節分って、その土地によって異なることもあるんですね | 売場を作っちゃう販促アドバイザー

いよいよ明日は、節分ですね。

関西では、「恵方巻き」 を食べることが、発祥の地といわれるだけあって、売場の面を確保して展開されます。
ただ関東は、昔ほどではないですが、まだ浸透していないそうです。
それなら地方色を出しているところもあるんじゃないか? と思い、ネットで調べてみました。そんなことに気づいて、売場を作るか? 作らないか? やはり売上に大きな違いがあるように思います。

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今、猫って、ブームなんですってね。テレビを見ていて知りました。
節分とは、かけ離れてしまうのですが、猫が恵方巻きを食べている画像があったので、かわいいので使っちゃいました。
私が学生の頃も、猫は猫でも、「なめ猫」ブームがありました。

●なめ猫の写真、画像集

があったので、興味のある方は、ぜひ見られればいいと思います。

●そもそも、節分になぜ恵方巻きを食べるのか?

「巻く」ということから「福を巻き込む」、
「切らずに食べる」ことから「縁を切らない」

という意味が込められているという説が有力です。
また、巻ずしの形が黒くて太いことから、鬼の金棒にみたて豆をまくのと同じように、鬼の金棒を食べて鬼退治をする意味もあるようです。

ただこれは、1930年代に大阪の海苔組合が、販促活動の一環として始めたのがスタートだったようです。
ただ 「恵方巻き」 というのは、コンビニが1983年に販売を開始したのが、関西で広まり始めた要因のようです。
恵方巻きを食べる方は、関西で伸びているようですが、売場の面取りは、年々狭くなっているように感じます。

●節分いわしも、場所によって違うようで!!

「いわし」は「鬼」と非常に深いつながりのある魚といわれているようです。
まずいわしは焼くときに他の魚よりも多くの煙が出るそうですが、これが鬼を追い払うとされています。また、いわしは焼くときにとても強い臭いを発し、鬼はその臭いが苦手であるといわれています。
その反対の話しもあるようで、鬼がいわしが焼ける臭いを好んでいるといわれている地域もあり、それによると、まず鬼の好むいわしの臭いで鬼をおびき寄せ、その上で柊(ひいらぎ)にあるトゲで鬼の目を刺すとのことだそうです。
また地域によってはいわしの代わりににんにくやらっきょうを用いるところもあるようです。
こーやって見て行くと、節分いわしも様々ですね。

●厄除けぜんざい

●開運鍋

●北関東の「しもつかれ」

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節分には、いろいろあるんだと思いながら、今までの節分展開だけでない企画ができるなぁ? って思いました。

北関東・栃木県などを中心にした「しもつかれ」という郷土料理。
元は滋賀や京都発祥の料理という説もありますが、邪気を祓い縁起を担ぐ郷土料理として楽しまれている ようです。

「しもつかれを梯子すると病気知らず!」

といわれているようです。
しもつかれは、地中に埋めて保存していた野菜や穀物を取り出して、傷みやすい春が来る前に食べてしまおう! またお正月の縁起物の「塩鮭」や節分の日の「炒り豆」をごった煮して食べられるようになり、いつの間にか、行事食として伝わっているようです。

このしもつかれは、家々によって、使われる具材に違いがあるようで、ご近所さんでお裾分けしながら、いろんな味を楽しむので、この言葉が生まれたようです。

節分って、行事、けっこう地域色の高い面もあって調べてみておもしろかったです。しもつかれって、機会があれば、食してみたいものです。

こんなことを改めて知ると、違った節分の展開が出来そうですね。