季節の初物は、早く食べるから価値がある

Hola Todosーー(^^♪

季節の初物って、並び始めた時って、値段高いですね。

値段が高いのにも意味があるんです。
まだ出回る量も少ない「初物」ですから、エネルギーが高いのです。

エネルギーが高いから「初物食べた!!」ってテンションも高くなるのです。

高くなると運気が上がるのです!!

風水を使って、家の中を整えた感じです。

お盆前から、家の近くの道の駅にはシャインマスカットがところ狭しと並んでました。子供の頃は、デラウエアをよく食べました。皮をむいて、凍らして食べました(笑)

現在は、シャインマスカット!!
高嶺の花ですが、道の駅には、たくさんのシャインマスカットが並んでいます。

僕がお店にいた頃は
お盆過ぎから農産売場には、中国産の「まつたけ」果物の「幸水」「豊水」の梨が並び始めます。初物だからそんなに売場の面も取られていません。

まつたけって、秋の味覚の代表格のイメージがあります。
まつたけ見たら、秋だなぁーー!! って感じます(笑)

今年は、食べたいなぁーー!!

「まつたけ」「ぶどう」「梨」「新物さんま」「釜飯のもと」が売場に並び始めると、暑い日々は続きますが、さらに秋の意識が加速しますね!!

●売場の演出ツールも

「お盆」➡「秋の味覚」 

今年は、どんな食材で料理が楽しめるか? 思いは馳せるもの。

●春は冬の間、土の中で眠っていたモノが、にょきにょきと出てくる旬なイメージ。
●秋は、暑い夏を通り越して、成長したモノを収穫するイメージ。
季節によって、大切にしたいイメージは違うもの。

さんまは、学生の頃は、一匹98円で秋の味覚の代表でしたが、最近は小ぶりで高嶺の花ですね。

初物は、初めは入荷量も少ないので、やはり演出が大切。
買物されているお客さまは、やはり季節の初物には敏感。
敏感だから、多少高くても「食べたい」という気持ちが優先する。たいはんのお客さまが、そんなニーズを持っているので、食材自体のエネルギーも上がる。

よく考えると、ここ数年、まつたけは口にしてないなぁ? 

 

●まつたけと言えば・・・

単価も高いし、売上貢献度を考えるとうれしいモノだ。
でも高根の花だから、そうそうお客様も手が出る食材でもない。

もしかして今の若い人の中には、まつたけの調理方法を知らない人がいるかもしれない。
だからまつたけを買わない人もいるかもしれない。
わざわざネットで調べて、調理方法を確認するにしても、ちょっと割高なモノ。

購入ニーズを高めるために
売場にまつたけの調理の楽しみ方を紹介したPOPがほしい。
残念ながら、最近は、昔はどのお店でも、そんなPOPはついていたが、ここ数年は、味覚の楽しみ方POPを見かけない。

つけて、展開されているのは寂しいかな?
品名、プライスしか情報のないプライスカードだけ。

でも、もっと大切なことがある。
それは僕が、お店で家庭用品の担当の頃、よくやったこと。

「土瓶蒸し」「ミニ釜飯」「飛騨コンロ」

を、農産のまつたけ売場に持って行って・・・

「すいません・・・!!
少しの場所でいいので、この三品をまつたけの横に置かせて
とか「魚焼き網を、少量、さんま売場に置かせて」

とお願いに行って、展開させてもらったこと。
家庭用品売場で、土鍋、すきなべなどの鉄器と並べて売っていても売れないモノが、食材売場で展開してもらうと売れ方がまったく変わってくる。

最近は、食品スーパーのみ直営で、昔のように食品、衣料品、暮らしの用品を直営で運営する総合スーパーが少なくなったので、展開は難しいかもしれないけど、お客さまの買物を考えたら、食材のそばに調理器具もあった方がいい。

たとえば土瓶蒸しなら週末の土日に
家庭用品売場ではよくて「5個くらい」、でも食品売場で展開させてもらうと最低でも「12個」は売れた。
これは中型店での実績なので、大型店ならもっと売れるはずだ。
最近は、灰色がかった「三島」って柄しか展開していない店が増えて、お客さまも調理道具を楽しめなくなってきているのは、残念です。

やはりお客さまの買物に気配りしているお店は、エネルギーが高い!! だってお客さまも、買い物で楽しめるから。
こんなことが売り切る売場の仕掛けにつながるんだ。

食品売場からすると少しでもスペースを他の商材で取られることは、売場の責任者の方は嫌がるから、最近は、展開しなくなっている。

売場の効率問題とお互い別会社っていうことかな?

私が勤務していた頃は、どのお店でも土瓶蒸しを同時展開してた。食品売場ばかりで売れたように記憶している。

●まつたけにもクロスMDが必要!!

まつたけのみパックに入れて単体で展開されているのを見かける。関連販売でスダチすら展開していない店が、ほとんどだってこと。
昔は、「永谷園のまつたけ味のお吸い物」まで同じトコで展開して、王様のまつたけを兵隊が助けていた。

売場は、まつたけを中心に、まつたけの味づくしって感じ。
まるでまつたけ城だ(笑)

現在、そんな売場を作っているお店って皆目ない。

まつたけだけじゃないけど、いっしょに展開すれば、売上がアップするモノがたくさんある。

王様には、盛り立てるスタッフが必要。
そんなこと考えるとやはり『クロスMD』は必要だ。

自分のお店のお客様がまつたけを楽しまれる姿を想像して
考えて売場を作るコトって楽しくないですか?

考えながら売場を作るとお客様が見えてくる。
売場に担当の方の楽しいエネルギーが入るのです。

今、出来上がっている売場って、本部の指示か?
何も考えず作った売場。

でも考えて作った売場って・・・
そんな思いがお客様に伝わるんです(笑)

ちょっとまつたけがらみの雑談ですが・・・
●「土瓶蒸し」って・・・

コンロに固形燃料を入れて加熱。
まつたけとすだちの香りが、口の中で広がるんだなぁー!!「幸せ」って感じ。

まつたけの香りが封じ込まれたようなスープを楽しむ。
そこにスダチの香り。
当時は、3種柄があって、980円くらいだったんじゃないかな?

●「ミニ釜飯」って・・・

ミニ釜飯をコンロに乗せて、グツグツと。
まつたけの香りとシャキシャキとした歯触り。炊き込みご飯は大好きだが、まつたけごはんは格別。

土瓶蒸しに比べると・・・
まつたけごはんって、よく食べましたーー!!
小さい頃は、そんなに裕福でもなかったからまつたけを探しながら食べて、最後にまつたけだけ食べたっけ(笑)
両親も四苦八苦して、お金を繕って、まつたけを楽しませてくれた。

●「飛騨コンロ」って・・・

飛騨コンロって、いろいろなサイズがあるんだけど、一番コンパクトなものを展開させてもらった。

飛騨コンロで、焼きまつたけ。
焼けてくる間の香りがいいのです。

秋の味覚は、短期勝負!!

食材は、エネルギーが高いものだから、エネルギーが高い状態で楽しんでもらえるよう売場も、工夫すればいいのでは?
まつたけだけでなく、他の商材もいろいろな商品が値上げラッシュなので、秋の味覚もきっと高嶺でしょう。

だからこそ売場の演出に工夫が必要なのように考えます。

いくらくらいで店頭に並ぶかな?
初物楽しみです!!