どうせ「できっこない」という思い込み!!

先日は、自分を知ることの大切さについて記しました。
まず自分を知ること・・・ 改めて、自分の可能性について認識するのに「自分史」って役立つ、そんな思いを込めて記しました。
お客さまから「ドリームボード」をデザインして、作って下さいと依頼をお受けした時に、販促ツールのデザインは、しているけど、そのデザインは、今まで経験したことがないので 「どうしようかな?」 って、思いました。進捗状況を、横目に見ていたのですが、お客さまから詳しい話があるまで・・・ ということで、「待ち」 の状態でした。
お急ぎになられている話しも聞いていましたし、お客さまもお忙しいのでなかなか連絡がとれない。そんなことを毎日、報告を受けながら、いつまで待つつもりなんだという気持ちに私はなっていました。
私から言ったのは、わからないなりに叩き案を作ること。 それをお客さまにお見せして、意見をいただくことを担当に伝え、進捗状況を見ていました。

私の思いは、商品やサービスを光らせるデザインや企画の業務を行っているのですから、お客さまの今後が人生が輝くようなデザインを考えれればいいなぁ? そしたら喜んでいただけるかな?
たとえばお客さまが毎年、大みそかに一年を振り返る時と仮定して、そのドリームボードを開かれて、一年の反省、そして来る年に対する思いが、めぐるものが作れればいいなぁ? と思いました。現在進行形でそんなこともお伺いしてさせていただき、調整を進めさせていただいています。

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「お客さまが、自身の目標に向かって、光るにはどうしたらいいのか?」

当社のメンバーは、お客さまの声を聞くのは、とても上手です。
ただお客さまが想定することを、あらかじめ考えて、お客さまがかゆいと思うだろうというところを掻くのはとても苦手です。
知識がないから出来ないと思い込んでいるのです。

「かゆいところを掻くこと」 が、ビジネスのスタートなんです。

お客さま自身のことだからわからない。わからないから動かない。
だから聞き取りをしてから動く・・・今のビジネス競争の中で、「待つ」というのは、ダメだろうと思います。
私自身・・・ 我慢が効かない性格もあると思うのですが、「待つこと」「待たせること」 がとても苦手な性格です。相手のお客さまに先制パンチで 「先日、言っておられたこと、ちょっと作ってみたんですけど・・・」
とお見せしながら、お客さまの意見を聞いたり、逆に感謝の言葉を聞いて・・・

いいモノを仕上げていく

これが私の喜びなんです。
社内にも、この仕事、この社長の話し・・・「できっこない」とすぐに思われて動かない方がおられます。
その方の思いは、「できっこない環境」 が居心地がいい のです。
逆に、チャレンジしなさいという環境は、今まで経験していない難しそうな発想や行動をしないといけないので、居心地が悪い のです。
やはり人間ですから、居心地のいい環境にいたいという願望があります。新しいことを始めようとしても、居心地のいいところの方がいい、すぐに元の状態に戻ってしまう。それを

「ホメオスタシス」

と言うそうです。
そこで、一歩踏み出すのと、踏み出さないのとでは自分を成長させる上で大きく違うのです。私は、前向きな失敗はいいと考える方です。
逆に、後ろ向きの失敗には、なかなか納得しない方です。
ただ会社なのです。組織なのでメンバーもいるのです。
知識のあるメンバーに相談すれば、すぐに教えてくれるのです。
私も当初は、売場の作り方、商品の売り方については、経験上わかっていましたが、商品の販促ツールのデザインを打ちあわせてくる仕事は、デザインの知識がなかったので、初めはなかなか難しいモノでした。
でもクライアント先で言われたことを、メンバーに伝えると、「こうしたら・・・」といろいろ教えてくれます。そんなことを聞きながら、お客さまとお話しして、今では、デザインのことも多少なりとも話せるようになってきました。
そうなんです。自分自身がわからなくても、一歩踏み出すために、話しをしていけば、そんな知識があるメンバーが周囲にいるのです。
みんな・・・いろいろ経験しながら、成長してきました。

「できっこない」という環境から抜け出すためには・・・
できる人、知識を持っている人と付き合って、自分のフレームを変えていけばいいと思います。

人に力を借りて、人に変えてもらえばいいのです。

知らないことを恥ずかしいと思って、自分の殻から抜け出せないか?人に教えてもらって、より大きな殻をいただくか?
「できっこない」という思い込みのフレームは、いくらでも形を変える事ができるのです。

今日も、長々とお話ししましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝