通りから外れたこだわっているお店は、ステキです!!

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

観光地やあまり知らない場所で飲食店、お土産などお店を探して利用する時って、人通りの多い通りの沿いのお客様が並んでいるようなにぎわっているお店を利用したりするものですねーー(^^♪
この時の心理って・・・

みんなで渡ればこわくない赤信号!!

と同じ心理が働くのでしょう(笑)
お客様でにぎわっているので、この店は大丈夫だという安心感と共に自分の欲しいモノが手に入ると思っちゃうものなのです。一種の思い込みで錯覚が起こってしまうんでしょうね。

でも、通りから少し入った少し細い通りに入って行くと
ポツンポツンとお店があったりするものです。
通り沿いに場所がないこともあると思いますが、
あえて通りから離れてやっておられるお店って

届ける商品、サービスにこだわっている

ので、穴場的なお店が多いのです。
たとえば、僕はよくお伊勢さんに参宮に行ったりします。
行くとやはり

● 食事は、地元のソウルフードが食べたい
● お土産は、地元色の強いこだわったモノ

を買って帰りたいものです。
いつもふくすけの伊勢うどんを楽しんでいたのですが
寒のうなぎの季節で、うなぎの脂がのっていておいしいと思い
おかげ横丁の通りにも、うなぎを出してくれるお店はあるのですが、通りから外れたお店で行きたかったお店があったので、そちらに足を運んでみました。

お邪魔したお店は「伊勢志摩名産処 宝彩」!!

 

宝彩さんは、おかげ横丁沿いに立て看板で、メニューを紹介されていて、おかげ横丁から少し入ると民家が並んでいるのですが、その奥にありました。

販売促進企画会社に勤めていた頃には、津の大型スーパーの売場の演出、建物の周りの営業時間などの横断幕の告知の仕事も担当していました。

お店に入って、午後から打ち合わせや作業の時は
大手スーパーに向けて、車を走らせていると「うな富士」といううなぎ丼がおいしそうなお店がずっと気になっていました。うな富士の場所も、ポツンとそのお店があるような場所でした。

駐車場が狭いので、お昼時に通ると、いつも駐車待ちの車が並んでました。食べたくて、打ち合わせが午後一の時に、初めて食べたと記憶しています。

確か、地元のうなぎだったと思います。
めちゃうまかったーー!! 

そんなこともあって、寒に脂がのっているぷりぷりなうなぎが食べたくて、今回は、二人ともうな丼定食をお願いしました。(笑)

脂がのっていて分厚いうなぎ 2枚がどーんとのっています(笑)

ごはんの量は、少し多かったですが、うなぎと肝吸いはおいしかったです。このお店は、見事、当たりでしたーー(^^♪

お店のメニュー表を見ていて、定食は「うなぎ」、「えび」、「カキ」に絞っておられました。

まさに地元の食材感、たっぷりって感じ (^^♪

よく経験するのが、メニューの写真は、めちゃおいしそうな画像が紹介されていて、出てきた料理を見ると画像と違うやんというアンマッチ。でもこのお店は、なかったなぁーー(笑)

どの定食もこだわりがヒシヒシと伝わってきます。

 

僕がお話ししたいのは、お料理のおいしさはもちろんですが

『 場所 』の問題なのです!!

僕が大手スーパーで働き始めた頃は、お店で大切なことは「価格」「場所」「規模」だと云われてきました。

お店を取り巻く環境の変化、SNS の拡大と共に、大切なことは「価格」「場所」「規模」ではなくなってきた。

特に価格は、いくら安くしても、大量販売が効かなくなった。
大量販売が出来なくなれば、大量仕入れも出来ない。
大量仕入れが出来なければ、昔は、量の確保で原価交渉をしていたのに、それも出来なくなった。

不振要因をネット販売の拡大にフォーカスしてきたけど、要因の本質はそうではなかった!!

僕は本質は「思い入れ」「こだわり」

だと考えています。

たとえばGMSのモールの専門店街、大きな商店街など、メイン通路のお店のラインナップを見ていると、ほぼ大型チェーン店のお店が並んでいます。どこに行っても同じお店が同じように並んでいます。お客様は

別にここで買わなくてもいいんじゃないの?

って気持ちを抱くことになります。大型チェーン店は、どこも同じ商品、サービスを提供しているのですから、そんな気持ちを抱かせたことが消費の停滞を招いたひとつの要因。

それとチェーン店には、商品、サービスに対する「思い入れ」「こだわり」が薄い。

でもメイン通りから一歩入って、お店を見てみると

けっこう個性的で、ターゲットを絞ったお店が並んでいます。
今回、楽しませていただいた定食屋さんも

サブ通路からさらに奥に入ったところに目指した定食屋さんはありました。

おかげ横丁で告知立て看板を見て、道を入って行くと
こんなところにお店があるの? って感じでしたが、民家の並びの中に小さなお店がありました。

「うなぎ」ってのぼりがお店の前に立っていました(笑)

メニューを見ても、「えび」「うなぎ」「カキ」にこだわって提供されている。それに新鮮でぷりぷりとなれば、価格は二の次になります。価格が一番の人は、立て看板を見た時点で、他のお店に足を運ぶわけです。

お店に入ったのは、ピークのお昼前でしたが、出る頃には、お店の前に待ちのお客様が10人くらいおられました。
津の「うな富士」もポツンとありながら、お客様でいっぱい!!

そう考えると場所も、まだまだ大切な要因ですが「こだわった」「思い入れ」のあるモノをお届けすることは大切ーー (^^♪
そしてその価値をお客様にわかるようにお届けすることが、大切です。

今後もこだわっている人の

「 こだわりの価値 」

を発見して、文字化してお届けしていきたいと思います。