最低気温18℃。お客様のニーズを予測して売場を作ろう(笑)

こんにちはーー!!
売り切る売場仕掛人 オーパ伊藤です。

先週、9月15日に朝の最低気温が20℃割って、18.9℃だった。朝、玄関を出ると、空気がひんやりして肌寒く感じた。

「最低気温18℃」が季節品の展開ポイント!!

それは・・・
●会社に出る前に、クローゼットから上着を引っ張り出す。
●クールインナーからホットインナーへ変更する。
●冷やし中華、そうめんから温かいラーメン、そば、うどんに。
●アイスコーヒーからホットコーヒーに。
●絹ごし豆腐から木綿豆腐に。
●おでん、シチュー、ココアが売れ始める。
●風邪薬、リップクリーム、入浴剤も売れ始める。

いろいろなデータを分析して、気温に関連して動く商品のこんな例があげられています。
春から夏の季節は、この逆を考えればいいわけです。

天予報の気温も昔ほど、誤差はないので、週初めに週間予報をチェックすると売場に生かせるものです。
そんなことをブログにまとめてみました。

9月15日、肌寒いな?と思ったら、朝の気温が18.9℃だった。

台風は接近していたが、土曜日休みの方は、週末3連休。
お彼岸を前にして、家族が集まるのにはピッタリだなぁー?!
家族が集まったり、友達で集まったりすると

「お鍋」を楽しまれるのでは?

って仮説を立てた。
そんなことを考えながら、週末買物をしていると、
やはり鍋関連商材がよく売れていた。

私がスーパーに勤めている頃に
本部の部門会議で一枚の紙をいただいた。

紙の真ん中に温度計が書かれていて、気温ごとに動く商品のリストだ。そんなことを部門会議で聞いてから・・・
私が担当していた家庭用品の季節鍋であれば、
この季節「ひとり鍋」「土鍋」の陳列する場所を変更したり、フェースを変えたりして「気温」を活用していました。

たとえば、農産売場の「白菜」であれば・・・

14時行った大手スーパー。白菜1/2カットは、品切れ。関連販売している鍋つゆパックも品枯れ状態。
16時に行った食品スーパー。白菜の1/4カットのみで、長ネギも完売していた。
16時行った食品スーパー。品出し中だったが、白菜の1/2カットは、展開フェースがPOP幅より大幅短縮。

白菜は、使い勝手がいいからか?
1/4カットのフェースが拡大されていた。
でも1/2カットが品切れ、品薄状態。
関連商品の長ネギもチラシで訴求していることもあってどのお店も品薄気味。
菊菜などの葉物、大根などの根菜もよく売れていた。
やはり金曜日に18℃に近づいたこともあって、動きは変化している。

鍋物関連商材が、実際動き出すのは、10℃と言われている
連休の帰省、友達の集まりなどで食べるのに、ぴったりな料理の季節が近づいてきたんじゃないかな?

同じように、豆腐売場を見てみると・・・

大手スーパー。ところどころ欠品が目立つが、まだ絹ごし豆腐のフェースが商品によっては広かった。
食品スーパー。一部、木綿豆腐で欠品が起こっていた。木綿豆腐が売れているということは、やはり「今晩は鍋」?
食品スーパー。鍋需要を予測しているのか?木綿豆腐の在庫がおさえられていた。

豆腐売場を見ても、木綿豆腐が欠品していることを見ると鍋需要が起こり始めている感がある。

やはり肌寒くて、上着をちょっと着ようかな?

という18℃を目安にして、お客様のお役に立つポイントも変わってくる。
そんな気温と売場作りのポイントを知っておくだけで、売場も変えることができるのです。

特に、週末の商品の仕入れなどの計画、売場作りに
月曜日の週間予報は参考になるんじゃないかな?

●気温のポイントは・・・

「10℃」「15℃」「18℃」「20℃」「23℃」「25℃」「27℃」「29℃」

とそれぞれの気温で、商品の売上が伸び始めるポイントがあります。
今回は、ちょうど18℃に近づいてきたので、お話しをまとめちゃいました。(笑)

最後までブログを読んでいただきありがとうございました。