菩提樹に取り込まれた仏頭に感動!! アユタヤ 2

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

またもや更新に時間がかかっちゃいました …… ( 〃..)ノ ハンセイ

でもこころはすっきり快晴!! またブログをアップしていきたいなぁ?と思っています。

マハタート4


前回は、「パワスポ、東南アジアへ行く!」 で、アユタヤのワット・ヤイ・チャイ・モンコンを紹介させていただきました。
今回は、ワット・マハタート のお話しを記しておこうと思います。
マハタートとは 「仏舎利を祀る寺院」 という意味で、かつて寺院の中心には、仏舎利を祀る高さ50mの仏塔(プラーン)が建っていたそうですが、100年ほど前に崩壊してしまったそうです。
仏塔を囲むように多くの仏像が置かれていますが、当時、仏像の頭部には金箔が貼られていたらしく、ビルマ軍が頭部のみを持ち去ってしまったので、仏像は、頭のない無残な姿で残されています。

マハタート3

ほんとうにすごい数の仏像が、頭だけない状態で残っているので、当時の姿で残っていれば、すごく感動すると思います。
この ワット・マハタート で有名なのは、石仏の頭部が根の部分に取り込まれている1本の菩提樹だと思います。

マハタート1 IMG_7686

ガイドブックで見ていたので、絶対見たいなぁ? と思っていたのですが、この木の根っこに埋もれている石仏の頭部を見た時は、ドキドキが止まりませんでした。
何か? この周辺を取り巻く空気が違う!!
ビルマ軍が切り取り放置した石仏の頭部が、長い年月の間に、写真のように木の根に取り込まれ、現在に至っている。
木の根っこから顔を出しているようなイメージでもあります。

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ガイドブックには、当然、仏様ですから、この仏頭の前で写真を撮るときは、仏頭より頭が低くなるよう座って写真を撮らなければならないと記されていました。
ほとんどの人が、立って撮っていたので、ふと 「どうかな?」 って思ったりもしました。でも画像では、わからないかもしれませんが、感動ものです。
この菩提樹の前には、多くの方がおられるので、すぐに行かれた際にはわかると思います。

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この仏頭以外のところは、歩いておられる方も少なく、のんびり歩けるのですが、広大な遺跡だなぁ? って思いました。
1300年代後半に建立されたようですが、これだけの建物や仏像を作るだけでどれだけの年月がかかったのか?
またどれだけの人の手で作られたのか?
考えただけで、すごい人の手、時間、また当時は、パソコン等ないわけですから、設計するだけでも時間がかかったんだろうな? と思います。

マハタート2

この残されている姿を見て感じるのは、戦争って、悲しみしか? 生まないんじゃないか? って感じます。
この遺跡が、昔と同じ状態で、残っていれば、やはり別の意味ですごい感動があるでしょう。逆に、菩提樹に埋もれる仏頭は見ることもないのですが・・・

この菩提樹に埋もれている仏頭が何か? 物語っているように、私は、ワット・マハタートを訪れて感じました。
また次回、ゆっくり時間を掛けて、歩きたい場所のひとつでもあります。とてもいい時間を過ごせました。