首をしめるだけなのに、企業はなぜ早期希望退職制度導入を選択するのか?

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

大手のお店の記事を、メディアで読んでいると・・・
接客するスタッフの数が足りないのにも関わらず
早期希望退職制度を利用して、依然、人員削減をしていることを目にする。見るたびに・・・

「え」!! まだ減らすの?

って思ってしまう。
日本人労働者が少子高齢化で少なくなる中
海外から労働者問題で国会では、紛糾している。

そんな中、どのお店を見ても接客販売スタッフの方が少ないのに、なぜ希望退職制度を募るのか? 意味不明だ。

経営数字が悪いのはわかる
だってお客様いないから・・・
でもそれを招いたのは、経営戦略にストーリーがないからだ。

今でも人員の最適化し過ぎて売上が低下しているのに

募集で、さらに売上が低下する様が見える

僕も39歳の時に、早期希望退職制度を利用した
ひとり(笑)

制度上どうなのか? 知らないが、辞めて欲しくない若手はプロテクトすべきだ。

早期希望退職制度は、僕の時は、40歳以上対象だった。
理由は忘れちゃったけど、39歳の僕でもギリギリ利用できた。

会社業績の不安もあったけど、
僕もやりたいことをやってきて、次のコトやりたいなぁ?
と感じた。このままいても、おもしろくないなぁーって感じたから選択した。

少しチラ聞きしたが、今の若い方がこの制度の利用を選択するのは・・・

「業績不安」
「やりがいがない」
「おもしろくない」
「会社の方向性が矛盾している」  などなど

会社の姿勢に不安を抱いたり、おもしろくないから選択することが多い。でも会社としては、有望な若者には残ってほしいはずだ。

でも決まって、将来有望なしっかりした人ほど、制度の利用を選択される。それが今の業績に、定期的に繰り返される募集に対して、一部影響が出ているように僕は思う。

どうしてか? と言うと、そのような若い方は・・・

「組織の中でリーダーシップが取れる方だ」

そのような方が抜けることによって、企業力は弱くなる。
募集する企業側でもわかっているはずだ。

プロ野球のFAと同じようなものだ。
主力投手、主力バッターがFA宣言して他球団に移籍してしまうとぽっかり穴があく。

企業でも業績の悪化と共に、早期希望退職を募集するわけだが

残ってほしい人は、プロテクトすべき!!

本人と話してみることが大切なのではないだろうか?
それで人材の流出を避けるべきではないだろうか?

業績が悪くなって、制度導入。
それが今、お店の売場での人不足の問題を引き起こしている要因のはず。

今一度、
売上のこれからの計画。
リアル店舗は、まず人件費予算だ。
それに合わせた経費の試算。

お店の配置をしっかり考えるべきだ。

リアル店舗はスタッフがいて接客をしてお客様に満足を届ける。
スタッフがいなければ、売上の低下、売場作りの鮮度の低下、

いいのは管理経費が減ること。

安易な方法を選んで、発想が逆になっているように思えてならない。

大切なコトは、売上を確保すること!!

売上を確保するために販売促進費経費はしたら、人件費の削減同様、マイナスに作用する。販売促進費も、チラシ、POPなどの内容を吟味するべきだ。

今、お店の経営者がしなければならないのは

『 集客できる商品を集めること 』

組織を触って活性化するより、商品の方が先のような気がしてならない。(笑)