最近、新しく入ったスタッフが、困っているシーンを会社でよく見るので、ずっと気になっている。
それは中間のクライアント様担当者から
●10年前の既存データを引っ張り出して変更してという依頼。それも超安。
●夕方の業務のつなぎで、明日の朝までに修正。
●最終クライアント様の資料丸投げ。
と毎日のごとく急ぎの仕事が入るから。
スタッフは夜遅くまで、深夜残業している。
中間クライント様の担当者は、帰って連絡がつかない。
たとえば依頼してきた中間クライント様の会社の内部でしたら、この値段で出来るか? ということすら理解していない。
既存データの変更と言うだけで、1,900円とフレームをつけられる。深夜にデータを探すことを考えても業務単価と合わない。
そして修正もきて、1,900円。
そんなモラルのない依頼に「デザインデータの価値」を考えさせられる。
既存データということで、何度も使い回ししてもいいとは思わない。
そんなことをサクッとブログにまとめてみました。
起業以来、ずっとスタッフのワークシフトバランスのことを考えて、仕事のやり方を話してきた。でも旧態依然の方法でしか?仕事のできない人もいる。
仕事と私生活のバランスをしっかり考えていこう!
と言い続けてきました。
デザインや広告などの会社は、不夜城のような状態で、今も仕事をしているところがあるかもしれない。
でも、らおは、仕事にメリハリをつけて、早く切り上げられる日は、楽しく飲みニュケーションしたい方です。
ただスタッフも業績が苦戦しているので、仕事を受けようとしてくれているんだろう。
でも 仕事の業務単価と請求単価がアンバランスであれば、いくら頑張っても、会社業績を悪化させるだけということが理解できていない のが、現在、残念な結果につながっている。
これもらおの説明不足になんだろうな?
現状のつなぎ状態では・・・
仕事を受けない方がまし!!
新しいことにチャレンジしよう!!
という状態。だっていくらやっても「赤」しか生まないのだから。
伝わらないのは、よく言われる「ゆとり世代」問題
なのか? ただただ業績立て直しの中、反省するばかりです。
せっかく新しく入っていただいたのに、ストレスをためるような業務ばかり・・・!! させて、すいません。
今月から入っていただいたお二人の方は、他社で数多くの経験もされているので、組織にヘッドを置いても機能しないので、ヘッドは置かないことにしました。フラットな組織。スタッフ全員を、らお直轄の組織に変更して、新しいことにチャレンジしていこうと考えています。
そんな組織にしても、一日に何回も「この業務をすぐやって!!」といううんざりするような電話が掛かってきて、スケジュールが調整できず、深夜まで業務をこなしている社員が存在している。
らお的には、業務と私生活のバランスを改善していきたいから・・・このような状態は改善していかないといけないと思っています。
もしかしたら、仕事欲しさに泣き寝入りしているそんな会社って多いんじゃないのかな?
この価格じゃないと仕事をお願いしないよ・・・
今までよく言われてきた言葉です。でも時間業務単価など考えると利益を産出するのは難しいものです。
らおはそのためにアンディーンノアという「会社の価値」をみんなで話し合いながら、価値の確認と共有を進めてきました。
だから価格だけの仕事は、お断りしています。
●デザインって・・・
見る人によってとらえ方、見方が異なるので、当然、価格価値判断も違ってきます。でも依頼された方が納得をいただければ、それで「〇」なんじゃないかな?
要は 中間に入っている業者がデザインがわからないということが問題です。 単なる伝書鳩でマージンを取る。
●どうしてこのデザインを組んだのか?
●デザインの強調ポイントは?
などなど説明できないから、最終クライント様の言われている表面の部分だけをつないでくるので、修正も山のごとくになってしまう。こんなイタチごっこのような仕事を改善しようと思いました。
そこで高島先生のセミナーで「Can」「Must」のマトリックスを教えていただいたので、さっそくエクセルで作って活用するようにしました。
この表と実際の業務を分析して、時間の管理を進めていかないとなし崩しでうまくいかないなぁ?って考えました。
優先項目には、毎日30分SNSなどの時間を使って、個人の情報を発信も仕事として取り組むように入れました。
SNSでの個の情報発信は、仕事の一部!!
今の時代にはこれが必要なのです。
無形の知的財産・・・またデフレに触れようとしている今だから考える時期にあると思うのは自分だけでしょうか?
つたないブログにお付き合いいただきありがとうございます。
らおは笑顔で業務をしていかないとそれがデザインに現れるんじゃないかな? って思います。
だから楽しく笑顔で過ごしたいなぁ (^^)