「嫌な人」からの問いかけは多いほどいい!!

ゴールデンウイークに入り、気温が上がってきました。
事務所もエアコンを入れないとパソコンの稼働熱が高く、いい環境で業務が進められない時期になってきましたので、エアコンのスイッチ
「ON!!」
今日は、テーマを見て、 「?」 と思われた方が多いのではないか? と思います。 会社を運営していて、人をまとめていく難しさを最近、新たに感じる日々を過ごしています。 そんなことを整理するつもりで記しておきたいと思います。

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どこの会社でも 「いい人」 と言われる方がおられると思います。
そのいい人が会社への思いを持って、その時々にきちんと意見を言われて、行動される方は、会社にとって 「いい人」 だと思います。
ただそのような方は、「嫌われる人」の部類に概して入ってしまうものです。

「あいつエラそうに言いやがって・・・」
という思いが、先行してしまうことが多いです。

問題なのは、 対立を避けるために 迎合して「いい人」 でおられる方です。こんな方はどこの会社でもおられると思います。
大きな会社の組織なら多少はいいのかもしれませんが、中小企業において、ダメだと思います。
ワンマンな経営者の方は、自分の意見に反論するそんな方の存在を嫌われる経営者の方もおられるでしょうが、私は、自分の意見、業務の進め方も持たず、チームの中で動いているように見せる方は、難しいなぁ? って感じています。特にそのような方の結果は、方向性と合致していません。
また了解しているはずなのに、何も業務が進んでいないという現象が多いからです。

「なぜ?」 って聞いてみると・・・

「忙しすぎてできません」
「わからないからできません」

と後付けの 「え」 って感じられる理由が概して多いのです。
そんな時にいつも思うことは、 どうしてその話しの時に言わないの? ってことです。
会社としては、時間も経過したし、ある程度、進んでいるんだと想定して話しをしますが、聞いてみると・・・

「あれ? 進んでないじゃん!!」

ってことがあります。
私との関係、社内のメンバー同志の関係、波風を立てないように距離を置き、「いい人」 でいることを当たり前と思っている人ほど、会社にとって貢献を何もしていない難しい人だと感じます。また社会に対しても何も貢献していない人だと思います。

議論も 「いい議論」 と 「悪い議論」 があると思います。

議論は、チームがうまく機能するために必要なものなんです。

意見を言い合いながら、困難な状況を把握して、多様な意見をまとめて、解決策を導き出す。
言い合うことは、あまり気分のいいものではないかもしれませんが、ひとりで考えるより、いろいろな視野でモノゴトをとらえられるので、より精度の高い解決策を導き出すものだと思いますし、リスク回避もいろんな案を聞く中で、できるでしょう。
議論を有意義にしたいならお互いの意見に率直に疑問や意見を投げかけることだと思います。
概して、疑問を投げてきた相手は、疑問の内容によっては 「嫌な人」 と思われがちですが、逆に、疑問を言う人というのは、会社の業務のことや日常のことに対して興味を持って、考えてくれているから、疑問や意見を言ってくれるのです。
そういう風に考えれば・・・疑問や意見を言う

「嫌な人」は、多ければ多いほどいいのです。

だって、会社のことを真剣に考えてくれているのですから・・・
そんな人が多ければ、会社も革新的になりませんか?
社長が言っているから 「はい、わかりました」 ではなく、正面から意見をぶつけ合う環境・・・

「私は、この会社がそんな風に、風土を作って動いて行けばいい」

と思います。
疑問や意見を言ってくれる人は、「嫌い」 ではなく、真剣にモノゴトを考えてくれているのだから、「ありがたい」 と思いたいものです。
逆に、何も相談もなく、やっていると思って聞いてみると進んでいない。
そんな環境はなくして、みんなで帆を張って進んでいきたいものです。

今日も長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝