不景気だ!!売れない!!でも売れているお店はある (笑)

こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤匠です。

売ろうとしても売れる時代ではないと言われて久しい。
売場では、安いから買ってという思いが滲み出ている。

でもお店の方もきっと買物に行って感じているはず・・・

・売込みのひつこいPOP
・商品を選んでいる時に、接客のひつこいお店

イヤだなぁ? って (笑)

でも自分のお店、自分のお店になったら、同じことをやってしまう。
それはやっぱり売りたいという意気込みから (笑)

よく考えると、お店でモノを売ることが好きな人なんだろうなぁ?って感じます。そんなことをブログにまとめてみました。

モールの入口にあるファッション店ですが、このお店の演出、見て店内の奥に入る方が目につきます。


不景気と言われながら・・・

お客様が行列するようなお店ってありますよね。
そんなお店は、何かの特集の時に話題になる。

それってどこが違うのでしょうか?

例えば、自分のお店と同じような商品を扱っているのに繁盛している。

そんなお店って、並んでいる商品の価格を見てみると・・・
他のお店で扱っている商品より価格か高い商品を扱っている。
でもお客様が並んでおられる。

片方はお店の前に行列。
他のお店は売れなくて困っている。
どうしてこんなに差が出るのでしょうか?

ひとつの事例は、お店の方にお話しを聞いていると・・・
「SNS」!!「SNS」!!
で関係作ろうって言われる時代に、SNSをやっていない。

どうして?
って聞くと、顔を出すのがイヤだという。
でも「売上が欲しい」という。そりゃ、仕入高、人件費、店舗管理費などの経費を考えると利益が確保出来なければしんどい。

メディアでよく繁盛しているお店が紹介されます。
自分のお店もそうなりたいってきっと考えているはずなのです。

そんなお店って、価格は決して安くない。

●ひとつ言えるのが、単品の品揃えが深い!!

何でもかんでも扱っているよろず屋のようなお店ではなくて、取り扱う商品を絞り込んでいるのです。

商品が売れないとどうしても売れている商品、話題になっている商品にどうしても目移りして、店頭に並べてしまうのです。
だからいつの間にか? よろず屋になっている。

売れているお店は、自分のお店のコンセプトをしっかり持っている。

お店のコンセプト、ポリシーに合わない商品は扱っていない。
お客様視点で考えると、お客様がきっと欲しいだろうという商品を扱っていると便利でお客様も使い勝手があるだろうと想定されるかもしれません。

でもほんとうにお店のお客様になってくれるようなお客様は、商品よりファンだから利用される時代になっているのではないでしょうか?

だからあなたのススメるモノなら買いましょう!!
っていう消費が主になってきている。

だからSNSはマストになってきている。

そのために必要なのは、よろず屋ではなく、個の出ているお店じゃないといけない。

だからお店の価値が絞り込まないといけないのです。

SNSでお客様とつながって、お店の価値がつたわっているお店はいろいろ取り揃えなくても、お客様におススメ商品が伝わるのです。行列するお店を紹介するメディアでも

『このお店は、〇〇〇〇〇がいい』

という価値を伝える。そんなことを考えるとお店の価値というのは大切だなと考えます。

お店の価値って何でしょう?

・その店がお客様にどんな形でお役に立とうとしてるのだろうか?
・どんな商品をどの形でお届けしようとしてるのか?
どんなサービスをお届けしようとしてるのか?

そんなことを考えてみる必要があります。

お客様が行列してるようなお店はそんな価値がたくさん伝わってるから多くの方が来られるわけです。
まず価値を見つけませんか?

最後までブログを読んでいただき有り難うございました。