな展開をしているのに、狭い日本の国で、隣の会社では、こんな展開をして売れているという情報を得ているはずです・・・

なぜ? この会社は、売れている展開が目の前で、実践されているのに、そんな展開をしないのか?」

「なぜ?」

を考える必要があるのです。小売業ですから、お客様に支持されて、売上が上がることに喜びであるはずです。

それがどうしてできていないのか?

「出来ていないこと」
「あえてしないこと」
「出来るのにしていないこと」

なぜ? という目の細かいザルの問いかけで、もう一度、その会社の裏を考える必要があるのです。そして検証から仮説を立てて、その会社の福袋が少しでも売れる企画提案を考えてみる。

これは、新産業文化創造研究所の廣常先生のセミナーで教えていただいた 「KJ法」 をセミナー以来、メンバーそれぞれの時間の邪魔をしない形で、最適活用できると勉強させていただき、企画の方で、利用させていただいています。
また出してもらった案には、ブレストのように批判をしないというルールもついています。それぞれの案を検討しながら、そのクライアント様の売場を想定した時に、展開をみんなで考える。
そこで・・・

「コミュニケーション」

起業以来、コミュニケーションの大切さについて、ずっと言い続けてきましたが、改めて、クライアント様から同じ事を言われるとメンバーも重要性を、改めて感じたと思います。
というか? メンバー全員が、昨年までは、自分の作業をこなすことだけで精一杯だったのだと思います。でもメンバーも成長して、気がついてきた。

「10人いれば、いろいろな意見が出てくる。」

それを活用していけばいい。
昨年までなら、デザイン部があって、営業企画部(リサーチ、企画、営業)という形がありました。それぞれが各自、縦割り的な考えで、業務を進めてきていました。
ここで、私は、マーケティング的な考え方が必要になってくると思います。

お客様に喜んでいただける
「デザイン」
「企画」
「営業の仕方」

は、どの方法なのか? それを会社なのですから、それぞれが分離しているのではなく、一貫性がある案をみんなで考える。
当然、そこにはクライアント様の売上が、上がることが大前提になると思います。
そんなことが積む重なっていけば、「お客様が喜ばれる」デザイン、企画、営業をやっていける・・・
そこに生まれるのは・・・

「企業ブランド」「企業風土」

が出来てきます。
昨日の日経MJの「マーケッター3トップ座談会」の記事の資生堂の魚谷社長が言われるように・・・

「ブランド価値というのは継続的に顧客が購入してくれること、使用してくれること、そこに機能や情緒の価値を感じて好きだと思ってくれていることだ。」
「認知度が高くて、好意度が高くて、継続使用の意向が高いということは、その企業が成長性が高いということになる。」

言われるように、全員で・・・

「お客様に喜んでいただけるもの作り」

をこころがけて毎日、少しでも改善すれば、企業価値も高まっていいのではないかな?
メンバーは、そのことに気づいたので、今年は、さらに 「期待印」 です。

今日も長々と、私のブログにお付き合いいただきありがとうございます。会社内の目標を絞ったマーケティング活用は、必要だと思います。

明日は、「裏読み」の逆、「先読み」について、記そうと思います。
今日は、天気が今一ですが、ガンバ~!!