ここにおれがいるから、山に登るんだよ!! | エヴェレスト

この映画の原作は、読んだことはなかったのですが、以前、コミックでも販売されていたので、私は、コミックを読んで、この物語の素晴らしさを感じました。

さすがAmazonというか?
3月19日にコミックが再入荷するようです。
下記のサイトから購入できます。

● Amazon 神々の山嶺 全5巻セット (集英社文庫―コミック版) 販売サイト

この映画は、阿部寛さんと「ひらぱー園長」の岡田准一さんを迎えての映画化でした。エヴェレストの風景のきれい、二人とも役柄がピッタリ!!演じられて発せられる言葉のひとつひとつが深いものでした。

● エヴェレスト 神々の山嶺 予告編

● 岡田准一主演『エヴェレスト』ラジオでしか聞けないエピソード色々!

大作だけあって、YouTubeでも、浜村淳の映画サロンなどいろいろ取り上げられています。これだけでも楽しい!!

この夢枕獏さんの「神々の山嶺」という作品・・・映画化の話しがありながらも、なかなか実現しなかったそうです。
エヴェレストというロケーション、またそれぞれの役柄を演じることも難しいでしょう。
特に阿部寛さんが演じた伝説化した孤高のクライマー羽生丈二を演じることは、とても難しい役柄と感じました。

映画のセリフで、ずっと残っているのは・・・

「なぜエヴェレスト? に登るのですか?」と深町カメラマンに聞かれて・・・

そこに山があるからじゃない。
ここにおれがいるから、山に登るんだよ。

というセリフ。
普通なら「山があるから登るんだよ」と、サラッと言ってしまいそうな感じがするのですが・・・

「ここにおれがいるから・・・」

しびれたーーー \(^^)/

エベレスト03

簡単にあらすじを紹介すると、山岳カメラマンの深町が、ネパールのカトマンドゥで、エヴェレスト史上最大の謎を解く可能性を秘めた、ジョージ・マロリーのものと思われるカメラを発見する。
そのカメラは、盗難されたもので、日本では消息不明になっている持ち主の羽生と出会う。羽生は、ネパールで遭難し、現地の方に助けられ、他人を寄せ付けない人生を送ってきた。
そんな羽生は、エヴェレストに取りつかれていて、前人未到の挑戦をする 「冬季南西壁・単独無酸素登頂」 というとんでもないこと。
その姿を、深町は、羽生に、写真を撮らせてくれとお願いする。
そして羽生から返ってきた言葉が・・・

おれを撮れ・・・・!!
おれが、逃げ出さないようにな。

というシーン。
やはり阿部さんが、この羽生の役にどんぴしゃではまったように思います。
深町は、羽生について行けず、途中で下山しようとする。でも、この言葉が頭の片隅に残っていたので、別斜面から望遠で羽生の姿を追い続ける。
山の天候が突然、変異し、羽生が飲み込まれ、遭難してしまった。

そして羽生の思いを追うように、深町もエヴェレスト登頂にチャレンジ。そこには羽生に人生を翻弄され続けながらも深町を見守る涼子が・・・

「生きて、必ず帰る」

と約束して、深町もチャレンジ!!

深町は、限界の、その先で、再び、羽生に会う。
ここから先は、映画を見て、楽しんでほしいなぁ?!

この映画を見て、日々の自分を思いました。

いつもリアル店舗の売場を見ているからじゃない
人と商品、人と人が会うリアル店舗の売場が好き。
好きだから、リアル店舗が少しでもよくなる思いを伝えたい。

数年前まで、イトーヨーカドーの売場展開、サービスは、他のスーパーと比較して、抜き出ていた。
そんなイトーヨーカドーが、20店舗くらい閉店するという。

でも、リアル店舗とネット店舗の違いは、お客さまと 「顔を合わせられる」 こと。これって、とても大切なことだと思います。

だって、顔を合わせることによって、つながりができるんですから・・・!!
大切にしたいですね。そんな関係。

エベレスト02

タルチョ(旗)を張って、深町を待つ涼子の姿は、とてもよかったです。ここからクライマックス。園長・岡田さんのここからの演技がよかった。

映画って、経験できないシーンが、経験できるので最高ですね。
この映画もおすすめです!!