スローライフな古本屋さん | 谷口カレー

先日、新聞を読んでいたら、「近ごろ巷に流行るもの」 ということで、古本屋さんでありながら、カレーあり、ビールあり、ケーキあり・・・ のスローライフな感覚の古本屋さんが増えているという記事でした。

ネット店舗のサービスの充実もあって、リアル書籍店舗の低迷が伝えられていますが、古本屋さんも苦戦している状況のようです。

地下鉄・北浜駅から歩いて、10分の「FOLK old book store」 もそのひとつで、そんなことをブログにまとめてみたいと思います。

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10食限定のスパイシーな豚バラキーマカレー。
窓際のテーブルが、外の風景が見えるのでおすすめです。

たまたま土曜日に時間があって、新聞の記事を読んで、足を運んでみようと思いました。カレーもおいしそうだったので食べてみようと行きました。
開店する時間になっても、開店されなくて、中から従業員の方が出てきて、「カレーは、月~金しかしていないんです。」ということでした。
残念だなぁ? と思いながら、土曜日の開店時間は、13時半からということで、また後日、お伺いさせていただこうと思いました。その際におススメのカレー屋さんの話をお聞きしたら、先日のColumbia8だったわけです。

先日、このお話しをお聞きしたのは、もしかして店長の吉村さんかもしれません。すごく親切に説明していただき、さわやかな青年でした。
新聞には 「移転先探しでこだわったのはロケーションと飲食が可能なこと。正直、古本だけの売り上げでは難しく、本以外の収入があると大きい。何よりもこの空間を楽しんでほしい」というコメントが書かれていました。

入らせていただいて感じたのは、単なる古本屋さんではなく、雑貨などをからませてきれいに演出されていました。
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入口には、メニューと手書きの楽しいデザインの看板が立てられていました。

入口もこんな感じで、楽しい感じです。
カレーも10種類以上のスパイスを聞かせてある「谷口カレー」なので、窓際だと、外の鳥たちが飛び回る姿を見ながら楽しめるので、よかったです。
お客さまの回転率も高いので、本来の古本も手に取ってもらえればいいなぁ? って感じました。

話が少しずれてしまいますが、カレー屋さんでは、この谷口カレー同様、

「宿仮り」カレースタイル

という店の空き時間を借りて、カレーを提供するスタイルが定着しているようで、ここから独立して人気店に発展した店もあるとか?

● 「FOLK old book store」食べログページ

を紹介させていただきます。雑貨も楽しめて、古本も楽しめて、カレーも楽しめる素敵な空間です。

その他に、大阪の中崎町の古い街並みの中に建っている

●「珈琲舎・書肆アラビク」食べログページ

ここでは、珈琲を楽しみながら、幻想文学やミステリーなどが並んでいるようです。
また神戸の元町には、ビールを飲みながら、楽しめる古本屋さんもあったりするようです。

●「1003(センサン)」ホームページ

こうやって調べていくと、スローライフな空間を過ごしながら、楽しめるというのも、今後のリアル店舗の本屋さんに活用できるシーンじゃないかなぁ?

ネット店舗に対抗して、リアル店舗では、リアル店舗じゃないと楽しめない空間を伝えることが、売上改善の方法になるんじゃないかなぁ? って、最近、ふと思い、まとめてみました。

今日も谷口カレー ごちそうさまでした \(^^)/