94歳のファッションアイコンの生き方がすてき-- (^^) | アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー

先日、ブログにまとめた
● 「写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」

のドキュメンタリー映画に続いて、真のクリエイターの楽しい姿をまとめた映画を楽しんじゃいました。

今回は、94歳という高齢ながらニューヨークで、ファッションアイコンとして顕在の 「アイリス・アプフェル」 さんのお話しでした。
失礼ながら、高齢にもかかわらず、はちきれない程の若さを持っておられる。そんな姿を描いた映画に、逆に、

もっと人生を楽しまなくっちゃ--!!
ステキな生き方だなぁ (^^)

と感じさせられました。

● 「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」 予告編

ほんとうに94歳なの? って・・・
感じさせられるファッションセンスと生き方に、感銘を受けました。

この映画は、ソール・ライター同様、主人公のアイリス・アプフェルさんが、いろいろお話されたり、普段の姿を紹介されたりする映画でした。

● 94歳にしてファッションアイコン!!

映画で着られている服を見るだけでも、感心させられました。

アイリス05

「特にルールはないの。あっても破るだけ。」 ファッションもこだわりがあるので個性的でした。

ところで・・・

「ファッションアイコン」 って、何だ!!

ということから、お話しすると、ファッションアイコンって、誰でもがお洒落やファッショナブルと認めるシンボル的な存在の人物のこと。
時には、スタイル・アイコンともいう場合があるそうです。

アイリスは、トレードマークの大きなメガネとアクセサリー が、ファッションアイコンとして、愛され続けているようです。

アイリスは、ファッションもそうなのですが、映画を見ながら、生き方が素晴らしいなぁ? って感じました。

リフレットなどに画像のような言葉がまとめられています。

アイリス04

毎日、無難なことを繰り返すくらいなら、いっそ何もしなきゃいい。

というように、私がこの映画でのアイリスの言葉で気にいったのは、リーフレットには掲載されていないのですが・・・

「人生・・・好奇心とユニークよ!!」
「自分自身を知ること。良き友を持つこと。自分の好きなことをすることができること。」

という言葉に、アイリスの言葉が集約されているように思います。

やはり人生を楽しく過ごしていこうとすると、日々、起こることに興味を持たないとおもしろくない。
逆の考え方で、日々平穏に何事もなく、過ごしたいと思う方も、当然、おられると思います。でもアイリスのような日々、自分から刺激を求めるように、ユニークな生活される姿には、感銘を受けます。

● 積極的に世の中に出たいわ。それが私の生き方なの。歳をとり体が弱ると、後ろ向きになる人も多い。でも重病じゃないなら、自分を駆り立てなきゃ。外へ出て、調子の悪さを忘れるの。
●自分の嫌いな仕事をしなければならないのは悲しいこと。私は幸い、私の好きなことをやってくることが出来たわ。それに、とても素晴らしい結婚生活を送ることができた。でもいつもハッピーだと何がハッピーだかわからなくなるから、時には悲しいことも必要ね。そうするとハッピーということはどういうことかわかるから。
人生にはひどいことが必ず起こるもの。仕事をすることは私にとって、その辛さを乗り越えることでもあるの。
だから働き続けるの。
そして人にはファニーな部分が必要なの。ユーモアのセンスを持ちあわせていない人は、ハッピーな人生を送れないと思う。

という言葉もありました。
とかく高齢の年配の方は、家に閉じこもりがちになるのですが、自ら外に出て行くから、ファッションも若いのでしょう。

アイリス03

この言葉もすごいなぁ!! 普通なら、恰好をつけたいところですが、言葉を飾っていないのは、素晴らしい。

私が、アイリスと同じくらいの年になったら、こんな生活が出来ますか? と問われれば、難しいかもしれないですね。
今でも家に閉じこもるより、外に出て行く方が好きなので、こころがけたい生活スタイルですね。

アイリス06

● 人の目を気にするのではなく、自分のために服を着る。
● センスがなくても、幸せならいい。皆好きな服を着るべきだもの。
● 人生なんて陰鬱で退屈なもの。でもドレスアップした時には、少しだけ楽しみもあるのが人生。
● 私は、大きくて大胆で派手な物が好き。死者も目覚めるほどのインパクトよ。

これが94歳の言葉か? と思えるような言葉です。
映画で、アイリスが話している姿を見ていると、逆に、元気をもらえます。

アイリスが、世の中でシニアといわれる年代に入ってからブレイクしたのも、きっと身に着けているファッションのように 「楽しい」 ことを追いかけた結果 ではないか?

ファッションにしても、インテリアにしても、 こだわりを持って、自分が好きなことを追求すれば、成功することが出来る。

そんな毎日ってステキです。
そんなことを感じられる映画でしたし、アイリス・アプフェルさんが、いつもでも健康で、人生を楽しんでおられる姿を見ていたいものです。

映画って、経験したことがない別の世界が見えるので、ほんとうにいいですね。

● アイリス・アプフェル 94歳のニューヨーカー 公式サイト
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p://irisapfel-movie.jp/