仕事の質は「スピード」で補え!!

先日は、ドリームシートを基に、マンダラートを作成し、目標を明確にして 「夢」 の実現に向けて取り組みましょうというお話しをさせていただきました。 そこまでは、みなさんできるんですよね!!

そこからなんです!!

いくら考えて、いいものを作って、自己満足しても・・・
「机の上にかじりついていたら」
「誰かが、助けてくれるだろう」
では、ダメなのです。

一歩踏み出さないと・・・!!

GD167

 

今日は、私の話しでも、記しておこうと思います。
もう32年も前の話しなのですが・・・!!
私が新入社員で、関西の大手スーパーに就職し、お店に配属され、日用消耗品を担当させていただいた頃の話しです。その頃、売場には、他の売場と兼任されていたチーフはおられました。
1ヵ月もするとこの売場は、もう任したで・・・状態になっちゃいました。

えっ? まじっ?

まだ品出しも満足に出来ないひよこ状態の私に、商品の仕入れから品出しまで、そんなところまで十分にできるわけないのにと思いながら、当然、失敗もしながら業務を進めていました。
今、振り返って考えれば、そんな環境に置かれ、業務をさせていただいたことが、 逆によかった と思います。
だから今の自分がいるのかな? と感謝します。

たとえば・・・
「売り出し商品の数量を読み間違えたり」
「カテゴリーも気にせず、売場を作ったり」
「季節商品の季節指数も考えず、数量を読み違えて、ガバっと残ったり」
という感じで、失敗だらけで、当然、怒られます。
それがいい経験につながっています。

余談ですが、当時、鬼のようにこわかった本部長が、売場で立ち止まって、チェックされ、フロアー責任者が、本部長からいろいろお話しいただいたことがありました。

うわぁ〜 きっと怒られている!!

と思いながら・・・
フロアー責任者が、事務所に戻ってこられたので、聞いてみると・・・
「洗濯洗剤のコーナーに、なんでトイレ洗剤があるねん!!」
という話しでした。「すいません」と謝りました。
と言っても、当時の私にはよく売れる商品は、箱積みすればいいという感じしかなかったので、十分理解は出来ていませんでした。

その時、初めてボリューム商品は、ボリューム陳列場所に置けばいいという売場作りではなく、関連性を考えて売場を作らないといけないことを勉強しました。

同期新入生のフォロー研修などでも、私は、実際、売場計画を立てたり、売場を作ったりしていましたので、同期の方と話していても、業務ステップの状態が異なっていたので、話しが合わなかったことを覚えています。

人間の成長は 「経験」 なのです。

そして、駆け出しのひよこ状態の私がその時、学んだのは・・・

「スピード」の大切さです。

ひよこ状態で、わからないことばかりですから、
「失敗すること」
「壁があること」
「知識がないこと」
を考えると、先輩社員のように何事もうまくおさめることができないわけです。
上記のようなことで、先輩社員より何倍も時間がかかることを想定して、スピードを持って動くしかなかったのです。またそのような動きをしていると余裕も出てきて、勉強になったりまします。

それが今でも癖になっています。

そんな経験談を記させていただきましたが・・・
ドリームシートの「夢」を単なる夢に終わらせるだけでなく、マンダラートで具体的なアクション項目を整理するお話しをさせていただきました・・・

スピードを持って、実行すること。
いろいろな人と出会って、話して勉強すること。
次回は、人と出会って、お話しをして学んでいくことを記させていただこうと思います。

今日は経験談でしたが、長々とお話しにお付き合いいただきありがとうございました。

パワスポ社長_感謝