繁盛店、ヒット商品にはお客様がワクワクする仕掛けがある(笑)

こんにちは~ ♬
売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。

なんばのオフィスを出て、御堂筋なんば駅に歩を進めていると

「おじさん、今晩、食べていきませんか?」

という誘惑がたくさんある。
実は、これってお客様の足を止めさせる

「仕掛けのひとつ」

なのです。

・お店の前のおいしそうな店頭の料理サンプル
・お店の前からもくもくと上がる湯気、けむり
・お店の前からにおうおいしい料理のにおい

そんなことを思っていると、こころの中の葛藤に負けて
けっきょく焼き鳥屋さんに入ってしまいました(笑)

焼き鳥屋、たこ焼き屋、カレー屋さん、お店の前を通るとおいしいにおいがプーンとしてきます。これもひとつの仕掛けなのです。

焼き鳥屋さんの前を通って、焼き鳥の焼けるもくもくと上がる煙、そして香ばしい香りに思わず

「おいしそう~!!今日は焼き鳥でいっぱい飲んでいこう!!」

ワクワクして、店の中に入っていました。
これはよく考えるとおいしそうだと思わせる

「焼き鳥屋さんの仕掛け」

なのです。思わず、足を運んでしまうということは
こころの中で、焼き鳥のおいしさを感じちゃったのです(笑)

● 焼き鳥の焼けるもくもくと上がる煙を見る
「焼き鳥うまそう!!」
⇓   ⇓
● 焼き鳥の焼ける香ばしいにおいをかぐ
「焼き鳥食べたい!!」
⇓   ⇓
● 鼻から焼き鳥のにおいの情報がこころに伝わる
「今晩食べて行こう!!」
⇓               ⇓
● こころの中で、過去の記憶から情報が浮かんでくる
「焼き鳥はお酒を飲みながら食べるとおいしい」
「焼き鳥を食べるとお酒が進み楽しくなる」
そんな情報を引っ張り出してくる。

おいしい焼き鳥を食べて、楽しんでいる自分が次々イメージで浮かんでくる。
「まずとり皮、ぼんじり・・・」

って感じ。

『 今日は食べて行こう !!』 とお店の中に 「 in 」!!

「けむり」の視覚と「香り」の嗅覚で行動に移されたのです。
僕のこころの中には、過去の経験が積み重ねられているのです。

「楽しかったこと」
「悲しかったこと」
「うれしかったこと」
「おいしかったこと」
「悔しかったこと」

いろいろなシーンが「記憶」として積み重ねられていて、
何かしたい時にそれとマッチした情報を拾い上げて来て、

イメージするようになっているのです。

まるで「パブロフの犬」と同じなのです。
パブロフの犬は、「犬にエサを与える時、ベルを鳴らしてから与えるという事を繰り返していると、ベルを鳴らすだけで犬がよだれを垂らすようになるというもの。」

この犬にとって「ベル=エサ」という条件づけがこころの中で出来たため、「ベル」の音を聞くだけで、こころの中でイメージしてカラダが反応してしまうようになったということです。

「条件反射」

それは人も同じで、過去の経験から

「これを食べるとおいしい」
「これを食べると楽しくなる」
「この商品は買うと楽しそう」

そんなイメージを膨らませていく仕掛けを考えると
繁盛店につながったり、ヒット商品につながるわけです。

● チラシ、リーフレットなどの販売促進ツール、販促企画、名刺なども同じですが、それを見たお客様が

「この人に仕事を頼んだら、こんな楽しみがある」
「この商品を買ったら、生活の中でこんな楽しみがある」
「この商品買ったら、こんなことで便利だ」

などイメージが浮かぶように仕掛けをするとお店も繁盛し、商品もヒットしたりするものです。

今やっていることに、ちょっと調味料を加えるだけで、売上も変わるものです。
先日、自分の結婚披露パーティーで作らせていただいた

「ブライダルカード」

の評判がいいので、こんなサービス始めました。(笑)

● サンキューカード紹介サイト

これからの年末年始のイベントや最近は、結婚式などのパーティもこじんまりされる方が増えているので、ちょっとこころが温まるカードを参加された方にお礼の意味を込めて、渡されればいかがでしょう。