熟成牛肉購入して、焼き方失敗の巻?

最近、買物に行って、時々、肉売場で見かける商品があります。それが熟成牛肉、ドライエイジング熟成牛という名前で売られているステーキです。

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売場では、もっと以前から販売されていたのかもしれませんが、「この熟成牛肉って、何?」 商品を売場で見て感じたのが、12月の初めでした。その商品を見るまで、「熟成牛肉」なる商品を知らなったので、興味を持ちました。

ネットを調べながら見ていると、2014年2月東京の六本木に上陸した アメリカで大人気のステーキハウス 「ウルフギャングステーキハウス」 が提供するこだわりの極上ステーキが、まさにこの熟成肉であることを知りました。またこのステーキハウスは、人気しているようです。
「ウルフギャングステーキハウス」で扱う牛肉は、アメリカ農務省の格付けで最上級の品質と認定された 「プライムグレード」 の牛肉を提供されていますので、スーパーの店頭で販売されていた牛肉とは、グレードは、まったく異なります。

熟成牛肉は、熟成庫で、一定の温度・湿度で管理され、お肉に一定の風を当て続けることで、余分な水分を飛ばし庫内で熟成させることで、肉自体が持つ酵素の働きで、お肉が柔らかくなり、また、タンパク質が分解されて旨み成分であるアミノ酸が増していき、柔らかく、牛肉本来の風味を引き出したお肉になるようです。
熟成期間は、「ウルフギャングステーキハウス」では、28日間を目安にしているようで、店頭では、イオンが、40日以上の熟成と表現されていたくらいで・・・その他、扱っていた店頭では、「一定期間」としか? 期間表現されていなかったので・・・

「食の安全問題などを考えると熟成肉の期間表現は、店頭では、した方がいい」
「一定期間の表現では、不明確」

に感じました。

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実際、購入して食べましたが、しっかりレシピを見ずに、普通のステーキのように焼いてしまったので、初めは失敗!!
「何て堅い肉なんだ!! どこが柔らかいんだ」 って感じました。

レシピをよく見ると、片面焼き色を見ながら、2分くらい焼いて、逆の側面を1分30秒くらい焼くということが掲載されていました。
またこの焼き方も店頭のレシピ表現は、異なっていて、あるスーパーは、上記のような説明がされていて、

イオンでは、わかりやすく画像付のレシピを店頭で配布されていて・・・

フライパンの油に、ステーキの脂肪分を使用して、強火でフライパンを加熱して、煙が出始めたら、お肉を投入して、ふたをしてそのまま強火で30秒焼いて、火を弱火にしてさらに30秒焼き、ひっくり返して、同じように強火で30秒、弱火で30秒焼いて、2分で焼き上げて、皿に移して、アルミホイルなどを使って、ふたをして3分間蒸らして下さいとレシピに書かれていました。追記で、熟成牛肉は、焼き過ぎず食べることで本来の味を楽しめると書かれていました。

このとおり作ってみると、レアなステーキができたのですが、柔らかくおいしかったです。この熟成牛肉は、もし売場で見つけられたら、一回ご賞味されるのもいいと思います。

やはり新しい機能、味を持った商品を販売する場合
食材なら     「料理の仕方」「レシピ」
家庭用品なら  「使用方法」「メリット」
表示をお客様にわかりやすく説明するツールがないといけないと実体験しました。

今日も長々と話にお付き合いいただきありがとうございます。
よく調べてみると熟成牛肉は、ファミリーレストランなどでもメニューで出されているようです。ぜひ、おすすめ? かな?
今日もガンバ~♪♪♪