こんにちは~ ♬
売り切る売場仕掛人 匠(たくちゃん)です。
子供服売場のランドセル売場をイメージして下さい。
お店によって異なりますが、一番メインの売場に、GW前からドーーンとランドセルが広がっています。
でもGWから3カ月が過ぎようとしている現在、
売場が変わっているかというと変わっていない。
あれっ?
って感じです。GW前に売場に、ギフト需要を狙って
導入期にいきなりドーンと拡大陳列して変わっていない。
しかも3ヵ月、まったく同じ売場?
もしかして、このまま年明けまで走るのかな?
ゾゾゾーー!! ドン引き
って感じです。
ランドセルのPOSデータは、過去のデータもかなりの量が蓄積されているはずなのに、うまく売場で活用できていない。
データは、取って蓄積するだけでなく、活用したいものですね。
・いつ売上のピークがあるのか?
・いつどんなお客様がが購入されたのか?
・購入目的は、ギフト需要なのか、実需なのか?
という感じで考えていけば、売場作りにも活用できて
過去のデータが1年だけならブレはあるけど、10年くらい蓄積されていれば、計画も立てやすいはずです。
ランドセルは、5月5日のこどもの日スタート
おじいちゃん、おばあちゃんが進学のお祝いを兼ねて、ギフトで贈られるケースがスタート。そして孫の日、クリスマスと続いて、ギフト需要で売上が発生する。
でもその合間は、逆に他の商材でスペースを使いたいはず。
その辺を計画的にPOSデータを参考に組めばいい。
同じ人が何年も担当していれば、POSデータより正確に売場のアコーディオンができる。
まず過去のPOSデータを分析して、販売計画を立てよう!!
各社の売場を見て感じたのは・・・
接客する人不足感だ。
ランドセルは、接客商材だ。
使う子供のことを考えて、購入するわけだから、機能がわからなければ、購入しづらい。特にランドセルは、毎年機能が改良される。
商品は、まったく違うけどご飯を炊く炊飯器と同じで、価格は、ピンからキリまである。時にピンの商品は、値段の高い商品がラインナップされているけど、他社商品と比較しても違いがわからない。同じような機能でもメーカーによって、機能名が違うから・・・
違いがわからないとお客様は、買わずに帰ってしまう。
●接客の人不足は、クリアできない問題だから・・
お客様にひと目で、ランドセルのセールスポイントが伝わるようなPOPなどをきちんとつけるべきだ。
いつもお話しするメーカー名、サイズ、価格だけでは、お客様には、そのランドセルの価値が伝わらない。
そして大切なのは、メーカーのリーフレットなどに載っている言葉ではなく
・ランドセルのおススメポイント。
・このランドセルを買うと子供さんにどんなメリットがあるか?
・耐久性の理由 など
スペック言葉ではなく、お客様に伝わる言葉で、きちんと伝えることが出来るようなPOPをピン商品には作成して、きちんとつけるべきだ。
接客が、十分出来なくても、お客様が選べるお店の売場を作ること。
それがセルフ化!!
チェーンストアは、セルフ化が中心、セルフ化のお店でお客様に価値を伝える売場。
だからプライスカードだけをつけた売場は、お客様も買物を十分楽しめない。楽しめないから、商品にも興味がない。
人手不足が依然として深刻なら
まずセルフで売れる売場を作るのが必須だろう。
そんなことをランドセル売場から感じた。
子供さんの笑顔があふれるランドセル売場になればいいですね(笑)