お店の方ご苦労様!!25日・日曜日は、売場変更に苦労するんですよね。

こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠 です。

今日は、クリスマス!! 朝からお店は混雑!!
と言いたいのですが、お店によりバラツキがけっこうあるものです。
今年は、金曜日から休みだったので、お客さまも分散した感はあるのですが、お客さまの入りの傾向は、同じ勢いで推移してました。

どこが違うんだろう?って考えた時に・・・
お客さまが入っておられる店は、「楽しい」 「独自の商品がある」
って感じでした。

ところで25日の日曜日って、一番売場を作り替えるのが難しい日なのです。お客さまは、少ないと言っても普段より多くおられるし、売場に穴をあけると売上に影響するし・・・

でもクリスマス商材は、これ以上、追いたくないし・・・
ほんと頭の中は、葛藤の一日なのです。

今朝の新聞折り込みチラシは、クリスマスはちょっこと掲載されているけど、メインは年末年始の準備!!

昨日までクリスマスごちそう訴求だったのですが、今日は歳末訴求に。売場は急激に変化させていかなければなりません。

今年の日曜日のチラシは、どこも年末年始準備用品大会がメインのテーマだった。
3連休中に、年末年始の準備をしておこうと考えていたお客さまからすれば、売場ができていたらすごくありがたいこと。

でも売場作る人からすれば、クリスマス商材の売場を短縮しながら、年末年始の売場を作っていかないといけないので、たいへんなのです。
そんな苦労を私もしてきたので、真っ先に 「ご苦労様」という気持ちがわいた。そんなことをブログにサクッとまとめてみました。

クリスマス商戦が終われば、すぐ年末年始商戦。特に食品売場は、売上確保が肝心な時期。

ほんとクリスマスが終わってからの売場の変更は、振り返ってみると 「勢い」と「計画」 しかなかった。
平日の売場変更でもたいへんだったのですが、食品売場なんて、年末だけは通常販売していた売場からレイアウトを変更していくので準備がたいへん。
どうしてこうなってしまうか? というと年末は量が売れるので、通常の売場では 「品枯れ」「品切れ」 でお客さまに迷惑を掛けてしまうのです。

だからフェースを広げる!!

よく年末はお客さまから怒られたものです。
「 いつもあるところに商品がない。買物しづらい 」 って・・・
でもお客さまも多いので、大きなカートに商品を積んで売場に運んでいくのもたいへん。だからちまちま商品を品出しするのではなく、例年のデータ、経験からこの商品は、これくらいのフェースを設けておけば、

品出しは、このくらいの回数で段取りできると計画を立てる

売上が大きな時は、この読みがたいせつなのです。

これが隠し味のような仕掛けなのです。

クリスマスが終わった今日にはそんな計画がすでに出来上がっていて、スタッフと共通認識を持って、売場準備する流れも出来ていると考えます。

またクリスマスの日曜日ということで売場変更に躊躇することがあるのですが、計画に基づいて、変更していく 「勢い」 が必要。
でもお客さまの買物の邪魔にならないことと、安全には注意することです。

このように通常ならフェースが1フェースで済むところを、4フェースに広げたりして、品枯れ、品切れしないように売場を作ります。

また注意しなければならないのは・・・
たとえば 「農産」「畜産」「水産」「日配」と商品区分で分けたチームがあります。通常でもそうなのですが、そんな縦割り組織のような展開は、この時期はやめた方がいいです。

横の商品とつながることが大切!!

たとえば鏡餅売場には、家庭用品の三宝、お飾りなどをクロスMD陳列する。祝箸、お年玉袋なども食品レジ前で展開するなど、迎春商品展開は多面展開することがポイントです。

だって年末のお客さまの買物は

短時間で買物を切り上げて、準備したい!

という思いが強いのですから・・・
売場変更はたいへんだと思いますが、
●一番注意しなければならないのは

「事故」「安全」

お店の方がお正月を笑顔で迎えられるよう応援してます。

最後までブログをお読みいただきありがとうございます。
お店で活用できることは、どんどん使ってみて下さい。
参考になれば、コメントでもいただければありがたいです。

お店の方は、気温も安定していない中で、インフルエンザも流行っていますので・・・

「健康」

に注意して頑張って下さい。