生鮮食品店は、ピチピチの鮮度が命!! 

昨日は、八百屋さんの相談で、足を運んできました。

今の時代に、八百屋さんって、言葉使うのかな?
八百屋さんといえば、赤塚不二夫の 「もーれつア太郎」 が、大好きでよく見ていました。
もーれつア太郎といえば、八百屋を切り盛りする子どもの「ア太郎」 とそれを助ける子分の 「デコッ八」。ゆうれいのとうちゃん、ブタ松親分とその子分たちなどの人間関係を描いた人情劇でおもしろかった。
また、人間のコトバを話すネコの 「ニャロメ」 と毛虫の 「ケムンパス」など、動物キャラが、おもしろかったように記憶しています。

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生鮮食品店といえば

ピチピチした 「鮮度」 が命!!

だと思います。新鮮に見えなければ、そのお店は、利用する対象にならないと思います。いくら話題商品があったとしても、鮮度がなければ、信用につながらないように思います。

私が売場を作っていた在籍時は、いかに

ワンストップショッピング

をしてもらって、商品点数を上げていくか?
最近、クロスMDという言葉が、売場作りでクローズアップされましたが、私が在籍時は、日本語で「関連販売」ということでした。
この関連販売をして売上の確保の努力をしていました。

たとえば、先週末は、気温が下がったので、絶好の鍋物商材のチャンス。そしたら、白菜を中心とした菊菜、にんじん、たまねぎなどなど鍋物商材の横に、食品売場にお願いして、土鍋を隅っこや演出に使わせてもらったものです。
土鍋には、○○階・家庭用品売場で販売中って、POPをつけさせてもらったこともあります。
それで土鍋が1個でも、2個でも売れれば、売上なんです。

お店に方にとっては、週間天気予報って重要なのです。
たとえば週末に雨が降ったりしたら、客数がダウンするわけですから、仕入れを抑え気味にして、ロスにつながらないようにしようとか?
先週のように気温が下がると予報が出ていれば、鍋物商材をしっかり売り込もうとなるわけです。

スタートされたばかりのお店だったので見て感じたのですが・・・
ポツンとロードサイドにあるお店だったので、

どうやってお店を認知してもらって、お客さまを誘導するか?

がひとつのポイントで、認知をしていただいていないのに頑張ったところで、ロスの山につながってしまうとリスクがあるなぁ? と思いました。
まずSNSを使って、発信をしていかないといけないと思います。
お客さまが来られないのであれば、だまされたと思うかもしれませんが、やって蓄積してみることだと思います。

お話ししていても、お店を出したものの、売上が伸びないので、不安で先細っていく。
逆に不安だから、いろいろなことに手を広げていってしまう。
多角経営ですね。でもそれって、さらに経費が掛かって、無駄なことが発生すること。
こんな時って・・・

まず自分がこの店でやりたいことは何なのか?

商品を販売することなのか?
ネットで販売することなのか?
はたまた総菜などの販売で飲食サービスをすることか?

まず手を広げずに、自分がやりたい本業と思うことに絞り込むこと。

が大切だと思います。
自分がやりたいと思ったことは、やっていても楽しいもの。
楽しくないと、自然とそんな売場ができてしまうので、お客さまにもそれが伝わってしまうものです。

そんなお店の売場って、元気がないです。

売場の工夫とか? 改善とか? お店をやっていても、いくらやってもダメだと思って、興味が出てこず、テンションが下がってしまって、そんな雰囲気がお店の売場にも出て、お客さまが離れていってしまうと思います。

当然、お店を取り囲む立地、周辺の競合状態などなど重要だと思いますが、そこまで考えておられなかったので、

まず、やっていて楽しいことをしましょう!!

そこから取り組むお手伝いが必要ならやっていきたいものです。