敬老の日はモノではなく、楽しい時間をいっしょに過ごすのが最高のギフト

今週は、天気の悪い日が続きそうな感じの1週間ですね。
こんな天気が続いて、気がつけば秋が深まっていくんですね。

来週は「敬老の日」「お彼岸」と社会催事、記念日販促が続きます。

敬老の日って、昔は9月15日だったのですが、2003年のハッピーマンデー制度から第3月曜日に変わりました。

らおは、敬老の日は、昔から9月15日に設定されていたのには、いわれや理由があるのに、そんなことを考えず、単なる経済効果だけで第三月曜日に移行した意図がしっくりこないなぁー?
このハッピーマンデー制度が出来た頃から思います。
そんなことをサックとブログにまとめてみました。

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画像は昔のものですが、敬老の日と言えば、対象ギフトが売場に並んでいます。らおも数回、ギフトを渡しましたが、おじいさん、おばあさんの望んでいることはギフトじゃないように思います。

そもそも「ハッピーマンデー制度」ができた理由は、連休を増やすことによって国民が旅行などに行く機会を増加させて、経済政策的な側面を改善しようとしたようですが、果たして本当に旅行する人々が増加したのだろうか?

たぶんそんなに変わらないんじゃないかな?

と思います。

敬老の日は「長い間、社会につくしてきたおじいちゃん、おばあちゃんを敬愛し、長寿をお祝いする」とされています。

●敬老の日が、9月15日になったのは?

・593年9月15日
大阪・四天王寺に聖徳太子が、身寄りのない老人を救うための施設「悲田院(ひでんいん)」を設立した日。
・717年9月15日
元正(げんしょう)天皇が、年号を養老とし、高齢者に贈り物をした日。

にちなんで、「年よりの日」にしたことから、1964年(昭和39年)に老人の日、1965年(昭和40年)国民の祝日・敬老の日に制定されたようです。

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売場の各所で、敬老の日のギフト訴求はされていますが、ただ単に既存の売場にPOPを付け替えたくらいの売場なので、ほんとうにギフトとして、商品をお届けしたいの?と思います。 この売場じゃ・・・中途半端で伝わらないと思います。

そんないわれのある日を、単なる経済効果だけで変えてよかったのかな? って思います。

敬老の日って、らおもギフトを贈ったことがあるのですが、何を選ぶか? 難しいんですよね。
ギフトを贈れば、当然、喜んでくれます。

でもパジャマとか?帽子とか? ラッピングイメージを演出して売場を作っているのですが

敬老の日は、モノギフトを贈る日じゃない!!
感謝をこめて、こころを贈る日!!

と思うのです。
だってギフトを贈っても、使わずに大事にとってあるのです。
贈った方としては使ってよーー!! という気持ちがあるのですが、大切にとってくれている。

そんなことを考えると

●敬老の日って、モノを贈ることじゃなくて・・・

少しでも長く楽しい時間を共有して過ごすことなんじゃないかな?

って思うのです。
お盆に帰省して、そんな時間を過ごされた方もきっとおられるでしょう。そんな方はそれでいいと思うのです。

別に敬老の日だからごちそうは食べなくてもいいと思います。
ステーキとか? お刺身? とか・・・ニューサーティ世代の視点ではなく、日ごろ、食べているモノをいっしょに食べればいいと思います。

遅かったかもしれないけど・・・

らおもおやじのすぐそばの家に住んでいながら、病床におやじが伏せるようになって、改めて、おやじといる時間を少しでも長く取って接していたいなぁー!!

って思います。
二世帯住宅なども進んできていますが、大半は核家族状態。
モノをギフトで贈るより・・・

一年に一回の敬老の日くらいは、楽しく過ごす時間を作ってみませんか?

今年の敬老の日、らおは、病院のベッドの横で楽しい時間を過ごそうと思います。

つたないブログにお付き合いいただきありがとうございます。
やはり年を取ると「寂しい」
それはモノでは癒せないのです。

敬老の日、笑顔で幼少期の思い出でも楽しく話したいものです。
きっと笑いが広がりますよ (笑)