24時間テレビの福島復興活動から学んだこと。お店は『ライフライン』ってこと。

こんにちはーー!!
売り切る売場仕掛人 オーパ伊藤です。

昨日は24時間テレビをずっと見てた。
ブルゾンちえみさんが1時間前に、マラソンランナーに決まって、走るなど話題はあった。

●24時間テレビは、私的には・・・

・こころがリセットされたり
・人への思いやりが強くなったり

そんな番組が多いので毎年楽しみにしてまーす。
●今年のラインナップは・・・

●阿久悠物語
●櫻井翔が伝える「ふるさと」と福島
●コンビネーションマリンバ などなど

どれも感動だったのですが・・・?!

やはり櫻井翔が伝えたニューギニアの亡き祖父の戦争への想いもよかったが・・・

原発事故から6年経った今でも福島の人は、自分の住んでいた町に帰れない。でも復興に尽力を尽くされている人もいる。
そんな番組の話しの中で「石井食堂」の店主の話しを聞いて、たいせつなことを思い出した。

●お伝えしたいポイントは・・・

『お店の方のお陰で、楽しく過ごせているんだーー!!』

ってこと。そんなことをブログにまとめてみました。

あまりクローズアップされていないが、福島復興のために尽力を尽くされている人がいる。葛尾村の「石井食堂」もそのひとつ。

震災から、6年経った。
未だに、帰りたくても帰れない「福島」の人がいる。
またいじめられている子供が依然として存在している。

その人たちを勇気づけたいという想いで・・・

唱歌の「ふるさと」ではなく
嵐の「ふるさと」を福島県内6校55人による合同合唱だった。
嵐のこの曲は、時々聞く曲だが、唱歌「ふるさと」同様、詩がいいので好きな歌のひとつだ。
56歳のじじいが「嵐かよ?」
って思われるかもしれないが・・・
嵐の曲は、何気に聞く。

その番組中で

・街を守る「じじい部隊」
・避難先から通い、桜の木を植樹して桜並木を作った会田夫妻。
・葛尾村の「石井食堂」

みなさんの思いは「福島に戻られた時に、困らないように」「楽しみがあるように」    だった。

何てステキな人たちなんだろう。
突然、ふるさとに戻ってきても、なつかしさと共に楽しむ準備をしておられる。

こんな人たちを国民栄誉賞にしなくっちゃー!!
国民栄誉賞って、有名人、国益を上げた人だけを表彰するものでもないだろう。ほんと陰の力持ちだよ。

話しを聞いただけで、涙があふれた。

年月の経過と共に「戻らない/戻れない」と思う人が多くなる中
村に戻ってきて、住民が戻ってくるために準備をしている人がいるというのも感動だった。

特に、日頃、お店の仕事を会社でお手伝いしているので
石井食堂の店主の言葉がグサッときた。

帰村した住民は人口の1割にもみたない葛尾村 に石井食堂は戻った
店主の言葉は・・・

『お店がないとみんなが帰ってこれないから、ここで待ってる』

って・・・

画像は石井食堂のチャーハンじゃないけど、特大サイズの皿にてんこ盛りされたチャーハンがテレビで紹介されていた。

帰村した住民が1割!!
当然、商売としては苦しいはず。
でもこの店主の

「店がないと生活ができない」
「だからここで店をやるんだ」!!

こんなことをサラッという店主、スゲェ、かっこいいーー!!

番組で紹介されていたチャーハンは、特大で、若い人でも完食は無理なんじゃないか?って感じる量。
元々、このお店のチャーハンは大盛だったらしい。
被災地支援で、大皿の提供を受け、その皿に合わせたら、大盛になったとのこと。

ふと思い出したのが・・・
震災の時に被災地では、モノが不足する。

関西のお店でもよく見受けたシーンだが、
飲料、カップ麺、紙おむつの売場が空っぽになっていた。
関西から被災地の親族に送る。

当然、救援物資もあるが、それでまかないきれない・・・
でも必要なモノはあるところから被災地に送ってあげたいモノ。

●震災で店が崩壊しても・・

『お客様にモノをお届けするのが、小売りの仕事だ!!』
『お店の仕事はお客様のライフラインを支えているんだ』

と確かセブン&アイHDの鈴木会長ではなかっただろうか?

イトーヨーカドーが移動販売車などで出来る限りモノをお客様の近くまで届けようとしてた。

そんな気持ちが商売の原点ではないかな?
番組を見ながら、そんな言葉を思い出した。

お店って改めて感じたのが・・・

私たちのライフラインを守るために
商品を仕入れ、販売してくれている。

私たちがそれぞれの産地に買いに行ったりしてたら、
短時間ですべて必要なものが揃うことはない。
それをお店と言う施設に集めてもらっている。

それが仕事なんじゃないって、簡単に言われるかもしれない。
それで助かっている自分がいるんだから感謝です。

でもね~?! よく考えると・・・

お店に商品が届くまでのプロセスひとつひとつに感謝しなければならないなぁー!! って思う。

・作ってくれる人
・取ってくれる人
・お店まで届けてくれる流通業者
・運送会社

お店に届くまで、多くの人の手にお世話になって、最終お店の売場に届く。

そんなことを考えると、プロセスごとにモノに想いはこもっていくのでお店は「想いの集積地」だなぁ~(笑)

●データを整理してみると・・・

・お店って、商品のいろいろなプロセスの最終ポイント。
・最終ポイントだから、プロセスの想いを「価値」に変えて届ける。
・お店がなければ、生活ができない。
・ネットは便利だが、身近な店程、ありがたいもの。

いつか、石井食堂に行ってみたいものだ。

石井食堂 ぐるなびページ

「村民の再開場所」で盛り上がっていればいいなぁーー!!

今日は一日、24時間テレビに付き合ったが、楽しかった。
日頃、頑張って、モノを届けてくれるお店に感謝ーー!!

最後までブログを読んでもらって、ありがとうーー!!