覆面調査は、お店の店長仕事!!けど店長は忙しそうだ (笑)

こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠です。

先日、新聞を読んでいたら お店の『覆面調査 (ミステリーショッパー 』 の記事が掲載されていた。私の会社でも、私のお店経験、販促企画会社経験などの経験を生かして、依頼を受けて業務したことがあります。

まるでミシュランガイドの覆面調査のようでした。 (笑)
ミシュランガイドでは、抜き打ちで訪問して、世界共通の一定基準で評価をされているようですが・・・

●私の会社では、ミシュランガイドとまではいきませんが・・・

●年間52週お店と競合店の売場をリサーチ
●週明けの月曜日にリサーチ比較結果と売場改善案
●売上を作るための強化企画提案

を報告という業務を週単位で繰り返してきました。

ベースは 『 売場 』 。

報告にこだわったのは・・・

週末の売場リサーチを月曜日に報告すること

だって月曜日に報告すれば、その週末にお役に立てると考えた から
振り返ってみると、8年間くらいやってきた。
だからお盆、年末年始関係なく、週末も休みなく、お店の分析に明け暮れた日々。そんな経験が現在に至っているわけです。
覆面調査について、記事が掲載されていたので、ブログにサクッとまとめてみました。

格付け調査を行っているミシュランガイド、日頃の接客サービスやお店の雰囲気を知るために一般のお客様に紛れて覆面調査員をお店に派遣したことが、現在の覆面調査の仕事の起源となったようです。

ミシュランガイドをキッカケに広まった覆面調査。
ミステリーショッパーとも言われ、けっこう幅広くされているようです。
テレビやネットなどのメディアでも取り上げられたことにより、世の中でも広く知られるマーケティングリサーチとなっているようです。

●私が、8年間この業務に取り組んだのは・・・

お店にいち早く現状を伝えて、お店の方に役立って、お客様に少しでも喜んでいただける売場をお届けしてほしかったから。 (笑)

やはりこの業務は、根っからお店が好きじゃないとできない。
なぜそんな売場が出来ているか? それぞれの事情を理解して、まとめないと単なるリサーチ報告書になっちゃう。
「こんな売場!!」っていうのも、もちろんあります。
でも「どうしてだろう?」と考えると、売場が出来た背景が見えてくる。

出来ている売場には、理由がある!!

ってことですね。
私に大手スーパーでのすべての業種の売場経験があったから、衣食住の各業種と総合まで分析して、報告書にまとめた。
それとは別にPOPなどの提案含めて、改善提案、企画提案していたのですから、8年間も続いたのもスタッフのお陰かな?
振り返れば感謝です。

こんな感じで、サクッとデザインスタッフに作っていただいていました。リサーチ報告と展開のイラストまであるとお店でもパートさんにも指示しやすい。

ほんと魔の月曜日と言われるくらい 『報告書・企画書作成は、 時間との戦いだった 』!!

その他に売場の経験とは違う販促物を制作する仕事も経験していたので、いろいろな経験をフル活用できた。

でもこの覆面調査の記事を見て考えたのですが・・・

これは本来店長の仕事だ

ってこと。
大手スーパーの店長でも、食品売場で品出しされている姿を見る。それも定番商品と言われる棚什器で常備並んでいる商品の補充です。

この環境では、平台やエンドなどの商品動向まではチェックできないなぁ?
って考えます。店長は店長の業務であるわけです。

●売場の作りをチェックする
●お客様の流れ、傾向を把握する
●お店の売上・人を管理する
●会社の文化を伝える

そんな大切なことをしなければならないのに・・・?
だからマーケティングリサーチと称しながら、ミステリーショッパーという業務がけっこう流行っているのでしょう。 (笑)

最後までブログをお読みいただきありがとうございます。
お店の人の役割って、役職に応じてあるものです。それが何でもとなるとどっちつかずになったりするものでね。

このブログを通じて、売場で働かれるみなさんが、お客様と楽しんでお仕事できるそんなお役に立てればうれしいですね。