「コモディティから脱出」カテゴリーアーカイブ

スーパーはセルフサービス、商品がコモディティなら「人」がすべて!!

スーパーなどでお店で買物をしていて感じるのは、食品売場では、そこそこスタッフはいるものの非食品売場で買物していてスタッフの方は

「スタッフの方、どこにいるのかな?」

って思ってしまいます。
ほんと売場ですれ違うことも少ないし、集中レジカウンターでは、私語に花盛り?! これじゃだめだなぁー?
って感じました。

商品もどこのスーパーでも同じような品揃え
価格もいっしょ!!

お客さまは、どこでそのスーパーの魅力を感じるか?
やっぱ「人」なんじゃないかな? そんなことをサクッとブログにまとめてみました。

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売場は「商品名」「価格」だけのプライスカード。コーディネートのポイントもわからない。そんな売場だからこそ、お客さまに魅力をお届けするには「人」の力が必要だと思います。

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売場の魅力がない店が囲い込み戦略をしてもお客さまは振り向かない

らおがスーパーに勤務していた頃は「カード会員お客様感謝セール」「カード会員様特別ご招待セール」などは、すごい売上を示していました。

こんな特定顧客が、他のお店に行かないように囲い込みをしていたのですが・・・?

こんなセールは一種の麻薬みたいなものです。

導入した当初は、売上も確保できたので、売上が苦しくなると乱発するようになってきました。乱発するほど他社も競争なので仕掛けてきます。

けっきょく「カード会員様特別ご招待セール」などは、当初は年2回のカード会員様限定のお店にカード会員様以外の一般の人が入れないように、クローズされた形で展開されていました。

時間の経過と共に、回数も年二回から、毎月になったり、カード会員様以外もお店に入れるようにしたりで、売上を追い求めることで、導入当初のコンセプトが崩れてしまいました。
そんなことをサクッとブログにまとめました。

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8月24日に、らおの住んでいる町内の方のみ対象、こんなクーポン券付はがきがポストに入っていました。こんな配達が出来るようになっているのですね。らおの町内に食品スーパーが出来たので、売上がきっと影響しているのでしょう。でもこのスーパーまで行かなくても、ほしいモノは揃うんだからしょうがない。このはがきを見て、まだ囲い込みしてるの? って感じ。

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最近、話題にならなくなったPB商品はいずこへ?

3年前くらいは、トップバリュ、セブンプレミアムなどその他スーパー各社のオリジナル開発商品が売場で所狭しと並んでいました。

メディアでも取り上げられたり、CMでも有名タレントを登用したりして定着させるために各社取り組んでいたのですが、最近ではあまり目にすることがなくなりました。

アイキャッチ画像に使った セブンゴールドの「金の食パン」は、売場に並んでもすぐに売れていくくらいの人気商品でした。
ナショナルブランドと言われるメーカー製品とあまり変わらない商品と比較すると価格も安かったので売れていました。

逆にセブンゴールドの商品は

価格ではなく、商品の価値を考え、改善を繰り返す

ということでそんな商品を改廃しながら、こだわって販売されていたので、今でも人気の商品につながっている商品もあります。
そんなPB商品の展開についてサクッと経験を交えてブログにまとめてみました。

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3年前の展開なので、現在はどうなっているか? わかりませんが、せっかくお客さまにお届けするために開発したPB商品を「お試しセール」ということで価格訴求商品にしたら開発した意味がない。当時も今もわからない展開です。PB商品は、そのスーパーで育てたい商品のはずなのに。

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価格に敏感な人は追っかけって知ってますか? | 売場を作っちゃう仕掛人

8月も後半になりましたね。
売場では「売りつくし」「Final BARGAIN」など夏物売りつくしの季節になりました。

「秋」を意識する季節なってきました。

でも6月後半のバーゲンスタートから「クリアランス」「売りつくし」というストーリー!!

この時期は、ほんと 価格がメインの売場 です。
食品売場もお盆が終わって、どこも同じような売場を作っています。

らおも売場にいて経験しましたが、お客さまって

●この商品ならここが安い
●バーコードを読むだけで価格比較ができるアプリ

などがあって、価格が安い店って知っているのです。
だからコモディティ戦争に入るととことんイタチごっこをしながら、お客さまに情報を届けないといけないのです。
それも売場を作っていても楽しくない「価格情報」
そんなことをブログにまとめてみました。

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このお店は、夏物の売りつくし商品をパブリックスペース一カ所に集めて展開していました。このように固めて販売した方が売れるんですよね。通常のお店は、一カ所にかためずに、売場でポロポロと展開しています。

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商品って、導入期が競争がないから「一番、もうかるんだ」よね!! 

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

やっと冬物バーゲンが終って、春物が売場に出揃う季節になりました。

梅田のあるファッション施設などは、2日間も休んで、商品入れ替えをやっていたようなので、またのぞきに行こうかな?
でも、二日間休業して、売場変更と棚卸し
大胆だなー!! なんて思っちゃいました。

でも、季節商品の導入期って・・・
演出などもきちんとすれば、バーゲンのような安売り乱売合戦じゃないから、きちんと利益も取れて売れるんですよね。

でも、必要なことがあるのです。
それは、きちんと自分の言葉で思いを伝えるような売場を作ることなのです。

伝わらなければ、絵に描いた餅なんですね。

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あるスーパーの紳士カジュアルの春物の展開。
「春物入荷しました」 だけじゃ・・・ 売場を作っている人が、何を提案したいのか? 通じないのに買いたくなるのかな? 続きを読む 商品って、導入期が競争がないから「一番、もうかるんだ」よね!! 


「本日は大安です」のPOPだけで、お客さまに思い伝わるだろうか?

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

12月17日・・・ 今日は 「大安」 です。
お客さまとの打ち合わせがあって、大阪市内に出ていたので、お昼の弁当の買物ついでにフラっと立ち寄って、お正月用品売場に 「本日は大安です」 という縦に長いPOPが付いていました。
それを見て、感じたことを記しておこうと思います。

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オープン集客のための安物の安売り程無駄なことはない!!

11月19日に、大阪の万博記念公園に、EXPOCITYが開業して、いろいろな施設が入ったりして、話題を呼んでいますね。
多くのお客さまが一度行ってみようということで、混雑しています。

中に入っているお店の運営の仕方も様々ですが、私の経験もありますが、やはりオープンをどのような形で迎えたか? が大切だと思います。この印象が、お客さまにインプットされるわけです。
デザインで言えば、真っ白なキャンバスに絵を描いて、お客さまに、初めてみてもらう・・・ こんなうれしいことはありません。当然、それは人によって評価は違うものです。自分がやりたいことを、たった一握りの人でも気に入っていただけたら、そこから芽が出ていくものだと私は、経験上思います。

「オープンに勝る販促はない」

なのに・・・

「なぜ、安物の安売りするんですか?」

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ということです。未だに、こんなオープンをしている会社がある。
何枚も「198円」というPOPをつけなくても、「○○○ 198円均一」を 1枚つければわかるもので、たとえば、この肉のおいしさ、商品価値をお客さまに伝えて、こんなにおいしいお肉が、オープン限定で、198円ですと伝えるツールの方が重要だ と思うのです。
そうすればこのお店のステータスも上がり、こんないい商品を安く提供してくれる = リピーター につながると思います。

せっかくのオープン、安売り集客しか方法がないのでしょうか?
安売りは、お客さまを集客したいからするのは理解できますが、果たして、リピーターになってくれるでしょうか?
こんなに多くのお客さまがこの施設を利用されているのに、売上確保する方法が、安物の安売りしかないという企業は、寂しいものです。
そんなことを感じたので、私の経験から記しておこうと思います。

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