『プレミアムフライデー』をどう定着させるか?

こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠です。

朝からテレビなどのメディアでは『プレミアムフライデー』の話題を取り上げられています。
読売新聞を読んでいるとプレミアムフライデーPR役の「関ジャニ」メンバーと共に、企業広告が、新聞全紙サイズで、8ページも掲載されていました。
定着するまでには、企業の体制の問題もあるので、一概に判断はできませんが、感じたことをブログにサクッとまとめてみました。

プレミアムフライデーのロゴをメディアのあっちこっちで見ますが、定着すればいいなぁ?

うちの会社も急ぎの作業もなかったので、プレミアムフライデーの雰囲気をつかむことも含めて、各スタッフ15時上がりで調整進めてまーす。(笑)
新聞折り込みチラシは折り込まれていました。
ただいつもと変わらないチラシのタイトルヘッダーが変わっただけという感じで折り込まれていました。

スタッフには、午後ブラショッピングしながら、今後の提案のため、どんな感じで展開されているか?
キャンペーンの一番初め、各お店やメーカーさんの展開対応を見ておけば、お客様がお困りになられていることが、クローズアップされてくるなぁ と考えています。

ちなみに今朝の新聞折り込みチラシを見ていると、通常土曜日に折り込まれているチラシを前倒しして、日替わりを3日間設けて訴求されているものが多かったです。

大手スーパーのチラシ。ハナキンStyleというテーマ『いつもより、ちょっと賑やか』家食も少し中途半端な表現、何を伝えたいんだろう?
食品スーパーのチラシ。いつもの日替わり商品にタイトルが『プレミアムフライデー』チラシのベースカラーが『ゴールド』になっていました。ただ商品が?
家電専門店A店では、15:00~「タイムサービス」で、日用消耗品中心に訴求。ただ売上確保の集客だなぁ?って感じました。

A店の特別企画2は、やはりポイントでのお客様の囲い込み。

家電専門店B店。ポイント販促、オークション、プレゼントセールを展開していました。
同じくロードサイド家電専門店C店。価格訴求中心で構成されています。
1回5000円以上のお買い上げ貼り付け応募企画で、お客様参加企画を訴求していました。

各お店の新聞折り込みチラシを見ていると、初めてのキャンペーンなので、どこも手探り状態で制作されている。
まだ実際、どれだけの会社が15時上がりをするか?状態がつかめない。

「どうして『月末の金曜日』設定なのか?」

このキャンペーンの企画意図がわからない。

・「ノーマイカーデー」
・「2000円札」

同じようにいつの間にか? 消えるようなキャンペーンにならないでほしい。「消費喚起」「働き方革命」と訴求ポイントはいいように聞こえる。

・消費喚起なら企業の給与日との兼ね合いが絡んでくる。
・働き方改革なら、月末と言えば、営業の方も走り回っているし、事務も月末の〆の会計処理でバタバタしている。

こんな状態が加味されてのキャンペーンならいいが、どちらかというと『官』のフィルターから絞り出されたキャンペーンのような印象がある。

それが各社のチラシに表現されているようにも感じる。

このキャンペーンをするために官民一体でアドバルーンを上げて、各お店も取り組んでいるわけですから・・・
今回の検証で、できる限り多くの人が参加できるように考えて、次回、取り組む。それは企業の経営と同じ。

検証⇒改善⇒実行

の繰り返しで、後世に残るいいキャンペーンから習慣につながってほしいなぁ?
来月の取り組みがトーンダウンにならないように今日の取り組みの改善を進めて、いい方向になればいいなぁ?

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
折り込みチラシ以外の取り組みもあると想定されるので、見ながらブラショッピングを楽しんでこようっと!! (笑)