着物って、昔は日常着だったのになぁ!?

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

今年のお正月は、成田山不動尊に無病息災・安全運転のご祈祷に行って、初売りでものぞいてみようと思ったくらいで、のんびりした。
のんびりしていると今まで見えていなかったものが見えて、突然、考える・・・ こんなお正月もいいものだなぁ (笑)

テレビを見ていると、初詣のニュースには着物を着ている人を多く見かける。そしてバラエティ番組でも、芸能人が着物を着て出演している。
今週末の 『成人の日』 にもきっと着物姿の女性を多く見かけることだろう。

着物って晴れ着という機能だけなのか?
明治時代以前は、日常着だったのになぁー!!

そんなことをふとブログにサクッとまとめてみました。

私も京都の呉服屋さんで一回合わせていただいたのですが、見積もりを聞いて ((+_+)) ってなっちゃいました (笑)

着物って・・・
私がお店に勤務していた頃には、衣料品の売場に 「呉服売場」 がありました。でも現在は、昨日のブログでも書いたように、テナントの専門店では入っているのですが、スーパーと言われるお店では、呉服売場は見なくなりました。

私が勤務していたスーパーは、元は呉服屋さんからスーパーに大きくなった歴史があります。勤め始めて2年くらいかな?
社長か?専務か? 忘れちゃいましたが・・・

「座売り」 というイベント催事の時は、全員着物姿だけど、普段の売場は、どうして制服なの? って耳にはさんだことがあります。

着物は、洋服と同じように 『 日常着 』

着物を売っている人間が、着物を着ていないと着物の良さやお客さまが着物を着て苦労なさることがわからない。
だから売場で着物を着なさい。

と話されたようなことを聞きました。
私も画像のように京都の呉服町の呉服屋さんでみたてをしていただいた時に、社長のこの言葉が残っていました。
気分転換に着物でも買って、会社の通勤も着物で行くか?
と思ったのですが、見積もりを見て退散 (笑)

でも着物って・・・
海外の方が、日本に遊びに来られて、京都でレンタルで着用して、記念撮影して楽しまれるほど

『 日本 』 = 『 着物 』

って図式があるのです。
なのにどうして普段に着物を着ないのか?
どうしてスーパーの売場から消えてしまったのか?
スーパーの場合は、呉服売場の一部の方しか知識がなく、十分な接客が出来なかった。そして呉服売場と言えば、売場の一番奥の壁面にあることが多く、敷居が高いイメージがあった。
だから新規のお客さまも入りにくく、固定客のみの売場になってしまった。
売上も確保出来ないから、効率と言うものさしをあてれば、売場からカットするしかなかった。
その当時に、日常着としての着物の価値をお届けしていれば、今と違った結果になっているのかもしれません。

着物は来たいけど、お店に入るのに構えてしまう。

でも京都の呉服屋さんがすごいなぁ?!
と思ったのは、普段も着物を着ているので、洋服は少ししか持っていないと言われていました。京都と言う街並みだから着やすいと思います。
でも着物屋さんは、洋服じゃなくて、着物を着て街を歩くべきだと考えます。

着物を着ることが好きでたまらない。
だから価値をお届けできるんだって・・・

当然、お店でも 『 日常着 』 としての価値をお届けしようと考えられたこともあるでしょう。
でもお店に入ろうとしても構えてしまって敷居が高いんですよね。

そんなことをニュースを見て、お正月になれば多く見かける着物スタイルから日常着として復活させる仕掛けを考えて、スーパーに欠けている要素を考えていきたい。

さぁー明日は初仕事!!
お店に小さなことをコツコツと発信しながら、いっしょに考えていきたいなぁ? (笑)

ブログを最後までお読みいただきありがとうございます。
参考になれば、どんどんお使いくださいねー (^^)