スーパーはセルフサービス、商品がコモディティなら「人」がすべて!!

スーパーなどでお店で買物をしていて感じるのは、食品売場では、そこそこスタッフはいるものの非食品売場で買物していてスタッフの方は

「スタッフの方、どこにいるのかな?」

って思ってしまいます。
ほんと売場ですれ違うことも少ないし、集中レジカウンターでは、私語に花盛り?! これじゃだめだなぁー?
って感じました。

商品もどこのスーパーでも同じような品揃え
価格もいっしょ!!

お客さまは、どこでそのスーパーの魅力を感じるか?
やっぱ「人」なんじゃないかな? そんなことをサクッとブログにまとめてみました。

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売場は「商品名」「価格」だけのプライスカード。コーディネートのポイントもわからない。そんな売場だからこそ、お客さまに魅力をお届けするには「人」の力が必要だと思います。

売上が悪いと真っ先に手を入れられるのが「人」「販促ディスプレー」経費。
でも遜色ないコモディティな商品ばかりが店頭に並べていると逆に、削ってはいけない経費のように考えれば考えると思うのです。

お客さまの選択肢が広いように、仕入れ担当者の選択肢も広がっています。選択肢が広がっているのに、どうしてどこのお店を見ても、金太郎飴のような違いがないような売場になるのか?

●商品の魅力がどのお店に行っても同じモノしか? 
お客さまにお届けできないとしたら・・・

「人」

だと思います。
でも非食品の売場のスタッフの様子を聞いていると、いろいろな売場を兼任させられるので手が回らないと言ってました。
なるほどなぁー!!
売上が確保できないから、パートさんだけでなく、売場の長もいろいろなことを兼任させられているんだ。
当然、売場を作るスタッフの手が回らないのですから、そりゃお客さまに売場の「思い」「商品」をお届けできないですよね。

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お客さまの家の商品は壊れていないわけですから、買い替えするほどのモチベーションも売場に手が入っていないので上がってこない。こんな売場だからこそ、POPが必要ですが。木のスプーン、フォークのメッリトも告知されていない。パッと見は、かわいいかもしれませんが、それだけで終わっているような感じがします。

売場の人も昔と違って、さらにたいへんなんだぁー?
でもたいへんだというまま放置して、売場がきちんとできなければ、さらに売上も地盤沈下し、安売り合戦で利益も疲弊していくわけです。

お客さまからすれば、非食品の商品は別になくてもコトが足りる商品ですから、必要な時に別に近くの店で買えばいいということで、売上も確保しづらくなった。

でもスーパーは、商品と共にお客さまにPOPなどでお客さまにとって有益な情報提供していますか? ということです。
でも先日のヴィレッジバンガードの大赤字のニュースに代表されるように、POPがお手本のような店でもそのようになってしまう時代。

ヴィレッジバンガードと言えば、昨年もMJなどでPOPやおもしろい商品を扱っているビジネスで取り上げたりされていました。でも時代の流れにそぐわなくなってくるとお客さまからも指示されなくなる。

やはりスーパーが、セルフサービスで商品を提供するのが基本と言っても、やはり適正な人の配置がなければいけないと思うのです。

特にシニアの方が多くなり、商品を探したりされるわけで、売場にはほとんどスタッフの方がおられない現状を考えると、機会ロスも大きく発生しているのではないか?と思うわけです。

もっとお客さまとの関係性を作っていくには、やはりPOPも必要ですが・・・

「会話」

じゃないかな? と思うのです。
そのために少ないなりにしっかり配置を考えていきたいものです。

つたないブログにお付き合いいただきありがとうございました。
明日も笑顔で楽しんじゃいましょうーー(笑)