「すたれたお店」を元気にする方法は、スタッフのひと声から!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

家から歩いて10分くらいのところに
食品スーパーとコンビニが道路をはさんで対面している。
食品スーパーは、正月3日間は、昨年より多いお客様が利用されて、駐車場も混雑していました。コンビニはというと、閑散とした状態でした。

このコンビニは、年末を前にして、オーナーが変わったんじゃないかな? と感じるくらい極端に棚に並ぶ商品の量などが変わりました。以前は、パンコーナーも画像のような感じ。

朝、商品入荷時は、棚が満タンですが、8時を過ぎると残り物ってイメージ

このコンビニ、朝、商品入荷時は、商品がきちんとフェースごとに並んでます。でもピーク時間を過ぎると、まるで残り物って感じの棚はスカスカの状態でした。

ピーク時間以外に行くと、欲しい商品がない!!

棚に並んでいるのは、売れ残ったような商品ばかり。
僕は、お店勤務時代に売場を作ってきたので、空っぽの棚を見ると機会ロス といって、売り逃し をしているイメージがある。
僕は、この店は、商品を売る店としての機能がすたれたお店だと感じていました(笑)

欲しい商品がないので、自然と足が向かないお店になりました(笑)

当然、お客様は、この店がダメだとレッテルを貼れば、普段買物をする次の店を探します。

そんなお店が、ある日突然、棚にあふれるくらい商品が並んでいるお店に変わった。いつも疲れた表情で、商品品出しをされていた店長がいなくなったので、オーナーが変わったのかな?

年末年始を前にしてお店に商品があふれるくらい並んだので、遠のいていた客足が多少なりとも改善するか?
と見ていたのですが、戻ったようには感じられない。

逆に陳列量を増やしたことで、売れ残る商品が増えているんじゃやないかな!?

すたれたお店の状態から客足が遠のいているのに、お客様が戻ってくるのは、ただ商品量を増やしたからでは戻ってこない。そこには

このお店を利用されるお客様にこんなことでお役に立つビジョン!!

社会貢献を明確にした具体的なビジョンがなければならない。特にコンビニは、パート、アルバイトが多いので、わかりやすい言葉にする必要性がある。

年末年始のお店の客数を見ていると、惣菜などの仕入量の設定が高すぎると感じた。ほんとあふれている。
増して、惣菜には、賞味期限がある。食品ロスを減らす意味でも、安易な方法で考えたら、営業数字は、悪化する。

● どうすればいいのか?

僕なら陳列を商品を多く見えるよう工夫すること。
主通路沿いのエンドを活用して、お客様が思わず手を伸ばす商品を展開します(笑)

仕入量を増やすのはそれからです。
このコンビニは、スカスカすたれたイメージを一掃するために、スペースを埋めることに重点を置いて、仕入量を多くした。

仕入れが増えるということは、出ていくお金が増えるということ。

前店長は、売れなくなってきたので、売れ残らないように、損益分岐点を優先してお店を作った。結果、スカスカのお店になった。

新しい店長は、仕入れを増やして、ボリューム感を保つことに重点を置いた。でも単に商品でボリュームを出すだけで客足は戻らないので、商品回転率が上がらない。

そんな感じではないでしょうか?
どんなお店にも共通することは、お店に行くと・・・

● 楽しいがある
● いいことがある

そんなお店にはお客様が集まる。
そのひとつがお店のコトPOPです。

● この商品を購入するとこんな楽しいことがある
● この商品にはこんな魅力があるのです
● この商品を購入するとこんな風に生活が変わる

まったくそんなPOPがついていないお店と比較すると、お客様も買物が楽しくなる。だって商品を購入した自分がイメージできるのですから・・・

もう一つがオーナー、スタッフのキャラクターです。

お客様は、活気のあるお店に行きたいものです。
活気のあるお店の商品って、お客様もポジティブになるので、どれも鮮度よく見える。特にコンビニは、生鮮食品を扱っていないお店が多く、チルド商品などが壁面に整然と並べられている。

大切なことは、接客用語を使うこと!!

店内にBGMが鳴り響くお店より、スタッフの方が、品出ししながら、レジ打ちながら、

「いらっしゃいませーー!!」
「ありがとうございましたーー!!」

としっかり声をかけていただくお店って、活気にあふれていませんか?

スタッフの方の動きを見ながら、コンビニなどで気になるのが、レジのカウンターの中で雑談話しして、大笑いして、話しをしている。これはお客様を迎える体制になっていないのです。

すたれたお店を立て直そうとしたら、お客様をお迎えする体制を整えること。

● 商品の管理
● POP
● 接客用語の活用

それをスタッフもわかる言葉で、文字化したビジョンに基づいて、しっかり取り組むことです。このコンビニは、食品スーパーとの競合もあるので、リセットする意味でも、一回閉店して、リニュアルオープンした方がいいんじゃないかな?