今週末も気温低下? 鍋でもつついて、冬の味覚食べちゃおう!!

先週末は、あっちこっちで雪の便りが届いたりして、寒かったですね。
いよいよ真冬かな? と思わせる寒さでした。

寒い季節の定番メニューといえば、「鍋」ですね。
鍋をつつきながら、いろいろ会話もはずむ・・・そんなドラマシーンも、よく見かけるものです。 


週末は、私自身が小売業で、実際、商品を販売した経験がありますので、当社の一部業務で、お客様に販促ツールのデザインや企画を提案し、データ制作したりしていますので、よく買い物ついでに売場を回ったりします。

先週は、急激に気温が下がったので、売場では、鍋物商品の品薄、欠品が目立ちました。
私が、売場にいた頃には、
「天気予報で、気温が真冬並みに下がるって、ニュースが流れるているんだから、多めに発注しておきなさい。」と指示を流したものです。
やはり、機会ロスは、買い物に来ていただく、お客様に対しても失礼で、申し訳ないことですし、商品を販売するプロとしてやってはいけないことです。
今は、自動発注になったりして、機械的に発注されるのでしょうが、 自分の意志 を入れないと、機械任せの判断では、せっかくのビジネスチャンスも逃して、売上確保もできません。
特に、週中は、鍋よりおでんなどの保存が効く煮込み料理をされる家庭が多かったのではないでしょうか? 豆腐、糸こんにゃく、ごぼう天などの商材の品枯れが目立ちました。

そんなことを週末考えながら、12/8の産経新聞の夕刊を読んでいると「@NOW」というコラム欄に、「鍋」 の特集記事が掲載されていました。
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スーパーに行けば、 「どっか~ん!!」 と売場でスペースを拡大して、展開されている今や鍋の定番となっている鍋つゆ売場・・・いろいろなメーカーから様々な味の3~4人用サイズが主流で販売されています。
記事にも紹介されていましたが・・・
「民間調査会社の富士経済は、平成26年の鍋つゆ市場を約340億円市場」 と予測されているようですが、これだけ各社とも売場で面を拡大するのは、売れているからでしょう。

ふと考えると・・・
単身世帯、共働き世帯、シニア世帯からすれば、このパックサイズは、実に使い勝手が悪い容量、商品です。

記事にもあったように、味の素の「鍋キューブ」シリーズは、人数に合わせて、小分けで手軽に使える便利さが評価されて、平成24年は20億円、平成25年は32億円、今年度は45億円と売上が伸びている ようです。
その他、エバラ食品工業の「プチッと鍋」、ヤマサ醤油の「お鍋にポンパ」など人数に合わせて使えて、また商品自体の軽量にこだわった商品もよく売れ始めているようです。

雑談ですが、「鍋キューブ」が出始めた頃、ダイエーの家庭用品の鍋売場で、鍋のサイズに合わせて、この鍋なら「鍋キューブ」 ○個使用と訴求されていました。とてもわかりやすかったですし、おそらく鍋本体も売れたのではないでしょうか?

鍋つゆの種類は、いっぱいありますが、それぞれの味覚を楽しみたいという思いは、家族だんらんで鍋を楽しんできたシニア世代が強いのではないでしょうか? でも鍋つゆの量が多すぎて、利用できない。
惣菜売り場では、少量パックなどが、どんどん開発されて、コーナーも作らているのですが、この鍋つゆなど含め、少量サイズの開発は、今後のメーカーの課題ではないでしょうか?
2年くらい前に、イトーヨーカドーで、PBの2人用の鍋つゆパックがあって、ちょうど6号くらいのひとり鍋に入る量だったので、使い勝手があったのですが、いつの間にか? 売場からなくなってしまいました。
コスト的に合わないのか? 売れなかったのか?
ただ、シニア世代では、3~4人用のパックでは、量が多すぎます。

●鍋パックは、人数に合わせて使用できるような商品がいい。
また昔の入浴剤のように、今日は、このお湯で楽しみたいと要望に応えてばら売りしていたように、鍋つゆも、1パック=1人用で、いろいろな味が、気軽に楽しめるようなばら売りのような商品販売企画がされればいいですね。

明日は、鍋の具材編・クロスマーチャンダイニングの話しでもお話ししたいですね。

今日もガンバ~!!