チラシの「キャッチコピー」は見ていただくために大切!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

新聞折り込みチラシも減ってきましたね (笑)
ポストに朝入っている新聞も、土曜日は分厚いですが、平日は、薄くなってきました。

●現在のようになった要因・・・

・新聞購読率の低下
・新聞折り込みチラシの効果がない

など言われています。でも広告代理店も仕事が必要なので、最近ではお店と違う業種のチラシが増えつつあります (笑)

●チラシの役割りは・・・

・お店を知ってもらうこと
・お店に来てもらうこと

なのに、今の新聞折り込みチラシでいいのかな?
それは仕掛人の立場から考えてみると、掲載内容が誰にあなたのお店の思いをお届けしたいのか? わからないからじゃないかな?
そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

『こだわり』のお肉が100g当たり358円。『こだわり』って言葉にもうお客様がときめかないから効果が薄い。

新聞の折り込みチラシを週間単位で見ていると、売場の作り方もいっしょですが、チラシの構成も変わらないなぁ? って感じ。

商品は、少々違うけど・・・

キャッチコピーがどこもいっしょだから、会社が違っていても、お客様からは同じに見えちゃうと考えます。
例えば、先週のスーパーの新聞折り込みチラシの野菜の訴求

キャッチコピーは『おいしい』『新鮮』食品売場の品揃えでは「当たり前」。
キャッチコピーは『新鮮』。売場にしなびた野菜を置いていたら、お客様はこない。
キャッチコピーは『おいしさ』。そして安売り。

折り込み日は違うのですが、3社に共通して訴求されているのが「ブロッコリー」。こんな同じようなチラシが入ってお客様は、このチラシを見て、心を動かされて、お店に行くでしょうか?

結論は『行かない』!!
家の近くの店で、必要なモノを買おう!!

ってなると考えます。

・おいしい
・新鮮

というのは、食品売場では、当り前の条件だと考えます。
お客様にお店に並んでいる商品の気持ちをお届けしようとしたら「おいしい」「新鮮」

だからどうなんだ!!

ということを伝えないと、せっかく新聞折り込みチラシを入れても、お客様は、見ずに捨ててしまうと想定します。
企業は、新聞を折り込むために製作費、印刷費、折り込み費で多額のお金を支出しているのに、効果がなければ・・・

お金をドブに捨てているようなものです。

売場の人を減らして
お客様に商品を手に取ってもらうためのPOPなどの販促経費
最終新聞折り込みチラシもカット

これでは業績が悪くなるのは当たり前!!

だってお店の情報を店外、店内で告知していないのですから・・

販売促進担当者は、しっかり『販促ストーリー』とこのチラシで何をお客様にお届けしたいのか? いくら売上を確保するのか?

考えるべきだなぁー?

●それとチラシのキャッチコピー!!

「おいしい」「新鮮」「こだわり」などは、言葉を強くして、お客様の目を引こうとして言葉なのですが・・・

実は、これは

常套句ーーー!!

強くしようとしているのですが、商品の均質化といっしょで、言葉の均質化です。効果がない無意味な表現なのです。

だって上のチラシ画像を見ればわかるようにどこも使っている言葉です。そのジャンルでよく使われる言葉なのです。

たとえば、アイキャッチ画像のモスバーガーのリッチ海老カツバーガーも「ぷりぷり」海老カツ・・・というように、海老には、どこも「ぷりぷり」という言葉がつく。

一番初めに考えた人は、これで大当たりしたのでしょう。
でも今ではどこも海老には「ぷりぷり」がついています。
同じように水菜であれば「しゃきしゃき」って・・・

チラシのキャッチコピーって、とても大切!!

だから考えるのは楽しい!!
同じように・・・

●飲食店であれば「こだわり」「厳選した」「極上の」「まごころこめた」「くつろぎの」
●会社であれば「地域密着」「お客様第一」「笑顔」「未来」

などは、もうインパクトのない言葉です。
そんなことのひとつひとつが今の状況を導いているんじゃないかな?

お店の方は、お客様の顔を浮かべて、伝えたいこと。
そして販促ストーリーをしっかり考えれば、自然ともとに戻っていきますよ (笑)

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
最近、お店の経験の視点からこのブログを書かれているのでわかりやすいという言葉をいただきありがとうございます。
少しでも参考になって、皆様のお役に立てればと考えています。