伝えたいのは「あなた」のために、お客さまに「つい・・・」を起こさせる売場を作っちゃいましょう!!

日頃、お店に買物に来られるお客さまは、人それぞれ 「みんな」同じことを考えて買物をしているわけではありません。

たとえば、料理の好き嫌いもバラバラです。
極端な例は、会社のメンバーにもいるのですが、私は、肉系は食べれなくて、魚系も煮たり焼いたりしたモノしか食べれませんという人います。昔に比べると食べ物の好き嫌いが多くなったなぁ? って感じます。
けっこう嫌いなモノでも食べなさいと言われながら、食べていた思い出があります。そんな風にして、育てられたので、私はお陰様で好き嫌いも少ないです。

「好き嫌いありますか?」
「ないです。」って言えますもん。

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余談は、そこまでにして。話しを元に戻しますが・・・
お店に来られるお客さまも「好み」は、千差万別です。 すべてのお客さまのニーズを把握して売場作りを対応することは、どんなに広い売場でも無理です。だからターゲットに合わせた業態のお店があります。
お客さまも日頃利用するお店をチョイスして利用されていると思います。それが、その店の 「ファン」 なのです。

お店では、どれだけファン作りを進めているかが、人気の分岐点のような感じもします。やはりモノを売っているわけですから、中心は「商品」なのです。

上記、画像のように・・・
「忙しいあなたに・・・」 というコピーで、売場で買物をされているお客さまに訴えかけるようなコピーで、働いているお客さまをターゲットにして、焼くだけで簡単に料理のできる 「たれつきのお肉」 をオススメすることによって、売上につながれば、POPの効果を発揮していると思います。かつお客さまに呼びかけるようなコピーで、ファンにつながるものです。

「この店、いいな!!」

このPOPは、きちんと冷ケース平台につけられ売場もきちんと買いやすい売場で作られていたのでよかったと思います。
こうやってターゲットを絞り込んで、パート帰りで疲れていて、簡単に料理ができるとなると手を伸ばして 「つい」 購買につながる可能性が強くなります。
この 「つい」 をどれだけ売場で表現できるか? じゃないでしょうか?
これは暑い夏場に、惣菜売場で、揚げ物が売れるのと同じだと思います。今日は、暑いな!! 揚げ物食べたいけど、暑いから揚げる手間を考えると・・・でも惣菜売場にあるから、食べたいから 「つい」 買っちゃった。

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この画像も初春くらいでしたが・・・
お客さまを気づかった 「体を温める食材である・・・」 というコピーがついているボリュームがあっておいしそうな「生姜ご飯の鶏天丼」でしたが、よく売れていました。

このPOPには
「スタッフおすすめ」という言葉とともに・・・
ブラックボードにPOPペンを使用して書かれていたので、パソコンなどで作られたものより、気持ちが伝わるのではないか? と思います。

私が売場作りをしていた頃は、プライスPOPは、品名が手書きで、数字は、数字シールなどを貼って対応していたのですが、今は、ほとんどパソコンで出来てしまいますので、呆気ない感じがします。

やはり手書きのコトPOPなどは、お客さまも
「かわいい」「わかりやすい」などの感情を抱かれて、商品の購入につながるわけですから・・・
お客さまに気持ちの伝わるPOPは、「あなた」を意識して作らなければならないと思いますし、
その商品を購入して、お客さまがどんな風に「楽しめるか?」「味わえるか?」 そんな思いを盛り込めば、きっと売上につながるのではないか? と思います。

要は、売場のPOPは、お客さまが商品を購入した後のイメージできる

「デザイン」
「コピー」

があれば、いいのではないか?と思います。
お客さまを意識して、単なるプライスPOPだけではなく、自分が売りたいものには、お客さまに思いの伝わるPOPを作りたいものです。
そうなれば価格は、関係ない。

消耗戦の世界から脱却できると思います。

今日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝