すべてのヒントは現場にある!!

こんにちは!! 売り切る売場仕掛人 伊藤 匠です。

ずいぶんと暖かくなってきました。それに雨が多い。
せっかくだんごを食べながら花見でも楽しもうーー!!

って思っていたのに、花は散ってしまった。
今年も曜日まわりで、十分にさくらを堪能することができなかった。
残念ーー!!

こんな事象すべてに、いろいろ不振な機上のヒントがあるんじゃないか?
大手スーパーの不振機上策もそうだ!!

と考えています。

それは実際、お店で売場作って、商品販売して、お客様と話して、レジの袋に入れた人間じゃないとわからないーー(笑)

そんなことをブログにまとめてみました。

トマトは、毎年、新品種が登場する。このPOPで、お客様は新品種のトマトがイメージできるだろうか? フルーティという言葉は、他のトマトにも使われている(笑)

春は新商品がたくさん発売される季節。
そんな楽しみがあふれる季節。

たとえば、アイキャッチ画面で紹介した「春の豆特集」の画像。

いろいろな種類の豆料理が楽しめる季節。単に商品名とプライスだけでお客様に伝わるだろうか? 「豆ごはん」「豆のたまごとじ」おいしいなぁー!!

そしてトマトの売場。
単にコトPOP風のPOPをつければいいわけでもない。

春は、目新しいモノがあふれる。
お客様もきっと新しいモノを楽しみにされている。
私も『春の売場が好き!!』なひとりだ!!

春の売場って、躍動感がある!!

新商品は、売場に活気を与える商品だからだ。

私はよく

『ヒントは現場にある!!』

と考える。
春物だけではないけど、何年もその季節に応じて、同じ売場を作っていないか?
お客様からすれば、欲しい商品を惰性でしか?
買えない売場になっているからそれ以上買わない。

●家電も売れない売れないと言われながら・・・

アイリスオーヤマの「なるほど家電」シリーズ

は、よく売れている とうわさを聞く。

この商品は、お客様の立場に立って、お客様が欲しいモノをスピーディーに商品化して発売しているそうです。

お店の売場もそうじゃないかな?

●私がお店で売場を作っていた頃は・・・

お客様にいかに早く買物を終わって帰ってもらうか? 

がテーマだった。
でもその頃の売場って、売場のあっちこっちで

・ご近所さんの会話
・親子の会話
・おじいちゃんおばあちゃんとの会話

売場のあっちこっちで、お店側は早く帰ってほしいと思いながら、笑顔とおしゃべりが広がっていた。

『笑顔のコミュニティだった』(笑)

それはご近所さんなら、普段、会話していないから町内のコト
親子なら子供さんがお父さんにほしいものをねだっていた
おじいちゃんおばあちゃんも当然、ほしいものねだり

お店の売場って、従来はそんなとこだった。
お店で働く私たちは、駐車場がしょっちゅう満車だったので、早く帰ってほしいとこころでは願っていた (笑)

そんな時代の売場とどこが変わったんだろう?

って考えた時・・・
●現在の売場は・・・

・売場からは、お客様の笑顔や会話が減った。
・たったひとりで買物される人の姿が目立つ。
・売場の従業員も減った!!

お店の売場から活気がなくなった!!
お客様も欲しい商品だけ買って帰る。

そんなお店にどこもなってしまった。

現在は、少しでも滞在時間を長くするためにイベントをしたりする。でも、どこで買っても金太郎飴のように同じ売場がある。
そんな状態なら、わざわざ車で遠出して買わなくても近くで買えばいいわけです。

そんな現場の状態から地域密着だ!!
地域に密着した組織編成をするとか?

そんなことは本来、お店を管理している店長の仕事だ。
組織編成するほど、店長が本来の仕事だけしていいなら十分。

そんな一つひとつのこと=機上のヒント

だから現場にヒントがある。
私は、売り切る売場仕掛人として、

笑顔のあふれるコミュニティ売場の復活

だと考える。それが売り切る売場の復活だと考えます。
そんなことをセミナーでお話しして、お役に立てればと考えます。

最後までブログをお読みいただきありがとうございます。
来週のセミナーでそんなお話しをお伝えできればと考えています(笑)