戦争は命を奪うが、僕は、命を救うー!! | HACKSAW RIDGE

実家に引っ越して、荷物がまだ片付かない日々を過ごしながら・・・(笑)
この「ハクソー・リッジ」だけは見たい映画だった。
ほんと1ヵ月ぶりに映画を見た(笑)

こんにちはーー!!
データをデザインする売り切る売場仕掛人 伊藤匠です。

どうしてこの映画を見たかったか?
映画の予告編、リーフレットのコピーを見て、テンションが上がった。

それはリフレットのコピーが気になったからです。

『世界一の臆病者が英雄になった理由とはーー』

臆病者が英雄になる

って、ストーリーの映画はよくある話し。
でも実在する人の話しとなると興味があった。
それに「沈黙」でうまい演技をしていたアンドリュー・ガーフィールドさんが主役を演じるなら・・・
その辺からもこの映画を見たかった理由です。

●ハクソー・リッジ(予告編)

この映画は、デズモンド・ドスさん を描いた実話映画。

デズモンド・ドスさんは、すごいーー!!

これを自分に置き換えたら・・・

100%ではなく、1,000%・・・10,000%かな?
同じことをやれと言っても絶対に真似ができない。
きっと自分なら一目散に逃げるだろうなーー(^^;

楽しみにしていたハクソー・リッジを見て、ブログにまとめてみました。

熾烈な戦争の中で、1人で、75名の命を救い続けた兵士の物語。


●この映画を見終わって・・・

この人のどこが臆病なんだーー?!

時に販促ツールなどのコピーの仕事もしているので
このコピーはちょっと伝わり方が違うと感じた。
でもこのコピーが気になって、映画を見たので、コピーはコピーとしての役目を果たしたんだろうなーー。

●映画を見終わって、結論からお話しすると・・・

この世には知らないところで、まだまだ知らない「すげぇー人」が存在するんだってこと。

逆に、こんな素晴らしい人がいることを初めて知りました。
知られていないけど素晴らしい人。
きっと他にもおられるんだろう。もっともっと知りたいなぁ。

●戦争と言えば・・・
映画でも『人を殺すことだ!!』というセリフがあった。

人間同士が武器を持って、殺し合うことが戦争。

デズモンド・ドスという人は、戦場に行くのに、銃を握らなかった。
仲間から暴力を振るわれても、軍法会議にかけられても、銃に触らなかった。

これは小さい頃に弟に振るった暴力の苦い経験から
「汝、殺すことなかれ」という教えを大切にしてきた
結果から選んだ道。

衛生兵であれば自分も国に尽くすことができるという気持ちで、陸軍に志願した。

●デズモンド・ドスは・・・

・良心的兵役拒否者(宗教上などの信念に基づき、兵役を拒否)
・命令拒否で除隊まで進められた

別に兵役に就く必要はなかった。
それなのに

「僕は人を助けたいーー!!」

の一心で、銃に触らず、戦場で出来るだけ多くの負傷者を助けることをやり続けた。それもハクソー・リッジで!!
戦場で持っているのは、モルヒネと包帯だけ。

戦場で生死を確認して、生存者は助けて、ハクソー・リッジの崖からロープで固定して、降ろして救っていった。救った人が75人。

戦場に横たわる負傷者をひとりで75人もの命を救った。
救出にあたっては、日本兵に出くわしたりして、自分にも大きなリスクがある。

「神様、あとひとり、あとひとり・・・」

と祈りながら、ひとりひとり助けていく。
救った人は、アメリカ兵、そして日本兵にも同等の処置を施したそうだ。

●この映画の舞台は、映画のタイトル

「ハクソー・リッジ」第二次大戦の激戦地・沖縄の前田高地。
「ハクソー」とはのこぎり、「リッジ」とは崖。
この地の約150メートルの断崖絶壁が、のこぎりのように険しくなっていたことからアメリカ軍が苦戦を強いられ、そう呼んだそうです。

描かれた舞台は、沖縄。
ドキュメンタリー番組で、沖縄戦を目にすることがある。
熾烈で、すごい激戦。
そんな激戦の地でもっとも激しかった「ハクソー・リッジ」で
「命を救う」
というコトをやり遂げた人がいるってコト、素晴らしい。

逆に知っただけでもよかったと感じる。

●この映画を見て感想を整理すると・・・

・戦争は命を奪い、人を傷つけるモノじゃない。
・地球というひとつの星に乗っていて、武器が必要なんだろうか?
・まず相手のことを理解する必要があるんじゃないだろうか?

こんなことを感じました。

●ポイントは・・・

戦争につながる前に、一方的に主張するのではなく、話し合うことではないだろうか?

そして自分が守りたいことは、鋼のような強い意志を持つこと。

映画を見ながら経験できるいい映画だった。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。