年神様って・・・ ご存知ですか?

早いもので、今日から年賀状の受付が開始になりました。
このニュースを見ると年末年始の足音が日々大きくなってきます。
また多少、焦りが出てきます。

「師走」と、ほんとうによく言ったものですが・・・ふと「師走」って、どんな意味だろう? と思ったので、調べてみました。
「師馳す」  師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月
「年果つ」  年が果てる
「四極」    四季の果てる月
「為果つ」  一年の最後になし終える
その他、いろいろ説があり、未詳のようですが、忙しいイメージが表現されているので、どれが正しいのか? は専門家にお任せすればいいのかな? って思います。


 

年神様

 

最近、テレビやラジオでも、よく聞くようになりましたが、今日のテーマの「年神様」のお話しをしようと思います。

●年神様とは・・・
毎年、お正月に各家にやってきて、実りと幸福を授けてくれる神様だそうです。 最近は、家の玄関の入り口にしめ飾りや門松を設置されている家を見ることも少なくなり、日本らしさがなくなって寂しい思いをしますが、お正月にやってこられる年神様をお迎えするために、準備します。
また各スーパーの売場では、それぞれの商品に由来などが告知案内されていますが、なるほどなぁ? って思うことがあります。
和食も世界的にブームの中、それぞれの意味を知ることも楽しいのではないでしょうか? これが日本という国の奥深い良さと触れ合ういい機会でもあると私は、思います。

まず、年神様をお迎えするために飾るものとして、よく御存じの・・・
・しめ飾り 年神様をお迎えするために、しめ縄を張って家を清めます。
・門松    木のみきや枝の先に神様が宿ると考えられていたことから
玄関先を清め、年神様が迷わずにお家に来られるように目
印として飾るといわれています。
・鏡餅   年神様へのお供え物として飾ります。神の生命力が宿ると
いわれています。
があり、それぞれのいわれが昔からいいつたえられています。

12月13日は、「正月事始め」 といい、新年を迎える準備を始める日で、昔は門松にする松やおせちを調理するための薪なども、この日に採りに行きました。これを 「松迎え」 といっていたそうです。
この日に 家庭用品売場で、掃除用品が大きくスペースを拡大しているように 「すすはらい」 を始めます。
・すすはらい 12月13日に、すすやほこりを取って掃除することをいい
これが 「大掃除」 につながったといわれています。
私も場所を決めて、順番に掃除をして、年神様がお越し
になられて、この家、「汚いなぁ!!」って思われないよう
掃除しないといけないですね。

年神様をお迎えする準備とお正月準備の簡単な流れ・・・

2014年12月
13 正月事始め・すすはらい
14
15 年賀状受け付け開始
16
17                      大安
18
19
20 ぶりの日
21
22 冬至                  大安
23
24 クリスマス
25
26
27 しめ飾り・門松・鏡餅を飾る
28                      大安
29
30
31 大晦日・年越しそば
2015年 1月
 1 元旦 ・初日の出・初詣
 2  書き初め・初夢
 3  三日とろろ             大安
 4
 5
 6
 7  七草・ お正月飾りを片付ける
 8
 9                     大安
10
11  鏡開き
12
13
14
15  小正月・どんど焼き      大安

こうやって、流れをまとめてみると、けっこういろいろなことがあるものですね。ちなみにお正月の準備用品は、「大安」に購入するといいと言われますので、「大安」も流れに、入れておきました。

お正月は・・・ 
日本古来からの大切なこころにも触れ合える時期でもあります。
やはり日本の大切なこころをいつまでも若い人たちに伝えていきたいものです。

今日は、この辺で・・・
明日は、おせち料理にもいろいろいわれがあるので、その辺をお話ししたいと思います。

明日も、ガンバ!! 忙しい時こそ、楽しく過ごしましょう。