偽装よりコツコツ信頼の積み重ねですね | らおの気づき

毎朝、朝刊を開くとまずチラシを見ます。
先日、チラシを見ているとPanasonicの

「引き続き探しています」

という下の画像のようなチラシが入っていました。
2005年の松下電器製石油ファンヒータートラブル以来、他の製品の過去の事故トラブルを洗いなおして、リコールの必要性を感じられ、電子レンジ、冷凍冷蔵庫、衣類乾燥機の計300万台を超える大規模な製品の無料回収・部品交換を発表されました。

きっとそれから続いているチラシではないだろうか?
そんなことをブログにまとめてみました。

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ネットで調べてみると松下電器は、2007年当時、テレビ放映4万2千本、チラシ6億9千万枚を配布、石油ファンヒーターの回収を呼びかけたそうです。2007年5月末現在で回収率は70%余りにとどまっている。その費用は249億円に上っている。

すごい金額を掛けてパナソニックでは、商品の回収を依然としてやっておられる。

片や最近、三菱自動車燃費性能偽装が問題になっていましたが、三菱自動車にはコンプライアンスがないのかな?
と思ったら、今度はスズキ自動車・・・今度はどこ?
って言いたくなる問題が露見し続いています。

ウソで偽って、お客さまをだまして販売して・・

こんなコンプライアンスの問題が最近多いなぁー!!て思うのです。
購入した人も自動車と言えば、そんなに簡単に買えるものでもない。購入するのに、当然、いろいろ検討しただろうし・・・

●これにしよう、あれにしようと考えるって、楽しいじゃないですか?
●でも、考える基が偽りじゃ?!

がっかりですよね。
あれからどうなったのか? 興味もなかったので、ニュースは見ていないのですが、以前にも三菱自動車は問題を起こして、またか? って感じを受けました。
過去の事件で、反省しているはずなのに・・・

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Panasonicのチラシは、両面チラシで対象商品を告知しています。

らおはこれは信頼回復のためのすごい企業努力だと思います。
でもPanasonicが多くの分野で商品開発して販売されているので、これだけ多くの商品の告知があると思います。

でも他の企業でもこんな商品ってあるんじゃないか?
と思います。そこでどんな対応をするか?で

その会社に対する「安心感」と「信用度」が変わってきます。

特に電化製品ですから、もしも発火したらというリスクを真っ先に考えます。
そんなリコール情報をこうやって、CMやチラシで流される経費は莫大なものでしょうが・・・

でも20世紀に「日の丸家電」で世界を風靡し脚光を浴びていた「SHARP」「SONY」「松下電器」など

経済状況が不安定の中、業績も一喜一憂だと思いますが、今、残って頑張っておられると感じるのは、松下電器を前身とする「Panasonic」だけです。

だって売り上げを確保するために、少数の大手企業が偽装して商品をよく見せて、お客さまをだましているような販売がまかり通っている中・・・

Panasonicは正直で、安心と信用を売っている。
これは松下幸之助さんの考えが未だ生きているからなのでしょう。

偽りなんて、その時はいいかもしれませんが、仕掛けた「企業」や「個人」は、バレた時のことを思って、ビクビクしながら、日々頑張っておられるのではないでしょうか?

そんなこと考えれば、自分からストレスを構えることになるので、止めておいたほうがいいです。

「正直が一番!!」

ってことですね。