売り手の「売る力」が問われる時代だからチャンスがある

昨日、クリスマスの買物をしながら、思ったことが、チキンの話し以外に、もうひとつあります。それは、売場で何をお客さまに伝えたいのだろう? って・・・わからないなぁ? と感じたことです。
作られている売場は、きちんとマグネットを意識して、きれいに作られているのですが、「この商品ほしいなぁ?」 って買いたくなるような売場って、なかったなぁ? と思います。 その辺を記したいなぁ?

売り方3

クリスマスも終わり、これから年末年始の需要に、お客さまのニーズも変わっていく時期です。 衣料品とか? 家庭用品の売場って・・・
クリスマスまでの売場と年末の売場は、売れるモノも違うし、変わるはずなのですが、そんな目で売場を見ていると、何をお客さまに伝えたいのか? わからないなぁ? って感じました。

売り方4

私が在籍していた頃は、クリスマスイブが終わってから、26日の午前中までの売場の変更が、ほんとうにたいへんだった! と思いだされます。特に、私が担当していた家庭用品は、クリスマスまでは、ギフトや食器などでも、少し洋風の商品が売れていたのですが、クリスマスが終わると、一挙に実用品の需要に変わっていくので、売場も変更していました。
クリスマスの売場は、イブを最終ポイントにして、クリスマス商材のフェースを縮めながら、逆に年末際物商材を拡大するアコーディオンを進めながら、売場を作っていました。
クリスマスといっても、年末に必要なモノを順番に買っておこうというお客さまもおられるわけですから・・・

昨日、買物しながら売場を見ていて、感じたのは、モノあまりの時代といわれながら、モノは当然、豊富にお客さまは持っておられるわけです。 ・・・かと言って、お客さまは、モノを買わないわけではないのです。こんな時代でも、ヒット商品があれば、お客さまも集中するのです。
たとえば、おいしい料理が目の前に並んでいると仮定した時に、お腹が空いている時であれば、私は、好きなモノを最後に食べる主義なので、あまり好きでないモノから食べ始めて、最後に大好きなモノを食べます。
逆にお腹が空いていない満幅の時は、好きなモノを食べたいから、好きなモノや興味のあるモノから食べて、嫌いなモノを後回しにします。お客さまの消費も同じじゃないか? と思います。
たとえば、昨日売場を見ていて感じたのは・・・

売り方2

ブーツの売場ですが、ただブーツが陳列されているだけで、それぞれのブーツの良さや担当者のおすすめのPOPもついていない売場がありました。
これから寒くなるから買っておいて・・・ とでも伝えたいのでしょうか?
この売場でお客さまが立ち止まるか? というと 「?」 でしかないと感じました。

売り方1

また18000円もする羽毛布団についているのは、プライスPOPと古い布団引き取りますという告知POPだけ、ロングブーツの売場同様、お客さまには、この布団を買ってもらって、使ってもらったら、こんな良さがありますよ ということが伝わらない。

売れない、売れないといわれながら、安売りやタイムサービスばかりしても、昔のようにタイムサービスだからということで、お客さまも集まらない。 もっと 「売り方」 があるだろう!! と思うのです。

そんな企画やデザインができるのが、私の会社の価値だろう

と思います。もう10年以上、そんな企画、デザインをやってきました。また、常に売場の変化も見てきたのです。

お客さまに、その商品の持っている良さや価値を伝える

そんなことが必要なんじゃないかな? という思いが伝えられる。
冬物も12月中旬からマークダウンしてバーゲンぽい売場で展開されています。でも冬って、これからなんですよね。
お客様第一とか・・・ お客さまの満足の立場に立った売場作りを求められてきましたが、商品やサービスのコトや良さをもっと伝えないといけない時代なんじゃないかな? と思います。

商品を売ることは難しいといわれる時代ですが、お客さまは、SNSからの口コミやメディアで話題になっている商品には、敏感で購入するわけですから、もっと売場でもそのような情報や価値の告知をしっかりした売場を作れば、チャンスはまだまだあると思います。

そんな企画ならお任せ!! ワクワクするのが大好きですから・・・
お話しにお付き合いいただき、ありがとうございました。

パワスポ社長_感謝