今年の梅雨対策ビジネスはちょっと違う? (^^ ♪

業務がバタバタで、BLOG更新が一ヶ月も開いてしまいました。
忙しいことは、ありがたいことですし、業務にも集中できるので、楽しいことです。でも、BLOGを更新できなかったことは、自分の能力のなさを反省しなければならないです。 (^^;
先週セブンイレブンで、週刊ダイヤモンドのタイトルを一目見た時に、今度は、どんなことを話されているんだろうという興味もあったので、即、レジに行っちゃい購入してしまいました。 (^^)
その表紙のタイトルは・・・

「鈴木敏文の破壊と創造」

 

CK118

 

今日は、この本のインタビューを読み進めながら、ちょうど梅雨入りの話題があったので、先週、感じた梅雨入り展開の件でも記しておこうと思います。

今回の特集は、ほんとうにわかりやすく噛み砕いた言葉でインタビューに応じておられるなぁ? って感じました。
インタビューの文中に「鈴木は営業をやったことがない。人事や管理といったことはわかるかもしれないけど、営業はわからない」と話されていました。そしてその後に 「でもね、僕もお客様のひとりだからわかるんですよ。お客様のことは。」 と言われています。
まさにどんな会社でも、メインは、 お客様を知ること です。
それができない会社、また担当者は、facebookにも以前記したように、淘汰される対象になるしかないと思います。だってお客様がこうしてほしいという情報が目の前にぶら下がっているのに気がつかないのですから・・・

そんなことで今日の話題、梅雨入り売場展開の件です。
先週、店をまわっていて感じたことがあります。
ニュースでも流れていましたが、関西は先週、梅雨入りしました。
例年の梅雨入りなら、梅雨入りか? で終わるのですが・・・
今年の梅雨入りは、ちょっと環境が違うことに、どれだけの小売担当者が気づいているか?
売り込み商品の展開を見るのが楽しみでした。
ニュースでもさかんに流れていましたが、6月1日施行された、道路交通法で改正された自転車の危険運転項目の中に、 傘を差しながら乗って、事故を起こしたりしたら、安全運転義務違反 に問われるケースも含まれているってことご存知ですか?
衣料品売場に 「ポンチョ」 という商品があります。この商品に道路交通法改正の情報を告知するツールを取り付けて、ポンチョを売り込んでいたのは、イトーヨーカドーだけでした。
ポンチョの種類もいろいろあって 梅雨時期の湿っぽい季節にお客様の立場にたって ムレにくいはっすいポンチョ を売り込んでおられました。単店でも、訴求している店もあったのですが、会社として傘を差して自転車に乗れないのだから、ポンチョをお客様に提案し売り込むという形になっているお店の展開は、イトーヨーカドーを除けば、少なかったです。

お客様を取り巻く環境に興味を持って、変化していることを知らないと今回のようなことになると感じました。
当社の仕事も同じで、お客様が動いていきたい方向性や売りたい商品を予測しながら、周囲の環境の変化に気づいて対応していかなければ同じ結果につながると感じました。

スマホの普及によりネットが急速に発展しています。
アマゾンでは、朝、頼んだ商品が夕方には届く時代になっているのです。もしリアル店舗で欠品していても、アマゾンに頼めば、ほとんどお店に買いに行っているのと同じくらいの速さで、手元に商品は届くのです。そんな風に時間の流れは変化してきています。
その時間の流れを理解して、対応していかないとビジネスチャンスを逃します。

インタビューの中で、ほんとうにわかりやすい表現で、商品のライフサイクルも説明されていたのですが、「モノの売れ方として、かつては売れ始めと売れ行きが落ちていく段階では裾野がなだらかに広がっている 「富士山型」 でした。その後、突然爆発的に売れ始め、しばらくするとピタッと売れなくなる 「茶筒型」 になり、今はほんの一瞬売れるだけですぐに売れなくなる 「ペンシル型」。このため 売れる瞬間に合わせて品揃えをしていなければ、販売チャンスを逃してしまう。 」ということなんです。

先週の梅雨対策の売場を見て、現在は、リアル店舗で欠品していれば、二匹目のどじょうは、ネットがさらっていく構図のような感じがしてなりません。時代の変化を楽しみながら、対応していくことが、仕事のおもしろさにつながればいいですね。

今日もガンバ〜 (^^ ♪