比較することは幸せを台なしにする (幸せのヒント1)

先日見た映画 「しあわせはどこにある」 は、ほんとうにまだ余韻が残り、考えさせられる映画でした。
ブログでお話ししたように、サイモン・ペッグが演じていたヘクター先生が、手帳に書き記していた 「幸せのヒント」 を、これから少しづつ考えていきたいと思います。

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●ヒント1
【比較することは幸せを台なしにする】

私もそうですが、人と比較することによって、自分が置かれている環境や地位に安心してしまうというのが、「人間の性」 ではないか? と思います。
たとえば、「貧富の差」、「個人成績の差」、「体格的な優劣」、「運動能力」など、自分と他人を比較することによって、、自分が、今、幸せなのか? 比較してしまいます。
ただ比較することによって、劣っていることが、どんどん思い当たってくるので、劣っていることに対して、やはり 「あの人に出来て、自分が出来ないのはなぜ?」 とフォーカスしてしまいます。
それがストレスにつながって 「今、自分は幸せではない」 となることを繰り返す毎日です。

●ほんとうは、「今」が 幸せなのです。
劣っているところを追いかけっこすると、一生、幸せを感じることはないと思います。

それは比較するたびに、基準が変わってしまうということなのです。
たとえば、比較する「人」、「環境」など、基準があいまいだから、「劣っている」感は、永遠になくならないのです。

「もう少し稼ぎがよければ・・・」
「あの人、あんないい家に住んでいていいな・・・」
「もっと頭がよかったら・・・」

比較すればするほど、ストレスも発生してきますし、ストレスを感じれば、先日、お話ししたように積み重なって、テンションがどんどん低下して、やる気もなくなってきます。
そうやって優劣をつけていくほど、「幸せ」 を感じなくなっていくのではないでしょうか? 終いには、私はなんて不幸せなんだろうって、思うようになります。

もし私が他人から比較されていれば、「逆も真なり」

「あの人、会社の社長で給料もいっぱいもらっていいなぁ?」
「あの人、facebookでおいしいものよくアップしているので食べられていいなぁ?」

って、人間社会って比較するから、私は、幸せでないと思っているのが、この世の中の大半なのではないかと思います。
ですから、比較すればするほど・・・

●幸せから遠ざかっているのです。

他人と比較することによって、劣等感というストレスを抱くわけですから、その瞬間、モチベーションも下がってしまいます。

「私は、しあわせでない。不幸せだ。」

となっちゃうんです。
私が勝手に思うのですが・・・ 「人間が感情の動物」 と言われるように、無意識に、私は 「あの人より悪い」 という気持ちを抱いてしまって、だから 「不幸せ」 ってなります。

● 他人と比較した瞬間、自分ができていないマイナス面にスポットを当てて、フォーカスしてしまうことが多いんです。 = 「向上欲」

少しでも今よりいい生き方をしたい、楽しみたいと思うから、比較を「他人」を対象にして、スポットを当ててしまう。

私は、自分にとって、今が幸せと思うので、他人と比較するより

「過去の自分と比較してみたらどうだろう?」

と思います。きっと過去よりいい生活をしているんだろうし、頑張っている自分を再認識すると思います。

「そんな自分に逆に感謝したくなりませんか?」
「また気分も楽しくなりませんか?」

一番、自分を知っているはずの自分が、今、しあわせなのに、高望みしては、「不幸せ」と思い込んでストレスを感じる。

今日の「しあわせはどこにある」
ヒント1 「比較することは幸せを台なしにする」

頑張っている自分に、「ありがとう!!」って言おう!!

まず他人と比較するより、毎日、生きられていること。
いろいろな人と出会えること。
いろんなおいしいものを食べれること。 に感謝しましょう。

ひとりさんの言葉ですが・・・

【もっと自分を愛します。そのままの自分をゆるします】

この言葉・・・大好きです。
精一杯、楽しく過ごせるよう「自分」は、自分に与えられた役割をこなしながら、毎日、頑張ってくれているのです。
そんな自分の出来ないところばかりスポットを当てては、高望みして欲ばかり膨らまして、自分を卑下していてもいけないのです。

もっと自分を愛して、そのままの自分でいいんだということに気付くべきだと思います。

今日も長々とお話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。

パワスポ社長_感謝