事を幾先に見る  (言志後録・101条)

こんにちは~♪♪♪
アンディーンノア社長 伊藤です。

3連休は、いかがお過ごしですか?
私は、前触れもなく、 「こんなことにチャレンジしてみない?」 という急なチャンスを紹介していただいたので、準備のための資料作りに勤しんでいました。やはり会社を経営して、メンバーも10人超えてくると休みも不定期になるものです。頑張ってくれているメンバーのために、このチャンスを手にできるよう頑張らなければなりません。

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さて、今日のお話しのテーマですが・・・
佐藤一斉先生の言志四録に、相変わらずはまっていて、時間の合間に読んでいます。ほんとうに中村天風先生の言葉もこころに染み渡りますが、一斉先生の言葉は、実践的で、会社の考え方として、取り入れても、現在でも、使える言葉だなぁ?って感じます。

●聖人は事を幾先に見る。事の未だ発せざるよりして言えば、之を先天と謂い、機の已に動くよりして言えば、之を後天と謂う。 (言志後録・101条)

予測力がある人は、事が起こらないうちに、先を予測して処理し、ミスが起こりにくくするものです。事が起こらないうちに処理してしまうので、周囲から見れば、何もなかったようにスムーズに事が流れていく。

私自身がそうなのですが・・・
予測もしないコトが起こると焦ります。

自分が思ってもみなかった予測できないことに直面した時、焦ります。

それが私自身の処理範囲を超えると、どうしたらいいのか?
さらに焦ります。

そんな時って・・・やはり会社を経営していると、まずメンバーに迷惑をかけてはいけない。そして私より経験を積まれている方に、どうしたらいいのか? 相談して、教えていただいたりして、正しい方向に修正するようにしています。
私もまだまだ経験したことがないようなことに、今後も直面すると思いますが、素直に人の話しは聞いて、軌道修正しなければならない場合は、していこうと思います。

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少し話がそれてしまいましたが・・・
私は、ホリエモンの「想定内」という言葉が好きです。

自分の能力で、常に、今後起こるだろうことを予想するようにしています。
●会社の売上の推移。
●メンバーの将来的な役割を見込んだ導き方。
●私の体重。 (主治医の先生もこのBLOGを読んでいただいているようなので、気にしてますよ。)

など、大きくは、会社のこと、メンバーの家族のこと、自分自身のこと、いろいろ考えます。よくメンバーの家族のことなんか関係ないといわれますが、会社に元気に来て、頑張っていただいているのは、家族の支えがあってのものだと思っています。だからお会いしたことは、一部の方しかありませんが、見えてしまうのです。

ひとつひとつの項目を考えながら、おそらくこうしてあげれば、うまく流れるんじゃないかな?ということを、考え、予測します。そしてそれに対して、対応策を考えておけば、まったく異なったコトが起こったとしても、動揺や焦りは、少なくて済みます。

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この予測すると言うことは、経験から導き出されるコトが多いものだと思います。でも若くて経験がないから・・・で終わらせるのではなく、予測するくせをつけておけば、将来、役に立つと考えます。

たとえば、私も、小売業に勤務していた若い頃は、メンバーも5人くらいいましたので、朝一番に、それぞれの作業スケジュールを確認して、それぞれの作業が円滑にまわって、かつ売上が確保できることを考えていました。それが、今、くせになっているのかな?とも思います。

同じように、今日、処理しする作業などのコトを考える時間を作って・・・

●もしかしたら、この作業は、急に追加作業が発生するかもしれない。
●この作業は、納品が、ここだから優先順位3番だとか?

考えておけば、急なことが発生しても動揺せず、また時間も有効に使えるものです。時間は、以前、お話ししたように、みんなに平等に与えられているものです。

●時間を有効に使うか?
●今日も時間足らずで、できなかった。

となるかは、やはりあらかじめ予測しておくことが、重要だと思います。
それが日々のいろいろな事柄をスムーズに流すことだと思います。

「事を幾先に見る」 ことを頭において動きたいものです。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。
明日から3連休の疲れを出されませんように・・・!!