関西で当たり前と思っている記念日も全国共通ではないこともあるんだ!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

今週の土曜日 7日は 『 七草 』 ですね。
『 七草がゆ 』 は、出来れば土曜日の朝にお召し上がり下さいね。

「三日とろろ」って調べてみると、東北、北関東中心に広がった習慣のようです。

Facebookの投稿で 『 三日とろろ 』 の話題をアップしたのですが、USP発見塾でいっしょに勉強している もも から、三日とろろって 「初めて知ったよ!!」 ってコメントをいただいて

『 あれ 』?

って、感じたので、ネットで検索すると東北、北関東から広がった習慣とのこと。そんな記念日販促について、ブログにサクッとまとめてみました。

七草って 「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」 スーパーでは、鉢植え物も販売されていました。


三日とろろって、関西のスーパーでは、チラシでも訴求しているし、売場も作られている。大阪では、そんな形で訴求されているのに、関東ではあまり知られていないのは、どうしてだろう?って考えました。

もしかして節分の恵方巻と同じかな?

とも思いました。
恵方巻も全国区だと思っていました。
関東から節分の時期に遊びに来ていた友達から

「恵方巻って何?」

って言われたことがあって

「知らないの?」

って話したことがあります。
恵方巻は、関西の海苔問屋が、海苔を売るために始めた仕掛け だったので、関西だけというのは理解できました。
関西のお店では、恵方巻が一本売りで、とんでもない数が売れるのに関東では知られていなかったなんて、知らなかった。

三日とろろは、東北・北関東ということで、それが花のお江戸を超えて大阪にきたのはどうしてだろう? って思ったのですが、深くは考えませんでした。そんなことから

検索してみれば、その地方だけのいわれ記念日って、けっこうあるんじゃないか?と考えました。

恵方巻も、今ではけっこう関東でも認識されて、メディアでも紹介されて

「節分」 = 「恵方巻」

の図式が紹介されます。
そんないわれ記念日を拾いなおすだけで新たな切り口の仕掛けが考えられるんじゃないか? 

こうやって考えながら、新たな切り口を見つけて、売場展開におとして考えてみて価値をお届けするのって楽しいものです。

お店の方も他の競合で、展開されていれば、すぐにマネする時代だからほとんど記念日販促も変わらないし、売場も商品も変わらない。
だから予約販売でお客さまを囲い込む。
どこも予約販売をするものだから、恵方巻ならクリスマスくらいから予約をスタートさせて、競合より少しでも早く開始するようになった。

同じようなことがファッションバーゲン!!
昔なら正月が過ぎた頃から開始していたのに、ひどかった頃は、冬物が売場に入ってそんなに経っていないのに、11月中旬くらいからスタートさせることがあった。

お客さまからすれば 「価格」 に対する不信感を増長する形になって、百貨店が展開時期を検討しなおしたことがあった。

「そんな同質競争するより、仕掛けを考えてみればいい」

●たとえば七草粥ならお粥だけでなく・・・

・七草サラダ
・七草パスタ
・七草うどん
・七草かき揚げ などなど

せっかく売場で、七草パックを販売するだけでなく、
売場に 「いわれPOP」 と 「レシピ」 をつけて、七草の楽しみ方を紹介すればいいのではないでしょうか?

「七草」 = 「七草がゆ」

ではなく、お客さまが楽しめる調理の仕方をお届けすれば、同じ 「七草パック」 が売場に並んでいても、他の競合他社とは違った価値をお客さまに売場でお届けできるのではないでしょうか?
お客さまの中にはきっと 「お粥は嫌い」 って方もおられると考えます。

七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。
そんな七草ですから、お粥が苦手な人でも食べられる調理レシピをお届けして、お客さまの無病息災を祈って食べていただきたいもの。

「ちょっと手を入れるだけで、お届けする価値は変わる!!」

そんな小さなことをコツコツとブログにまとめていきたいですね。
いつもブログを最後まで読んでいただきありがとうございます。