季節の変わり目は、足元から!!

最近、朝夕、ちょっとひんやりした風がただよい始めた。
公園のクマゼミの騒々しい鳴き声が聞こえなくなってーー(笑)クマゼミに変わって、ツクツクボウシの鳴き声を聞き、出社する昨今。

ツクツクボウシって、子供の頃、大好きなセミでした。
「ツクツクボウシ、ツクツクボウシ」って鳴き声を耳にすると・・・

昼間の残暑は、厳しいけど、もう秋だなぁー(^^♪ って感じ。

フラッとお店を見ながら歩いていても
秋物がお店の前に出て、演出されている。
でも演出をじっくり見るとマネキンの足元が寒々しいトコがある。そんなことから

●今日、お伝えしたいポイントは・・・

『演出は、細部までこだわろうーー!!』

ってこと。そんなことをブログにまとめてみました。

秋色夏服のステージ。足元を見ると裸足。ファッションスタイルをお届けしてんじゃないの?って感じになる。

私は、ファッションセンスがいいか? と言うと「ダサい方」
だから演出ステージを見たりして、今年の秋はどんなのにしようって考える。

ファッションセンスがいい人が多ければ・・・
ステージ演出などいらないのかもしれない。
でもステージ演出って、お店の顔を作るようなモノ。

お店の顔が中途半端だと・・・お客様もスルーしませんか?
お店の前の通路を通り過ぎるだけで、中に入ってこない。

そりゃ、着装は秋でも、裸足だと、逆にお店に不安を抱く。
だって、演出が裸足だとコーディネートイメージができない。
だから興味のないお店になってしまう。

そんなことを考えると、お店のステージ演出は大切だと考える。

●ステージ演出は・・・

①今年の秋のファッションは、こんなスタイルお届けします。
②こんなことでスタイル応援してお役に立ちます。 などなど

そんなお店の宣言をするスペースです。

お店の新店オープン、リニュアルオープンでステージ演出をしていてよく耳にしたのが・・・

季節の変わり目って、足元から見直しませんか?

今まで「サンダル」だったのが「パンプス」「ブーツ」になる。
まず足元から変わって・・・パンツになり、ジャケット、インナーになる。

ファッションをお届けしているプロだからこそ、基本的な消費行動がわかっているのに・・・
大手スーパーや専門店のステージを見ると「裸足」!!

そりゃ、買わないだろう。

ファッションなら、コーディネート提案が必要だ。
今年の秋は、うちのお店はこんなファッションテーマで、お客様におススメしますというようなアドバルーンをあげなくっちゃ。

●本屋さんの平台には・・・

「誰がアパレルを殺すのか」けっこう長い期間山積みスペースで展開されている。

この本の内容は、興味がないから知らない。
逆に読んでしまうと、見方がブレるから読まない。
あくまでも売り切る売場仕掛人視点でステージ、売場を見ると
アパレルを殺しているのは、『お店』だろうって感じる。

ネットのせいにするのもいい。
でも、それは逃げているだけ。
現に毎日、休む日もなく、お店でファッションを届けしている。
どうせなら、お店の奥に入ってほしいじゃないですか?
奥に入ってもらったら、お客様とお話しできて楽しいじゃないですか?
それならステージくらいきちんと作ろうよ(笑)

たとえば・・・

ステージにインナー、靴もあるけど、何をお届けしたいのか? 「おススメするファッションのうんちく」POPが一枚くらいあればいいのになぁ?!
冷え込んできた時を想定したジャケットの提案もあればいいなぁ?!

平台やシングルハンガーには、商品が並んでいるんだけど
おススメファッション提案がない。
次につながる提案がない。

専門店は、すぐにお店の方が接客に出てこられる。
これもお客様からすれば、「うざいこと」のひとつ。
やはり提案されている着装コーディネートを見て、自分だったら
って、イメージする時間がほしい。

●そこにお店のおススメPOPがあれば・・・
ファッションセンスのない私でも、この秋かっこいい自分スタイルがイメージできるかもしれない。

世の中には、けっこうファッション音痴な人が多いのではないでしょうか?

●データを整理してみると・・・

・季節の始まりは、足元から始まる。
・ステージの演出は、トータルコーディネートを意識して
・裸足はダメだ。
・あなたのおススメファッションスタイルPOPをつけよう
・ステージ演出は、あなたのお店のお客様意識してね。
・私のようなファッションダサい人にお役に立つこと伝えてね

そんなことかな?
まだ出来ていないお店は、自分のお店のお客様を意識してせめてステージを作ってね。
最後までブログを読んでもらってありがとう。