モノを売り切る方法は考えた分だけある(笑)

こんにちは~ ♬
売り切る仕掛人 匠(たくちゃん)です。

事務所の周りのビルは、パチンコメーカーが入居して、固まっている地区だ。
僕は、パチンコをした事がないので、メーカーのことはわからない。でもパチンコ台の展示会などの時は、ビルの前にのぼりが立ったりするのでおもしろい。

・必殺仕事人の中村主水
・アグネスラム
・最近は「冬のソナタ」 など

いろんなキャラクターののぼり、ポスターが道路に面して並びます。そんな演出を見ているとパチンコは知らないけど、演出物を見るのは、なつかしさがあっておもしろい。
そんな会社が集まった一角に、僕の小さなデザイン企画会社の事務所がある。

少しパチンコ台の話しが長くなりました。(笑)
今日お話ししたいのは、目の前にあるお酒倉庫のお酒販売の話しです。

在庫置き場って、ロット割れしたモノとか?売れ残ったモノをポッと棚に置いてしまう。それが積み重なっていくとデッドストックになる~~ (笑)

2カ月くらい前だっただろうか?

「以前行っていた倉庫販売、再開します!!」

っていう、ポスティングチラシが入っていた。
チラシを見て、僕が飲みたい銘柄のお酒も紹介されていたので・・・

見に行きたいなぁー!!

でもこのポスティングチラシには欠点があった。
それは場所がひと目でわからなかった。

チラシを見ながら・・・場所はどこだろう?

と思っていたら、小さな字で書いてあった。
地図を見ると会社の前だった(笑)

お店の名刺、ショップカードって、
お客様に伝わるように地図を入れることが大切です。

だってリアル店舗で、場所がわからなければ、どんなに魅力的な商品が並んでいても、お客様は来ないのですから・・・(笑)

オープンの前日に「明日から楽しみだなぁー!!」って思っていた。時々見える倉庫の中の箱のお酒の銘柄、おーっていうお酒もあって期待してた。

朝9時からオープン!!
チラシにオープン時間が告知されていたので、いつ開くんだろうって楽しみにしてた。当日、お昼過ぎに、のぞいてもシャッターが開かない。
いつ開くんだろうっと思っていたら、シャッターが上がっていたのは、3日後だった。

それも棚に置かれているお酒~?!
90cm幅の棚に、720ml1本だけのせられている。

超寂しい感じ~~

・・っていうか?
この状態では、興味があっても入りにくいんだなぁ~~!!

とりあえず入ってみた。
どんな接客されるんだろうって思ったが、ずっと黙ったままだった。この人、売る気あるのかな?

思ったりしたが、お店の運営に慣れていないんだろう~
と思うことにした。

並んでいたのは、焼酎中心だったが、賞味期限切れとかではなく、一般のお酒屋さんで並んでいるお酒だった。

僕はどうせ倉庫販売するんだったら・・・

賞味期限が迫っているお酒をちょっと安くして、
処分価格で並べればいいのにと考えた。

いつまでも在庫で置いていてもしょうがない。
少しだけ売れ残った商品って、チリのように後方の在庫で積もってくるように溜まるんです。

この在庫処理がけっこうたいへん
僕も家庭用品で、食器などを販売していました。

特にお皿は、家族人数枚数買われていく方が多くて、
たとえば4人家族くらいなら5枚くらい買われて行きます。

夫婦二人だったらどうでしょう?

だいたい2枚なんですよね~~♬

食器ってお皿だったら、1種類30枚くらいのセットでお店に入ってました。30枚ちょうど売れればいいのですが、ジャストで売れることはなく、3枚くらい残ったり、足らなくて追加したりで、必ず何枚か? 残るのです。

残った商品をどう売り切るか?

それが僕の楽しみでした。

・処分価格で追い出し
・ミックスマッチで、○本、○個、よりどりで追い出し
・セット販売
・理由あり商品企画   などなど

商売ですから、損得はけっこうシビアに展開していました。
でも処分する時は、原価を気にして思い切った価格でした方が、後から入荷する商品の在庫スペースなど考えるとよかったです。

要は、一時期大手スーパーでも流行った企画

「理由あり商品大処分市」

です。この企画は、メーカーなどの仕入れ先の契約在庫も導入して、初めの頃は人気しましたが、売れているという情報を得るとすぐマネするお店が出てくるので、ロケット型のライフサイクルで、一瞬でこの企画は市場から消えてしまいました。

僕はこの企画の仕組みを見た時に・・・

メーカー在庫を叩いて仕入れて売るのではなく、お店の後方に残っている商品をどうして理由あり商品で処分しないのかな?

って提案したことがあります。
仕入れるということは、いくら頑張って売っても、また売れ残るりが発生するのです。いたちごっこのようなモノです。

時期を決めて、一度後方の売れ残りをすっきり処分する日を決めてもいいのではないでしょうか?

特に気温が急に上がったので、春物の処分にお店は困ったりして・・・

●お酒の倉庫販売も、入荷に合わせて・・・

まるで海の満ち潮引き潮のように生きた使い方をしたいものです。チラシをポスティングしたことで、どんなお客様がどんな欲求を抱いてこられるか?

ちょっと倉庫を改造して、遅くまで仕事をみなさんされているので、立ち飲み缶詰バーでもいいんじゃないかな?

いろいろ考えれば、お酒を売るだけでなく広がって、楽しいものです。高野山は、暑かったので、少し疲れました。

こんな時にいっぱいあればいいですね~~~ (笑)