2014年紅葉~鞍馬・貴船編 -1

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

楽しみにしていた紅葉、まだ色づきにはちょっと早かったですが、行けました。たまにはタイトルテーマの「パワスポ」らしいお話をさせていただきたいと思います。
最近、お話を聞いていただいている方は、タイトルの「パワスポ」って? と思われると思いますので、久々に「パワスポ」について、簡単にお話をさせていただきます。
そんな大げさに構えてお話をすることでもないのですが、「パワスポ」って言うのは、パワースポットを短縮させていただいた言葉です。
パワースポットと言うのは、地球に点在する特別な“場”のこと で、 エネルギースポット、気場とも言われています。
パワースポットと言っても、口コミで広がったスポットもあると思いますが・・・ 私は、

その場でいるだけで、こころが調和して、自分自身とコミュニケーションがはかれて、一体感が得られるスポットだと考えています。
こころが楽しくなったり、すっきりして晴れ渡ったように真っ白になったり、特に、自然の素晴らしさにこころが震えて、素直に自分自身が表現できるところだと思います。

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今日は、京都の鞍馬・貴船に行きました。
鞍馬と言えば、「天狗」ですが、叡山電車・鞍馬駅出たところに、下記のような大きな天狗が、でーんと迎えてくれます。

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そして山門・・・歩いても行けるのですが、鞍馬山を歩きたかったので、ケーブルで上がりました。

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ケーブルで上がっていくと構内出たところに、多宝塔が見えます。
そしてしばらく参道を歩くと、本殿金堂が目の前に広がります。狛犬は鞍馬寺は、「虎」で、本尊である毘沙門天のお使いなのだそうです。
金堂の前には、facebookでご紹介した「金剛床」が広がっています。

私のfacebookページ https://www.facebook.com/itoh01

そして、翔雲壺から鞍馬の多少紅葉した山並みが見えます。
翔雲壺の説明書きに「鞍馬山は、北方守護の浄域である。守護授福のため、本尊ここに降臨ありて、はるか平安京をみそなわし給う。中央の板石は、本殿後方より出土したもので、平安時代より鞍馬寺に伝えられた妙法写経会の経巻を埋納した経塚の墓石である。板石の下から発掘された経塚遺物二百点余りがことごとく国宝と指定された。」そうです。

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ここから見る鞍馬の山々は、とてもきれいで、気持ちが良かったです。紅葉が進んでいれば、もっとよかったかもしれません。
来週くらいになれば、もっと進むのかな?

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金堂の横の道を上ったところに鐘楼があって鐘を突けます。
そこから先は本格的に山道になっていて、屏風坂の途中に義経公息次の水や上ったところに背比べ石がありました。

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そこから下って行くと、平泉で義経公が亡くなった後、この山に帰って来られたと言うことで、義経公を祀っている義経堂やしばらく歩くと魔王殿がありました。ここの魔王は金星出身と言い伝えがあります。

山全体がお寺なので、自然と調和しながら、楽しめます。
歩いている途中に大きな岩や朽木に広がっている苔など、ほんとうに自然を感じながら、山道を歩けます。
昔、この山を義経公が走り回っていたと言う思い、普段、運動不足であることを感じながら、楽しめました。
山を下りると、川のせせらぎの音が聞こえる貴船神社でした。

今日も長々と私の話にお付き合いいただきありがとうございました。
また明日、つづきの貴船神社についてお話をしようと思います。

 


「しまった!!あのときこうしておけばよかった。」と思わないために・・・?

こんにちは~♪♪♪
アンディーンノア社長 伊藤です。

今日も一段と冷え込みました。
冷え込むたびに、紅葉が楽しみになってきます。
思いっきり、日頃の事を忘れて、自然が織りなす「美」を楽しみたいものです。自然が作る何とも言えない微妙なコントラストは、いくら機械の性能が上がっても人為的に作るのは、難しいものです。

●昨の非を悔ゆる者は之れ有り、今の過(あやまち)を改むる者は鮮(すく)なし。(言志録・43)

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過去の失敗を悔やんで後悔・反省する人はいますが、現在おこなっていることの間違いをわかっているのに、改める人は少ない。

過去の失敗などにこだわっていつまでもテンションを下げている人って、よく見ますよね。きまって・・・慰めの

「気にするなよ!!」

って言葉を掛けたりするのですが・・・?

過去の終わったことにいつまでもこだわって、尾を引いていても、もう終わって結果が出ていることですから

「あの時こうしておけばよかった」
「あの時こう思ったのに、やっておけばこんなことなかった」
とか・・・考えれば、考えるほど、後悔が涌き出てきます。これはなんとかうまくやれなかったのか? と言う自己養護の「欲」だと思います。

でも、過去は終わって、結果の出ていることなのです。
後悔しても変わらないのです。

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佐藤一斉先生が話されているように・・・

今、道が間違っていれば、軌道修正すればいいわけです。

ただ、軌道修正は、自己否定することになりますので、自分自身を正当化するために、「まだ大丈夫」・・・ 時間がどんどん経過して軌道修正が遅れたりして、結果、失敗したという形につながる形になります。
たとえば業務でも流していれば、「これ・・・ちょっと違うなぁ?」 と感じることがあると思います。

そう思った時に・・・一度、考え直すことが必要です。
得てして、そのまま続けると失敗につながることが多いものです。

そんな時に出てくるのが・・・

「まぁ・・・いいか?」 と言う甘えです。

やはりこころが 「これ・・・ちょっと違うなぁ?」って投げかけてくれる声に反応して、軌道修正することを考えなければなりません。
「直感」
 ですかね。

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ただ軌道修正をするのもなかなか難しいと思いますが・・・
このまま続けたら、どんなことが起こるんだろうと考えてみるのも一案だと考えます。

私は、やはり会社を経営して、10数名の方と一緒に仕事をしていますので、この選択、業務の仕方をしていて大丈夫だろうか?ってよく考えます。
その時には・・・

「プラス要素」
「マイナス要素」

を考えます。
けっきょく、マイナス要素をプラス要素が上回れば、結果オーライなわけで、それぞれの要素のシフトや可能性の配分を考えます。そしてそれぞれの進め方を考えて、メンバーのみなさんに迷惑を掛けると判断すれば、「風林火山」の「風」のごとく軌道修正を行います。

ただ私の場合は、ひとりでは判断できないこともありますので、メンバーの声を極力聴くようにしています。

これに対して
「どうして・・・?」
ってよく聞きますが・・・?

個人の事は、個人で判断すればいいのですが、会社はみんなのモノだと言う私の考えから、よくテレビのドラマのようにワンマンでいるよりも、みんなで会社を作っていきたいと思うからです。

軌道修正は、常に「今」なんです。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。
今日の画像は、一休和尚で有名な京田辺市の酬恩庵 一休寺です。
庭を見ていれば、こころ洗われますよ。


今年も師走が目前です。毎日、忙しいですか?

こんにちは~!!
(株)アンディーンノア社長 伊藤です。

めっきり冷え込んできました。
私の大好きな紅葉の季節が日を追うごとに近づいてくるので楽しみです。私の大好きなスポットは、京都の法然院の山門?です。
すごく侘び寂が感じられるので、毎年、必ず行っています。
今年は、どんな表情か? 楽しみです。

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相変わらず、毎日、言志四録を抱えて、読んでいます。
この本は、佐藤一斉さんがまとめられたものですが、当時は目新しい考え方だったのかもしれません。私は、この本に巡り合って読み進めていますが、ほんとうに役に立つ言葉ばかりで、毎日日々の仕事、生活、気持ちの持ち方に押さえておかなればならない言葉が語られているので読んでいます。
本屋さんでビジネス書を探していると、目新しい概念や言葉をアピールしている本に飛びつきやすいですが、この言志四録は、ほんとうに役に立つ言葉でまとめられています。

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さて今日は・・・
「又閑時を認めて以って実時と為す。宜(うべ)なり其の多忙なるや」(言志録31)

最近の人は、口ぐせのように忙しいと言います。しかし、実際行っている事を見ると、実際に必要なことは、十の中の一、二過ぎず、不必要なつまらない事が、十の中、八、九である。この不必要なつまらないものを、仕事だと思ってやっているのだから、忙しいのももっともなことです。ほんとうに何かしようと志を持っている人は、こんな穴にはまってはいけない。

と言うことを話されています。
私も「バタバタしてとか」「忙しくて・・・」と言うことをfacebookやメンバーとの話の中でよく使いますが、果たしてそれが言志録で言われているようによく考えないとほんとうに必要なことなのか?

と考えた時に・・・

「?」

ってならないようにこころがけなければなりません。

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そのために自分が実際行ったことを棚卸しして見る時もあったらいいのかな? って考えます。
たくさんの仕事をすれば、達成感や満足感もありますが、果たして、私がやらなければならないことなのか? 私とって必要なのか? を考えなければならないと改めて感じました。

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やはり会社の役割柄いろいろなことを大局的に見ながら、メンバーに指示をして、ノアの箱舟に乗船してくれているメンバーに満足を与えられるように頑張っていければいい。
それを私の天命と捉えるなら、新規拡大、拡大とパイを大きくする事ばかり考えず、しっかり根を張ることを考えていけば、違った観点が広がってきそうです。

逆に、忙しいと言いながらも無駄に流れている時間もありますので、時間の棚卸しをして、無駄な時間の流れを確認して省くことを考えて行けば時間の流れも変わるかもしれません。
時間を有効に使いながら、天命をまっとうする。

今、経営者として意思決定と言う重要なことをやっていかなければなりません。そのために今、行っている事を棚卸しして、自分がやっていかなければならないこととメンバーに任せて大丈夫なことを判断していきたいと思います。

これから猫の手も借りたいと言われる年末が目前ですが、しっかり、「忙しさ」の棚卸しをしていきたいと思います。

今日も長々と私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。
今日の画像は、宮島の厳島神社です。

今日も楽しい一日を楽しんで下さいね。


ああ人生に涙あり!!

こんにちは~!!
アンディーンノア社長 伊藤です。

雨模様とニュースで聞いていたのですが、雨は思ったより降っていなくて、気温も少し高めの一日です。

●得意の時候は、最も当に退歩の工夫を著(つ)くべし。一時一事も亦(また)皆亢龍(みなこうりょう)有り。(言志録・44)

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思いが叶いうまくいっている時こそ、一歩下がる工夫を考えるべきである。「一時(いっとき)」と言う時間的な点、また行っている業務のひとつの事柄をとらえた点、頂上と言う点に上り詰めた時は、下るしかない。

と言うことについて、今日は話しをさせていただきたいと思います。
順調に物事が運んでいる時は、「いけいけどんどん」じゃないですが、気分も高揚して、調子に乗ってしまうものです。

「まだまだいける~!!」

ってことでしょうか?
昇り龍のように、調子に乗って、昇っている時は、好調さをよそに周囲が見えていないことがあります。

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数年前に栄えて勢いがあった企業でも、今やと言う企業があります。

その象徴が、「日の丸家電メーカー」 です。
私が若い頃は、SONY、パナソニック(ナショナル)、シャープと言う企業は、花形企業でした。でも今は、あれだけ栄えていたのに、かなり苦労されています。
と言うことを考えると、どんなに優秀な企業でも昇りつめた時の下がり方を、佐藤一斉先生の言葉のように、常に考えながら、行動しないと真っ逆さまに落ちることがあるので注意しなければなりません。
歴史のある大きな企業なら蓄えが、多少あるので多少のことは、乗り越えられるかもしれませんが、当社のような駆け出し始めた企業では、もろにその波を受けてしまうので、不時着する退路を考えなければなりません。

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企業でも、商品でも、どんなによく売れた商品でも同じように頂上と言う点に上れば、下がります。
もちろん人間の人生も同じで、頂点と落下の繰り返しです。

上下の幅をいかに縮めるか?

好調の極みで昇りつめていって、頂上に昇れば、落ちるのは自然の理ですから、落ちる時のことをどのように落ちていくのか?想定して、準備を進めていなかなければなりません。

たとえば、私の会社の場合であれば、クライアント先のお客様もご提案させていただいた当初は、デザインや企画も今すでに展開されているクライアント様と同じなら新鮮味もないと思います。
ただ現場を分析して、クライアント様の問題点を指摘して、差別化して意識的に少し違ったデザインや企画を持って行けば、振り向いていただけるようになります。
ただそれも一年間・・・一巡すれば、すでに昨年提案させていただいたものがありますから、そこからは売上も下がるからどうしていかなければいけないか?考えておかないと、メンバーは現状のままいるのに、売上が下がれば、「リストラか?」 と言うことになりかねません。
そんな無責任なことはしたくないので、下がった時のことを常に考えておかなければなりません。

ドラマの「水戸黄門」の「ああ人生に涙あり!!」では、ありませんが・・・

人生楽ありゃ 苦もあるさ  涙のあとには 虹も出る

やはり常にもしかしての考えを準備しておかないといけないですね。
それぞれのサイクルを考えて・・・

今日も私の話しにお付き合いいただきありがとうございました。
今日の画像は、京都の南山城の岩船寺の画像です。
とても静かで、仏像を会話するのには、もってこいのお寺です。