1日に何回、外からお客さま目線でお店を見ますか? | 売場を作っちゃう仕掛人

暑い日が続いていますね。
やはりこの時期の昼間は、家や事務所から出づらいモノです。

なんばウォークにファイナルバーゲンのお店の展開でも見に行ってみようと思ったので、フラッと見に行きました。
お客さまの流れを見ているとキャリーケースをゴロゴロ引いて歩いているインバウンドのお客さまが相変わらず多い感じです。

歩いていて、ふと思ったのですが、婦人服、服飾用品などのファッションのお店って一日どれくらい売れるんだろう? って思いました。 そんなことをブログにまとめてみました。

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バーゲンの演出は、お店のオーナーによって、使うツールの量や訴求の仕方は異っていました。

7月も後半、バーゲンもファイナル!!

もうすぐ秋物が入ってくるのかな? 

でも秋物って、今年は暑さが長引く長期予報なので、短期勝負になって格下げの素なので、ステージ演出に巻くくらいでいいんじゃないかな? とも思います。

それよりお店の売場の奥で夏物処分をしていた方が売上も利益も取れそうな感じがします。なんばウォークを歩いていて思ったのは、どうやって売場の奥にお客さまに入ってもらうか?
こんな夏物処分なんかは、最適な感じがします。

フラッと歩いていて思ったのは・・・

お店のスタッフの方は、1日に何回くらいお客さま目線で外の通路からお店を見ているのかな?

ということです。
当たり前のことですが、お客さまは通路からお店を見て、お店を利用されるわけです。でもスタッフの方は、1日のうち下手したらずっとお店の中にいるのかもしれません。

お店の中にいるということは、売場作りを店の中でしているので、実際のお客さまの目でお店を見ることができないのです。

「なぜお客さまが店内に入ってくれないのか?」
「なぜ売れないのか?」

特になんばウォークのようなお店は、外からお店を見て

「売場を点検すること」

が大切だと思います。
特にお客さまは、個人がされているような規模に入ろうとしたら余程、興味がないと入らないものです。だから外からお店を見て

「外から見て店内は明るく、買わなくても安心して商品が見れる雰囲気があって、フラッと気軽に入れて出やすい雰囲気のお店にする」のです。

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お店の入口の間口は広く、マネキンなどを利用して、コーディネート提案。
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服飾のお店ですが、通路に対して、すごくボリューム感はあるのですが、お店に入る副通路も狭く、店内を回遊しにくく、ちょっと入りにくそうなイメージです。

バーゲン時期ということもあるので、各店売場は様々ですが、お店作りのポイントをまとめてみました。

①「アイキャッチ度」を高める演出を行う

入口のステージなどは、お客さまが季節感を感じたり、話題商品のコーディネートなどを楽しめるよう演出してお客さまのアイキャッチ度を高める。

②「笑顔」でひと声掛けましょう

フラッと歩きながら見ていると、お店のスタッフから声のかかった店はありませんでした。お店の奥のカウンターにおられることが多かったです。
お店の前の方に出て、回遊されるお客さまにひと声掛けましょう。

③お店の特徴を絞り込みましょう

お店の規模は小さいのに、色気を出して、いろいろなモノを扱われているお店が多いです。他のお店もそうなわけですから、お客さまからすれば、ほしいモノがあれば、どこで買ってもいっしょなわけです。
自分の店は「これ」という絞り込みが必要です。

④間口は広くとって、お店の中の通路も回遊しやすくしましょう。

お客さまがお店の中を回遊して、商品を見やすく選びやすくしないと売上にはつながりにくいものです。お店の中の通路は、外から見て、きちんと取れているか? 考えましょう。

⑤お客さまの回遊を見て、気になるところはすぐに修正しましょう。

⑥POPはプライスカードよりも、商品の価値を考えて、お客さまに伝わるものを優先しよう。

フラッと歩いていて、こんなことが足らないように感じたので、まとめてみました。

まずお客さまと同じ目線で売場を見て、1日に何回か? 点検してみましょう!!