シーサーも阿吽(あうん)

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

この間の日曜日にお盆も近いので、来客があるわけでもないのですが、掃除していました。掃除していて、らおはシーサーが好きなので、家の中にシーサーをこんなにいっぱい飾っているんだー!! って思いました。

沖縄の「シーサー」の違いってー!? | らお in 沖縄

以前のブログでシーサーの違いをまとめてみました・・・
体験コーナーでシーサーを作ったこともあるので、その辺含めて、サクッとブログにまとめてみました。

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沖縄読谷村「やちむんの里」 宮城須美子さんのシーサー。逆立ちしているようで面白いです。

沖縄に行くと「体験」を売りにしている体験コーナーを

●テーマパーク
●元工場跡地
●商店街の一角

など、歩いているとたくさん見かける。

ただ総じて、体験コーナーの各ブースに近寄っても、接客の声も掛からない状態です。
せめてひと声をかけるくらいはするべきだと思います。

でもよく考えてほしいのは

そんなテーマパークとか? 体験を売りにしている施設は、リピーターや口コミが大切だと思います。

沖縄では、体験というのは「モノ」になってしまって、「こんなところでも琉球グラスコーナーがあるといった」
けっこうあっちこっちにあって、あふれかえっている状態です。
そんな状態ですから、お客さまには

「うちの琉球グラスの体験コーナーでは、こんなグラスを作って楽しめます」という価値と実際、体験されている方の笑顔を添えて、発信する。

体験コーナーは、どこを見ても、暇という感じで、お客さまもひと声がかからないので、入りにくい状態でした。

体験って、楽しいモノなのに、コーナーは楽しくないムード。
やはりお客さまは楽しいところに集まるものなんだけどなぁー?

話しが横道に逸れましたが・・・

●らおも15年前に体験コーナーで「シーサー」を作りました。
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今もって、その時に作ったシーサーが残っています。当時の体験工房で朝から作って、焼き上がってから、沖縄から送ってもらったと思います。

らおが中学生の頃、スポーツ部と文化部、それぞれに入らなければいけなかったので、スポーツ部は「野球」文化部は「陶芸部」に入っていました。

陶芸は焼き上がり状態によって、仕上がりの味が違ったので、楽しんでいました。陶芸部では、花瓶などの焼き物、七宝焼きやらいろいろ楽しんでいました。

そんなことをしていたので、シーサーにチャレンジしました。
土を触るのは久々だったので、このシーサーを四苦八苦しながら作った覚えがあります。焼き上がったシーサーが届いて、箱を開いて見た時に、とてもうれしかったです。

この時にシーサーの「阿」を作ったので、今度機会があれば「吽」のシーサーを作らないといけないですね。

●ちょっとした雑学ですが・・・阿吽とは

神社や社殿前の狛犬の一対は、一方が口を開けた「阿形」、もう一方が口を閉じた「吽型」を表しています。
シーサーも同じで、阿吽で一対になっています。

「阿」は口を開いて発音することから「吐く息」という意味で、「吽」は口を閉じて発音することから「吸う息」という意味。
それを合わせることを「阿吽の呼吸」と言います。

また「阿」はサンスクリットの十二母音の最初の音で、「吽」は最後の音であることから、密教の世界では「万物の根源」の象徴とされているそうです。

一度、家にあるシーサーをカウントしてみようと思ったのですが、意外にたくさんありました。

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外の物置の上には、神戸の震災の時に、尻尾が欠けてしまいましたが、まだ守ってくれています。
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さいころのような四角いシーサー。ユニークな顔をしています。
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赤い瓦の屋根に乗っているシーサー
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一見、木彫り風のシーサー
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今回、やむちんの里で、宮城さんの作品といっしょに購入したしっくいのシーサー。

家の中のシーサーを見ると、オレンジが多いですね。
でも沖縄の国際通りなど歩いてみるとインバウンドのお客さまも多いので、風水を意識したいろいろな色のシーサーが展開されていました。

やはり沖縄と言えば、赤い屋根とシーサーのイメージが高いのでどこのお土産物屋さんに行ってもシーサーが広がっています。

つたないブログですが、お付き合いいただきありがとうございます。

阿吽の呼吸で仕事も楽しくやりたいものです。
そんなスタッフの揃っている会社って、楽しいでしょうね。
笑顔で過ごしたいものですね。