会社のUSPはお客様の不満に気づくこと(笑)

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

京阪枚方市駅に行くと
何重にも曲がりくねって並んでいる長蛇の列を目にする
春の風物詩なんて言うと、並ばれた方に怒られてしまうが・・

並んでいる方はうんざり疲れているーー!?

特に、この時期、春の新入学シーズンは特別だ

定期券を求めて、いつ手続きできるか?
時間がわからない中、並んでいる。

もちろんどの鉄道会社も改善を試みておられた。
たとえば、整理券などを発行したり、
誘導するスタッフの方を配置して対応していたが
列は、いっこうに崩れそうもなかった。

日を追うごとに、列は短くなっているが
まだ混雑は続きそうだ。
毎年、同じ現象が定期券売場で繰り返されているのに
改善の余地がないんだろうか?

購入するお客様の不満が改善されれば、
それがファンにつながったりするもの

そんなことを定期券売場の混雑を見て
勝手に思って考えてみた(笑)

僕は、PiTaPa を使っています。(笑)

僕も列に我慢強く並ぶのは、
余程のことがない限り、イヤだ。
ていうか?! 長蛇の列を見ただけで、今度にしようと思う

こんなお客様って多いはずだ。
だって、まっさきに浮かぶのは・・・

時間がもったいないーー!!

ってこと。

並んでいる時間の間にも
・片づけてしまいたいこと
・買いそろえたいもの
がいっぱいあるのに、どうして並んで時間を取られなければいけないのと思ってしまう。

たった一枚の定期券を買うために
この場から離れられないなんて苦痛でしかない(笑)

混雑が解消するまで、切符を買って乗車するのもひとつ
でも朝は、何かと忙しく時間がほしい時間帯だから
切符を買う時間は避けたもの

● 長蛇の列に並ばない方法1

ひとつは、多機能IC決済カードの購入!!

僕は、PiTaPa を使っている
これはいつでも手続きできるし、いろいろな会社の電車には乗れて、便利。関東に出張しても、使えたから・・・(笑)

慣れない切符売場の経路図から切符の値段を確認する手間もなく
改札を通るだけで自動的に決済される。

● 長蛇の列に並ばない方法 2

駅によっては、定期券を販売していない駅もあって
定期券を販売している駅の販売所に集中するひとつの要因

どうしてネットで予約販売しないのかな?

そんなことを考えてから
ネットを検索すると、阪急電鉄が「eていき」という形で
取り入れていた(笑)

● 阪急電鉄 eていき ページ

この方法なら定期の販売機から購入できるので
わざわざ並ばなくてもいいし、
定期券販売の限定駅に行くこともない。

POPで案内するだけで混雑解消につながる

京阪電車でも混雑解消のための対策をいろいろされている
たとえば新規定期券・継続定期券の販売は、14日前から購入出来たりする。

でもこの長蛇の列は、進学のためにわざわざ地方から
出てこられた方が多いはず・・・

14日前に販売しても、まだ移転されていない人、
移転されなくても定期券の購入にこれだけ混雑すると予想していなかった人
いろいろなケースが考えられるが・・・

並ぶということは、やはりストレスを感じるもの

少しでも並ぶ方が減る方法を考えたらいいんじゃないだろうか?
こんなことは定期券売場の長蛇の列だけでなく
少し視点を変えるだけで

改善して快適につながる!!

快適を提供することで、会社の価値につながる

人のUSPも大切だが
会社のUSPは、ターゲットがいったい誰なのか?
鉄道は、公共機関だけど、私企業だ。

たとえば時期に応じて、ターゲットが変わったとしても

「快適」という共通テーマで
お客様の不満解消につながれば、それがUSPにつながる。

たとえば、僕の利用する京阪電車でもそうだが
最近、あっちこっちの鉄道会社でトイレをきれいにされている

でも残念なことにハードをきれいにしても
メンテナンスをきちんとしないとすぐに元に戻っていく
乗降客の多い駅では、そんな状態が目に付く

どうしてトイレをきれいにするのか?

投資するということは、理由がある
それが会社のUSPにつながる
せっかくお客様の不満解消のために手掛けられたことなら

継続させることが大切

そんな積み重ねが、USPにつながって
お客様がファンになってくれるポイントにつながる

他の会社がやって成功したから同じように取り入れる
でもそこにはあなたの会社ならではの
フィルターを通すことで、スタッフも認識して取り組むようになる。それがきっとコモディティからの脱出につながるだろう(笑)