お店で『タイミング』ってたいせつ!!

こんにちはーー!!
売り切る売場仕掛人 オーパ伊藤です。

昨日、京阪電車に乗ってお客様のトコにお伺いしようとした際に
何と淀屋橋駅に長蛇の列・・・

表示板はこんな感じ。落雷以外の情報がない。しばらく並んでましたが、京阪電車側から案内もなくて、何が起こったのか? わからない。
ただ掲示板に「落雷」と表示されているだけ。
ただ地下鉄の淀屋橋駅の方から
振り替え輸送ご利用の方は、こちらに並んでください」
と案内している。

「何だ、何だーー!!」 って思うけど
何が起こっているか? わからない。
対応も出来ない。
ただお客様との約束があるので、待つしかない。

これから京阪電車利用する人に 、この状態をTwitter で伝えてあげようと思って、ツィートを数回した。

しばらくして京阪電車側から

「落雷による停電で、まだいつ動けるか?わからないので
振り替え輸送を利用して下さい」

という放送が、ツィートして5分くらいしてから、案内があった。お客様のところは、寝屋川なので、京阪電車で行くしかない。
どうしようもない。
一応、放送で説明のあった内容もツィートした。
でも待つしかない。トホホ・・・って感じ。

しばらくして、スマホに着信
「〇〇〇テレビ局社会部の〇〇です。ツィートされた件で、
 お話しをしたいので、こちらに連絡下さい」
とダイレクトメッセージが来た。

「え?」 と思った。
それからしばらくして電車も動き出したので、ダイレクトメッセージでお話しをさせていただいた。

●お伝えしたいポイントは・・・

SNSのことではなくて・・・
『Twitterのダイレクトメッセージのタイミングと同じように、お店の業務にもタイミングがある』

ってこと。そんなことをブログにまとめてみました。

ピーク前の売場には、商品が棚にいっぱい陳列されていて、お客様に利用していただきやすいように準備。

テレビ局の方とお話ししたことは、起こっていることの情報をしっかり確認するために、きっとTwitterをにらめっこして見ている人がいるんだろうなぁ?

ほんとこれはテレビ局の社会部の情報を確保するタイミングに感心した。

これをお店に置き換えた時に、下の画像のお店を見て感じた。

きっと納品を待っているのに、商品が届かないんだろうな? お店の人は、ピークを前にドキドキだっただろうな?

上の画像は、なんば駅構内にあるコンビニの画像だ。
私は、毎朝、7時くらいになんば駅について、事務所に歩いて行く。

●この画像の売場を見て感じたのは・・・

あと30分もすれば・・・
出勤する方が立ち寄って、朝のピークを迎えるのに、この売場じゃ、ダメだ?!
たぶん荷物が遅れて、お店の方もドキドキしてるんじゃないかな?って解釈した。

この後、商品が補充されたか?
事務所で処理することがあったので、事務所に向かった。

●ただひとつ・・・
『ピーク前に、売場はきちんと準備しておくこと』

私が入社して2年目にこれと同じようなことをしたので
そんな経験をお伝えしようーーっと (笑)
今となっては、笑い話で出来ちゃうのですが、
当時入社2年目の私はいったいどうしたらいいか?
わからなかったので、すごく困惑した事件でした。

●それはお正月を迎えてお祝いする時に使う

「祝箸」品切れ事件ーー!! (笑)

祝箸って、お正月にお雑煮、お節料理を食べたりする時に、袋入りの箸。

家では、お正月に祝箸を使っていたので
お正月には必要なんだなぁー? ってイメージはありました。

でも私が2年目の頃には、今のようにPOS実績などなかったので
勘と経験で売場を作っていた時代
先輩のチーフには迎春商品の動きを聞いていました。

「祝箸売れるから注意しとけよーー!!」
「どのくらい売れるんですか?」
「たくさん売れるよ」

たくさん売れるよ!! って言われても、どのくらいか?
2年目の私にはわかりませんでした(笑)
クリスマスが終わって、27日くらいからじょじょに数量が上がってきました。
そして28日・迎春商品の需要が急上昇してきた途端、
祝箸を品出しするペースが上がってきました。
1ケース、2ケース、3ケース・・・
と品出ししていく中で、20ケースあった商品が一挙になくなってしまいました。

店長、フロア長から怒られながら、28日でこれだったので・・・
29日、30日どうしようということになったのですが・・・
チェーンストアの利を利用して、近くのお店に

「少しわけてもらえませんか?」

と頭を下げて電話して、少しづつ分けていただいて、
30日の午前中まで何とか? 持ったように記憶してます。

●ここでお伝えしたいのは・・・

品切れしたことをお伝えしたいのではなく
現在は、いろいろな販売データが揃っていて、
当時ほど、迎春商品の量が売れることもないのでしょうが

いろいろなことを考えるタイミングです。
某テレビ局社会部が情報を得るためのタイミング
お店のピーク時に合わせた陳列のタイミング
などから考えられるタイミングです。

●一つ目は「企画を判断するタイミング」です。
その中には・・・
・売上規模
・販売数量
・期間
・場所
・価格政策
・展開方法
たとえば年末のような大きな企画の場合は「2カ月前」から段取りしなければなりません。

●二つ目は、「商品をお届けするタイミング」です。
・季節商品の導入期
・商品のライフサイクル
・ピーク時に合わせて品出しするタイミング
・価格政策

●三つ目は、「スタッフと擦り合わせるタイミング」です。
・売場の展開方法(期間、場所、展開方法、販促方法)
・展開商品情報
・作業の優先順位

などそんな要素をタイミングを計って確認していく必要があるなぁー。

現在のようにいろいろな競合がひしめいて
情報が氾濫している時には、どうするのか?
それはタイミングをおさえて考えて、動くこと

●データを整理してみると・・・

・お店でおさえなければいけないタイミングは・・・
「企画判断」「商品タイミング」「スタッフとのコミュニケーション」など、それぞれにおいてタイミングがある。
・「あうんの呼吸」が必要。
・タイミングを図って、運営すると楽しい売場が作れる。

そんなことかな?
最後までブログを読んでいただき、ありがとう~!!
特にスタッフのいるトコは、コミュニケーション大切だよ。